KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

PAGANI S.P.A.
オラチオ パガーニ

芸術と科学の融合が生み出すイノベーション

人は幸せを求めて生きている。しかし、その幸せとは一体何だろうか?それぞれの価値観と生き方がその意味を決めている。賢者はある言葉に感銘を受け現在に至るまで、その哲学を守り続けていた。そんな賢者が語る幸せの定義は仕事をする全ての人に届く言葉だろう。そんな貴重なインタビューを是非聞いて欲しい。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 オラチオ パガーニ
会社名 PAGANI S.P.A.
出身地
出生年 1955年
趣味 音楽、アート、スポーツ、家族
休日の過ごし方 自転車、犬の散歩、旅行
座右の銘 『シンプルな中に偉大なものがある』
日本を背負う若者へのメッセージ たったひとつの人生のレシピを持つことは難しいものです。自分自身の直感、情熱、夢に従い、しっかりとした規律をもって厳しく働く事です。慎ましくて幸せに思いましょう、「一歩一歩を着実に前進して行くことができる」「飛躍することができる」「夢を見ることができる幸運」。私にはこれ以外に幸せのレシピはありません。人生とは授かりもので、素晴らしいもので、プレゼントされたものなので、私たちは一刻一刻を全身全霊で生きなければならないのです。

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少~学生時代

    私はアルゼンチンで生まれました。子供のころからデザインアートに興味があり、大きな情熱を持っていました。13~14歳のときに、レオナルドダヴィンチのある言葉に衝撃を受けました。「芸術と科学は互いに手を取り合って共に歩んでいける」と。芸術に興味があった私ですが、その言葉と出会ったことにより科学にも大変な魅力を感じました。私は「私の進むべき道」を見つけ、今でもレオナルドの哲学は、パガーニ社の、そして私の人生の哲学でもあるのです。私は子どもの頃から絵を描いており、物心ついたときから鉛筆を握っていたと思います。15歳のころ、私は母に「ママ、僕は車のデザインをするためにモデナへ行くよ」と言っていました。18歳のとき、既にアルゼンチンで小さなアトリエを持っていました。ほぼ私の手作りのアトリエです。20歳のころに初めてレーシングカーを作り、それからイタリア行きを決心しました。

  • 社会人時代

    イタリアでは最下級の階級から仕事を始めました。2年後にはカロッツェリア(ランボルギーニ)の総責任者になっていました。ランボルギーニとは1991年~1992年頃まで一緒に仕事をしました。

  • 起業のきっかけ

    ランボルギーニは混合素材で車をつくるチャンスを与えてくれました。いわゆるカーボンファイバー素材による製作です。それが1984年から1985年のことでしたこれは大変素晴らしい経験でした。共同製作(開発)は、とてもポジティブな経験だったといえます。

  • 起業当初

    私はお金のことを考えながら働いたことは一度もありません。お金のことを考えたことがないのです。でも金銭的援助を受けたこともありませんでした。私の仕事も会社もすべて、自立した形で前進させることができました。大きな犠牲は払いましたが、完全に自立した方法で前に進んだのです。事実、パガーニ・アウトモービリの株式は94%私の家族が持っています。

  • 今後の目標

    混合素材分野では、素材開発に取り組んでいます。私たちはこの技術の研究を続けて行きます。それから、クリエイティブな観点で申し上げるとやることは山のようにありますし、たくさんつくり出さなければなりません。私たちにはインスピレーションを与えてくれる素晴らしい自然があります。そして私たちには、物事を成し遂げようという大きな欲そして愛があります。ですからさまざまな分野で、私はたくさん計画を持っているのです。

COMPANY

会社概要

企業名 PAGANI S.P.A.
所在地 Via dell'Artigianato, 5 Vill. La Graziosa 41018 San Cesario sul Panaro
Modena Italy
業種 サービス - コンサルタント
設立 1992年
従業員 60人(約)
事業内容 自動車開発・製造
URL http://www.pagani.com/
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