KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社日色保

老舗外資系企業の”ベンチャー魂”

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 日色保
この映像・情報は 2016年5月 当時のものです

内容

賢者の入社は日本法人設立から10年が経つ頃。規模や知名度では今とは比べ物にならない時代だった。会社の躍進と共に賢者は成長し、社長に就任をしていった。その意味は?賢者はベンチャー企業の魂で大企業を牽引するのだ。

関連タグ
男性 1960年代生まれ 東京23区内の会社 クール 海外

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社

総合医療・健康関連用品の輸入・製造販売を行うジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社。理念として『我が信条(Our Credo)』を中心に据える。

氏名 日色 保
会社名 ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
出身地 愛知県
出生年 1965年
趣味 バスケットボール、ゴルフ、ランニング、読書、音楽・演劇鑑賞
休日の過ごし方 スポーツ、読書、音楽・演劇鑑賞
心に残る本 『かもめのジョナサン』リチャード・バック
尊敬できる人
現在の仕事の魅力と苦労 イノベーションを通じて、まだ満たされていない健康ニーズに応えられる仕事であること。そしてそれを通じて人間として成長できること。苦労は特にないです。
日本を背負う若者へのメッセージ 貪欲にいろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。目の前のタスクやチャレンジの意味や意義がその時には分からないかもしれませんが、がむしゃらにベストを尽くし結果を出すうちに必ず見えてくるものがあります。また、これからの時代は、益々グローバルな環境での適応能力が必要となります。多種多様な文化や価値観とうまく共鳴し、リーダーシップを発揮できる能力を培ってほしいと思います。
幼少期~学生時代について 経済的にはあまり恵まれない環境だったものの、ごく普通の家庭で育ったごく普通の子供だったように思います。学校の成績もスポーツもまずまずでしたが、突出して秀でている、というようなものはなかったですね。何でもそこそこできるけど一流にはなれない、という。そのせいかどうかはわかりませんが、基本的には負けず嫌いなのに、どこかに、一番になることへの執着が薄いようなところもあるのではないかと思います。何となく世の中が高揚していた80年代に青春時代を過ごしましたので、興味の幅は広いけど、何かにつけ真剣味が足りない学生だったのではないかと。遊びの味を覚えて高校の出席日数が足りなくなり、危うく進級できない事態になったり、大学時代も勉強そっちのけでアルバイトに明け暮れる日々でしたね。
社会人時代について 社会人になったのがバブルの絶頂期で、会社や仕事に対しても浮ついた甘い考えしかありませんでした。ところが営業としての最初の配属先は地方の駐在エリア。自分のアパートをホームオフィス(といっても机と電話だけでしたが)にして営業回りをする地区で、近くに営業所もないし、上司にも一日に一度電話連絡を入れるだけ。仕事を教えてくれる先輩もいない。これで随分、自立心・自律心が養われたと思います。仕事もやりがいがありました。ついこの間まで学生だったのに、手術室の現場で新しい手技や器械の使い方を外科の先生方にご説明しているわけですから。仕事の本当の面白さを知ったのは、営業のトレーニングプログラムをゼロから開発する仕事をした27,8歳の頃です。自己完結型の営業の仕事と違い、仕組みや構造を作って会社全体にインパクトを与える仕事のダイナミズムに目覚めたというか。とにかく昼夜問わず夢中で働きましたね。
社長就任のきっかけについて 26歳で部下を持つマネジャーになって以来、ほぼ2年ごとに新しい部署に次々とアサインされ、いくつかの部門の事業部長も経験しました。そして39歳の時、臨床検査分野のグループ会社の社長に抜擢されました。社員数200人ほどでしたが、会社の管理職の中で私が最年少でした。一つの会社を運営する勉強を若いうちにできたのは非常に幸運だったと思います。その後、日本だけでなくアジアも統括するようになり、文化的背景の違う市場やチームのマネジメントを学ぶことができました。都合5年半務めたのち、J&J日本本社に戻り、ほどなく、今の職務に就くことになりました。入社後24年経過していましたが、14つ目の仕事です。このように、J&Jはかなり長期的な視点で幹部を育成していて、若いうちの潜在能力に期待してチャレンジさせる環境があります。私も、人を育てるのに一番いいのは、今まで経験のないことをやらせてみることだと信じています。
社長就任当初について 就任時は、それまで会社の成長を支えていた大型の主力製品の競争力低下による売上漸減で、前年割れが数年続いていました。他の分野は堅調に伸びていたものの、会社全体ではマイナスですから、米国本社の日本を見る目も厳しく、士気も今一つでした。将来の新製品のパイプラインの見える化によってビジョンを示し、さらに、事業分野ごとに3年単位での中期計画の精度を上げることによって社内の適切なリソース配分を行い、増収に転じました。また、J&J史上最大の大型買収に伴う統合にもかなり力を注ぎました。一部事業分野におけるアジアのリードもしていましたので、グローバルのマネジメントボードとしてポートフォリオ戦略の構築にも取り組みました。
今後の目標 これからも、医療ニーズに応えられるようなイノベーションの導入を加速していきたいと思っています。日本の顧客ニーズを取り入れたグローバル製品開発や、日本発の技術のグローバル展開にも取り組みたい。また、私はこれまで、自分のスキルを磨く多様な機会に恵まれました。特にこれといって突出したところのない私が、今のような仕事をすることができているのも、リスクを取っていろいろな仕事にチャレンジさせることによって能力を引き出し、開発してくれた素晴らしい上司の存在や、J&Jの環境があったからだと思っています。これを今の若い人たちにお返ししたい。日本からグローバルで活躍できる人材をたくさん輩出できるよう、人材の育成に注力していきます。
企業名 ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
所在地 東京都千代田区西神田3-5-2
業種 医療・福祉 - 医療
設立 1978年
資本金 80億円(2015年12月現在)
従業員 2,426名(2015年12月現在)
事業内容 総合医療・健康関連用品の輸入・製造販売
URL http://www.jnj.co.jp/