KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

株式会社サイバーエージェント
藤田 晋

日本経済の新しいリーダーへ。

ベンチャー企業の可能性と夢を僕等に見せてくれる彼は、何処に向かっているのか?その先に何があるのか?誰もが憧れる成功を掴んだ男は、自らの軌跡と次世代への思いを語る。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 藤田 晋
会社名 株式会社サイバーエージェント
出身地 福井県
出生年 1973年
こだわり 会議のメモ帳にスケッチブックを使うこと
趣味 ワイン
特技 ブログ
休日の過ごし方 平日の仕事の反動でよく遊んでいます
心に残る本 カーネギー「人を動かす」
尊敬できる人 自分に足りないものを持っている人です。
日本を背負う若者へのメッセージ 特に日本の若いビジネスマンというのは、日本社会に騙されているところがあると思います。できる人というのは沢山いると思いますが、閉塞感のある中で、ポストが与えられずに伸び悩むケースが多いと思います。本当は若くても活躍する場を与えられさえすれば、活躍できるものです。僕も24歳で会社を創って、26歳で上場しました。起業でもいいし、ベンチャー企業に入社してもいいのですが、そういったポジションで頑張る事で、日本経済を若者の手で活性化させてほしいと思います。

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少〜学生時代

    小さい頃は負けん気が相当強い子どもでした。父に不満や反感があったわけではないのですが、いつの頃からか父のようなサラリーマンにはなりたくないと思うようになっていました。中学生の時には1500人いたマンモス中学校で生徒会長を務めておりました。その一方で仲間とバンドを組み、将来ミュージシャンになろうと本気で思っていました。しかしながら、だんだん自分の音楽的な才能に疑問を抱くようになり、バンド仲間に「俺は音楽あきらめるけど将来レコード会社を作って絶対にお前をデビューさせてやる」と言って音楽を断念しました。「俺は自分でビジネスを起こし成功する人間になる」とその時決心しました。 起業家になるには、大学に行くしかない。とにかく東京に出ようと考え、大学受験に必死に励みました。大学時代は、雀荘でアルバイトしていました。目標を見失い、何のために東京に出てきたのかよくわからなくなっていました。

  • ターニングポイント

    前向きに変えようというよりは、追い込まれたから考えるようになったという感じです。アルバイト先のバーでバーテンの人に「学校も行かないのだったら、ここに就職しろ」と言われました。もしくは「自分の目標に向かって何かするか」 2つに1つだと詰められました。一応大学まで行っているのにも関わらず、そのバーに就職するのはさすがに嫌でした。やむを得ず将来の夢を思い出して、レコード会社を創るという事は経営者になるという事だと思い直しました。そのために何かしなければという事を考えるようになりました。

  • 入社のきっかけ

    将来経営者になるため何か第一歩を踏み出すのに、大学の経営学部の授業で経営の学問を学んでも、何の足しになりそうな気がしませんでした。何か会社の中身がわかるような、意味のある仕事をしようと広告代理店でアルバイトを始めました。当時の僕の10歳上ぐらいで、30歳前半くらいの社長が創った会社でした。アルバイトの僕にも社員のような扱いで、飛び込みで飲食店や病院やお店に入って、フリーペーパー広告を販売するといった非常にハードな仕事でした。大学卒業後、その会社に入ろうか、そのまま起業しようか、などと色々考えましたが、結局就職活動をしてインテリジェンスという会社に入社しました。

  • 起業のきっかけ

    インテリジェンスでは営業の仕事ですが、採用の広告やDMの制作などを請け負っていましたので、アルバイト時代に多少経験があった分野でした。だから新人ながら、同期入社と比べると明らかに仕事ができていました。その点でちょっと有利でした。 どこかの時点で独立をしようと考えている中、意外に早くきっかけがありました。就職2年目の頃、学生時代にアルバイトしていた会社の経営陣がクーデターを起こして、お世話になっていた専務が辞めるという話になりました。その専務に「一緒に会社を創りましょう」と僕が声を掛けました。最終的にはその専務とはやりませんでしたが、そういったことがきっかけで起業を果たしました。インテリジェンスの宇野社長が起業する際、投資をしたいと言って下さり、インテリジェンスからも出資を受けて始まることになりました。

  • 起業当初

    起業当初はインターネットの営業代行で始めました。インターネットは、非常に大きな分野なので、その中で「技術者やクリエイターが多いものの、営業が弱くて収入にならない」とか、「すごくいいメディアやコンテンツを創って運営しているものの、収益にならない」と言ったことで連携を望む会社が増え、可能性が広がりました。その代行をしている中で、有望だと思ったクリック報酬型のバナーネットワークの事業一つに絞り込んで、経営資源をその事業に集中させました。 また「会社創って2年で上場します」と何の根拠もなく宣言していました。言い続けていたら、証券会社もその気になり、また社内もそんな雰囲気になりました。僕が何の根拠もなく言っていた事が、言い続けたことによって、実際に実現していきました。

  • 今後の目標

    「21世紀を代表する会社を創る」という事を我々はビジョンに掲げています。当然20世紀のソニーやホンダのように世界的に成功し、社会的な影響を持っている会社にならないといけないと思っています。 閉塞感を感じる日本社会で若い人達がインターネットなどの新しい産業で成功を収める事で、日本経済を活気付かせて行きたい思っています。

COMPANY

会社概要

企業名 株式会社サイバーエージェント
所在地 東京都渋谷区道玄坂1-12-1
業種 サービス - 広告
設立 1998年
資本金 7,203,328,882円 (2012年3月現在)
従業員 連結2,139名
事業内容 インターネットメディア事業 インターネット広告代理事業 投資育成事業
URL http://www.cyberagent.co.jp/
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