リンパ球バンク株式会社
藤井 真則

この映像・情報は 2016年9月 当時のものです

「想い」という言葉は嫌い

今、がん免疫治療の最前線で活躍する賢者。「想い」を問われると、「社員には“思い”を排除してくれと言っている」と答えた。自分の頭の中で勝手に思っている分だけ考えなくなり、間違える。それがその発言の真意だそうだ。「一年で40万人以上が癌で命を落としているこの国で仕事をするのに、想いに浸っている暇などない。」賢者はそう締め括った。

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賢者プロフィール

氏名 藤井 真則
会社名 リンパ球バンク株式会社
出身地 大阪府
出生年 1960年
趣味 人類史の探求
特技 尋常でなく声が大きく、何時間でも連続で講演できる
座右の銘 吾々の心が天を受入れる限り、吾々に敗北はない
心に残る本 『本音で生きてください』高麗恵子氏
尊敬できる人 いだきしん氏
現在の仕事の魅力と苦労 人の役に立つこと。通常、ほぼ死に至る進行性のがん患者でも、元気になっていただける可能性があること。但し、現行の医療制度に馴染まず、免疫に関する誤った情報や紛い物が蔓延している。
日本を背負う若者へのメッセージ 自分で考えることが何より重要です。ですから自分で考えるようにしてください。

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    二歳で舌を切り、三歳で白血病・余命宣告、十歳で脳内出血。仲の良かった原爆二世の従兄弟も白血病で世を去り、幼少期より医学専門書を読み、ライフサイエンスに関心をもち始めました。大阪大学理学部生物学科に進学し、細胞生理学や分子遺伝学などを学びました。

  • 社会人時代

    三菱商事バイオ医薬品部門にて、欧米等で新薬を開発、エビデンスを構築の上、日本の医薬品メーカー等にライセンス供与。薬で、がんは治らない事実と、体内に存在するNK細胞の活用が鍵を握ることを理解するも、NK細胞の実用的な培養は困難を極め、医療制度上も事業化は難しい現実に直面しました。年中、海外出張が続き、過労による致死性ウイルスの感染症に気付かず、ハングライダー操縦中に事故、手術中、多臓器不全に至るも人工心肺で命をつなぐ体験をしました。いだき講座との出会いで人生は変わり、更に、経営とファイナンスの本質も学びました。これを事業で活かすべく、企業投資部門に移籍、総額155億円の国内初の本格的な経営参画型ベンチャー投資ファンド設立を担当し、CEOを含め、投資先13社の取締役就任しました。

  • 社長就任のきっかけ

    がんは、本人の正常細胞に、本人のがん細胞が紛れいてるため、治療が難しい。細菌には、細菌特異物質が存在し、これを標的に抗生剤が細菌を狙い撃ちすることができますが、シンプルな標的物質が存在しないがん細胞を狙い撃つ物質は存在せず、がん細胞だけを傷害する薬は開発不可能と言われています。体内に分散するがん細胞を特異的に狙い撃てるものとしてはNK細胞以外にみつかっていません。ところが、このNK細胞の培養は非常に難しいのです。がん細胞を傷害する「爆弾」を大量に抱え、他の免疫細胞をまったく寄せ付けない圧倒的な攻撃力を有しますが、活性が高い野生型のNK細胞は、細胞分裂の際に、爆弾の破裂による自爆を起こしやすいのです。医薬品開発とベンチャー投資の専門家として、世界中の培養技術を調査し、唯一、臨床上の実用レベルで、NK細胞の本格培養を実現していると判断したリンパ球バンク株式会社へ投資し、社外取締役に就任しました。後に、三菱商事退社後、同社代表に就任しました。

  • 社長就任当初

    インパクトのあるベンチャーが上場する際は、法改正リスクがあります。実際、上場審査中に薬事法改正があり、適用法令を巡る解釈論を生じ、上場先送りとなったため、経営難に陥っていました。タッチの差で先行上場した他の細胞の培養を中心とする事業者が知名度向上により売上を一桁伸ばし、定期的にプレスリリースを行い、情報発信量で圧倒されました。法令解釈につき、厚労省と談判、進行がん患者が、自分の命を救った「ANK免疫細胞療法」を普及させるために創業した会社であり、ここを潰せば患者が黙っていないと主張し、医師法に基づいた事業継続は認められたものの、それでは保険適用の申請ができず、自由診療以外にやりようがない状況となりました。資金ショート目前から、当座、地道な営業努力しかなく、患者さんの口コミを中心に普及を図り、余命宣告状態であった会社を存続させたのです。

  • 今後の目標

    現在は、元京都大学の腫瘍免疫学の大家を中心に、京都細胞培養センターにて、職人集団が匠の技で、困難を極めるNK細胞の培養を行い、がん患者の治療用に供されています。この事業は、要であり、このまま漸増を図る考えです。一方、世界のがん患者の数を考えれば、今のやり方ではまったく供給が追い付きません。いわば「ロールスロイス」の手作りで培った技術と知見を活用し、「量産車」に相当する培養技術を世界中にライセンスし、がんという病気では、それほど、人が命を落とすことはない状況を創出します。

会社概要

企業名 リンパ球バンク株式会社
所在地 東京都東京都紀尾井町3-32
紀尾井町WITH 3F
業種 サービス - その他
医療・福祉 - 医療
設立 2001年
資本金 8,550万円(2016年3月現在)
従業員 29名(2016年3月現在)
事業内容 ANK(Amplified NK)免疫細胞療法を実施する医療機関に、細胞センターを提供。
URL http://www.lymphocyte-bank.co.jp/

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