KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

城北化学工業株式会社大田友昭

個性溢れる理論派

城北化学工業株式会社 大田友昭
この映像・情報は 2012年7月 当時のものです

内容

混迷する時代において、予測不可能な未来ばかり。そんな時代に目標を持つ事は意味を成さない。それでも賢者には夢がある。それは他者と共有するものだから。彼は現実的ではあれ、理想家なのかもしれない。

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男性 1960年代生まれ 東京23区内の会社 ユーモア サクセス

城北化学工業株式会社

亜リン酸エステルを中心に、有機リン化合物の専門メーカーである城北化学工業株式会社。時代のニーズに応え続けた賢者の次の一歩とは・・・?

氏名 大田 友昭
会社名 城北化学工業株式会社
出身地 東京都
出生年 1964年
こだわり 直感、スピード、勇気、簡潔 
趣味 テニス、カラオケ、スパイ映画鑑賞
特技 英語で外国人と徹底的に議論すること
休日の過ごし方 家族とテニス
座右の銘 Truth Alone Triumphs(真実のみが勝利する)
心に残る本 『正法眼蔵・現成公案』(道元)、『自省録』(ローマ皇帝マルクス・アウレリウス)
尊敬する人物 ウィストン・チャーチル
現在の仕事の魅力と苦労 2001年父急逝のため、36歳で社長に就任しました。同年9月同時多発テロがあり、その後ITバブル、北京オリンピック、リーマンショックと波乱万丈な時代を乗り切り、大震災に遭遇しました。グローバル化と事業転換を図り、2012年3月期は売上過去最高を記録しました。
日本を背負う若者へのメッセージ 現在、日本は大変な状況にあります。こういう時期には親、上司、先輩の言うことに単純に従うのではなく、自分の頭で考え直感を信じ、他人任せにせず自分で決断し行動することです。とかく日本においては目上や親戚に従うことを重視しますが、時代は変わり、パラダイムは変化していきます。若者が真に自ら決断し行動することができるようになれば日本も再興すると信じます。
幼少~学生時代 幼少期はあまり深く記憶に残っていません。ごく普通の家庭でどちらかというと、父が事業を立ち上げた時期なので、裕福ではなかったとの記憶があります。中高生時代もごく普通の生徒だったと思います。ただ時代の雰囲気に迎合するのが嫌いで、10代後半に留学の機会があり、ゼロから英語を学びました。アメリカやロンドン、マドリードに滞在し、3年間の日本での社会人生活の後は米国の経営大学院に進学しました。以来、仕事と私生活ともに文字通りグローバルになり、最近は中国との取引が多く、長男は現在米国の寮制高校に通っています。昼は仕事で海外とのやりとりが多く、夜は長男の学校と教育についての相談をよくしています。
社会人時代 米国で数年間勉強した後、大手化学メーカーに就職したものの大阪、和歌山で繊維業界の仕事をしたのでグローバリズムと浪花節のギャップに苦しみました。しかしながら、今となってはそれが大変良い経験になっています。大学院就職後は欧州系飲料関連企業、その後米国の航空会社で仕事をし、欧州や米国企業の特徴も体験したと思います。一言で言いますと社会人一年生も経験し、我が国固有のドメスティックな部分、それから欧米の合理的と非合理的な部分も経験できたと思います。
就任のきっかけ 2001年元日に父が心不全で急逝し、当時一年間しか勤務しておらずしかも36歳という若さでしたが、父の死後3日目で社長就任しました。MBAを取得していたものの経営の経験があったわけではないので、当然不安はありましたが、その当時まである程度自由に自分のために働いてきて、人生の中で一度は人のためになることをしようと思い、社長就任を受諾しました。社員も不安だったでしょうが、よく私のような若輩を受け入れてくれたものです。
就任当初 2代目の社長として父と比較されることについて抵抗は全くありませんでした。というのも父と仕事した時間は1年ぐらいでしかも経営に関して直接学んでいたことは何もないので、自分としてはゼロからのスタートでした。加えて性格が自由人的な部分があるので二代目のプレッシャーなどは幸いあまり感じませんでした。確かにトップとして自分の意見をどのくらい通して、またどのくらい他人の意見を取り入れるかどうかに関しては悩んだ時期もあります。それにはヘーゲル哲学弁証法における止揚の活用、そして禅宗の哲学も大変参考となりました。つまり決断をする際には自分が最終責任者になりますが、自我をまず滅却して、白紙の部分から他人の意見と自分の意見を包括的に捉えることが大事で、自我に執着していては継続的に正しい判断をすることは難しいということです。私見ではワンマン社長はこの自己否定を一度してみるというのが難しいと思います。自己否定から展開していく手法は止揚を伴うヘーゲル哲学の弁証法の技術です。哲学としての禅宗においても同様のようです。
今後の目標 ナンバーワンになるとか売上を倍増するというスローガン的なものはどちらかと言うと経営者の野心的なもので、従業員の心に訴えるものではないでしょう。企業は英語ではGoing Concernとも言いますが、つまり継続する組織です。急激に成長したり、買収したり、されたりすることが目的ではないと考えます。ですから目標としては継続することで、そこに若干の業績の成長が年々見られるようであれば素晴らしいと思っています。それが究極的には従業員の雇用を守り、生活の安定に寄与し、かつ企業を成長させるものと考えています。
企業名 城北化学工業株式会社
所在地 東京都渋谷区恵比寿1-3-1
朝日生命恵比寿ビル5F
業種 サービス - コンサルタント
設立 1958年
従業員 106名(2015年3月現在)
事業内容 精密化学品の製造販売業
URL http://www.johoku-chemical.com/