株式会社アドヴァンス
諸橋 通夫

この映像・情報は 2016年2月 当時のものです

常識に囚われない自由な発想

年代を重ねれば重ねるほど、価値観に縛られてしまいがちな生き方をしてしまう。働く場においては特に、これまでのやり方や考え方を変えたくないという人も少なくないだろう。しかし、往々にして「イノベーション」を起こすのは、そうしたやり方や考え方から脱却した自由な発想が必要になる。企業の成長こそ、自由な発想が求められているのだ。賢者はまさに、常識に囚われない自由な発想を持っていた。だからこそ、会社に新たな価値を生み出すことが出来たのだ。

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賢者プロフィール

氏名 諸橋 通夫
会社名 株式会社アドヴァンス
出身地 新潟県
出生年 1947年
趣味 1950~70年代の音楽・映画鑑賞
休日の過ごし方 ドライブ、ショッピング、日帰り温泉、時には旅行
座右の銘 志有るところに道在り
心に残る本 『映画「水の中のナイフ」』ロマン・ポランスキー
尊敬できる人 ジョン・F・ケネディ
現在の仕事の魅力と苦労 仕事をしていて苦労と考えたことはありません。全て自分のためになると捉え、積極的に向かってきました。その結果、行動が変わり、考え方が変わり、周りの環境までもが変わっていきました。それが仕事の魅力でもあります。
日本を背負う若者へのメッセージ 「若いうちは苦労は買ってでもせよ」という言葉が好きで、困難な場面でも前向きに取り組んでまいりました。自分が成長出来るのではないかという期待があったからです。成長は自分の財産で、将来、人と関わるときには幅広く物事を捉え、広く対応することが出来ます。是非若いうちにご自分を鍛えてください。年を取って行くにしたがってその気力も失われて行きますから。

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代について

    小学校の時算数が好きで、難しい問題にぶつかると何日も考え続けました。ある時突然、考えもしなかった発想が浮かび難問でも解くことができました。でもこのことしか出来ない自分に不安を感じ、人としての幅を広げるため、小学校高学年から意識的に今までと違う自分にチャレンジをしてまいりました。教科書に書いてあることを努力して覚えることが好きではなく、独自性、志向性を追い求めてまいりました。大学時代は多くの映画を見て、話し合いをする日々が続きました。現実生活の体験があるわけではないので、半分くらいは観念的な発想が入り混じっていたのではないかと思っております。また体育系の部活も同時に続けた時もあり、二つの組織に落差があり、違いはどこから来るのかを考えさせられました。この体験はその後社会人になってから、組織に対する考え方、運営方法に対する考え方に大いに影響を与えてきたと思っております。

  • 社会人時代について

    建設会社に入社し社会の現実が突きつけられ、学生時代に頭の中で考えてきたことが現場では7~8割くらいは通用せず、改めて自分の考え方や行動を見直さざるを得ませんでした。現場は自分の弱いところを指摘してくれる。だからこそ辞めるわけには行かないと思い取り組んでまいりました。お客様あっての会社ですから、頑固な自分が柔軟になり、考え方の狭い自分が広く他の人の意見を聞き、受け入れるようとする。目的を達成するために必要な行動をとる。適切な指導をしてくれる先輩も大勢いる。その中で入社15年が過ぎた頃から、新しい知識・技術はあるのですが定型的な業務の繰り返しであることに疑問を感じていたところ、父から今の会社に来てくれとの依頼があり転職を決意した次第であります。入社してあまりにも文化の違いがあることに驚いたのですが、自分の志に向かって、周りを巻き込みながら改善を進めているところです。

  • 社長就任のきっかけについて

    会社の業績が安定していなかったことと、父がかなりの高齢になっていた為、呼び戻されたと考えております。もともと建設省にいた父は、技術はあってもお金を取り扱うことに慣れていなかったために、どのような運営をして良いのか自問自答の毎日だったのではなかろうかと思います。他の社員も同様で、私は2年目から役員になったのですが、取締役会はいつも1対9人の戦いでした。売り上げさえ上げれば利益は付いてくる。という売り上げ至上主義に対し原価管理の重要性を主張したのですが、業界には制度の高い原価管理手法などありませんでした。ライン上にはバラバラの数量で40~50種類の製品が送り込まれ、どのようにして管理をするのか考えていました。思いついたのが小学校時代にやった「鶴亀算」の応用でした。運よく2年間にわたり売り上げが上がったにも関わらず会社は赤字になった年もあり、こちらの主張を相手も認めざるを得ませんでした。

  • 社長就任当初について

    平成8年に社名を「アドヴァンス」に変え、平成9年に社長に就任いたしました。原価管理を実施してから収益も安定し、また災害が5~6年に1度くらいあり、災害製品を多く取り扱っている我が社には追い風が吹いておりました。しかし、これからやらなければならないことは山積しており、いかに社員に理解してもらうかが問題でした。人は一度業務のやり方を身に付けると、同じ方法でやり続けようとするくものです。慣れた作業は楽であることと、新しいことを発想しなくても良いためだと考えられます。強引に社員に変革を迫ってきた私などは嫌われ者でした。でもいつかは分かってくれると思いやり続けました。自分より年長の世代がやってきたことを否定すると、その人を否定したことと受け止められ抵抗が激しく、そのまま素直には受け止めてもらえないものであると感じました。

  • 今後の目標

    少子高齢化社会を迎え、必要性の薄い社会資本整備は減少して行くことは明らかです。既存の構築物に対する保全が必要になりメンテナンスの事業が増えて行くことは必然になってまいります。その方向を踏まえ、社の業態も変化をさせて行かねばなりません。それを具体化させ取り組んでまいります。今の事業領域で今後もやって行けるのか検討を始めなければなりません。一方、身近なところでは安全で製造原価が安く、施工性の良い商品を開発し、施工業者にも、製造会社にも喜んでもらえるよう営業エリアを広げて提供して行かなければなりません。企業及び工場等の運営につきましては完成された状態ではなく、まだ見えていない課題が沢山あります。手探りで見えない糸を手繰り寄せるようにそれらを見出し、新たな業界のスタンダードを構築して行く使命が私たちにはあると認識しております。私達の上にはいくらでも上があるという認識を持ち続け、少しでも業界、社会のお役に立てる企業として存在を認められる会社になって行きたいものです。

会社概要

企業名 株式会社アドヴァンス
所在地 新潟県新潟市中央区川岸町3-17-22
業種 製造
建設
卸売・小売
設立 1959年
資本金 1億円(2015年6月現在)
従業員 230名(2015年6月現在)
事業内容 コンクリート二次製品開発・製造・販売
URL http://www.advance-kk.co.jp

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