廣瀬製紙株式会社
岡田 祥司

自分達の価値に気付く

祖父が立ち上げた老舗企業を引き継いだ賢者。 しかし、そこを支配していたのは変化を恐れる空気だった。 このままでは未来は無い。 生き残りをかけた賢者の挑戦が始まる。

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賢者プロフィール

氏名 岡田 祥司
会社名 廣瀬製紙株式会社
出身地 千葉県
出生年 1974年
趣味 美術館巡り
休日の過ごし方 子供と遊ぶ、ランニング
座右の銘 恐怖心のせいで動けないわけではなく、動からないから怖くなるのだ
好きな食べ物 焼肉

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    小さな時からとにかく長くコツコツと頑張ってきたと思います。それが成長してから多くの助けになってきました。3歳下の弟に負けないようお風呂上がりの始めた柔軟体操は40年近くなっており、ケガをしにくい体つくりができたと思います。もうひとつは、小さいときから時間を意識して生きてきました。効率よく行動することにより余った時間でのんびりと過ごしていました。

  • 社会人時代

    2年目に設備設計部門から保全に異動になり、1.2年たった時に工場全体の操業を揺るがすような数か月に渡る大きな故障に直面しました。自分の知識不足から初期対応不良によって、導き出してしまったこの事態に対して、とにかく勉強をすることの必要性を覚えました。それから、10㎝くらいある専門書を毎日終業後読む続け、装置のもつ機能について考えるようになりました。その問題解決には、多くの先輩、業者や現場の人たちとの一丸となった対応により年末最終日に解決し、無事年末を迎えることができました。一丸となって対応していくことの大切さも学びました。

  • 社長就任のきっかけ

    祖父の作った会社を発展成長させていきたいと思い入社しましたが、入社当時は、数十年現状維持を続けた「固定観念の塊」のような会社でした。先ずは原料が合成繊維と石油来原料であるため、製品歩留まり向上(=産廃処理量減少)や装置の長寿命化等コスト削減に取り組みました。一部の人が共感して手伝ってくれたことは忘れられません。売上の海外比率は高い一方、商社依存により顧客とのコミュニケーション不足が起こっていましたので、就任をきっかけに顧客中心との直接のコミュニケーション機会を増やし、顧客満足度を上げていくことと共に社内への課題への取り込みを行い、新たな改善につなげていくループを回すことに注力しました。

  • 現在の事業

    事業を拡大しているところなので、社内の体制見直しです。社内ルールが明確でなく、一般的には常識であることが、理解されていませんでした。問題が起きるたびの対応と外部からの雇用、仕事に関係ある会社との交流により改革を展開中です。また、私たちは中間素材のメーカーとしてお客様の市場のニーズを想像しながら、形を変え、いろいろなところに応用されるものを生み出していきたいと思っています。応用範囲は無限大だと思うので、まだ届いていないところにも、届けていけたらいいなと思います。

  • 今後の展望

    素材であり応用範囲は無限にあると思います。そう考えるとまだまだ「顧客創造」には課題があります。自分たちの素材の機能を考え、新たな顧客を考え、提案していくことにより事業を拡大していきます。また、日本のものづくりは非常に技術が高いです。しかし、その技術力の高さに気づけていない人が多くいるのではないかと思います。私たちは機能という観点で自分たちの素材を追求していこうと思いますし、様々な切り口で自分たちの存在価値をアピールしていきたいです。世界中に素材を届けていける会社になりたいと考えています。

  • 若者へのメッセージ

    若い方は、多くのことに興味をもって、実際に触れて身とほしいと思います。そして、これからいろんなことに取り組んで、やり続けていただきたいと思います。今すぐには活きなくても、いつか活きると思いますので、取り組み続けていただきたいと思います。

会社概要

企業名 廣瀬製紙株式会社
所在地 高知県土佐市高岡町丙529
業種 製造
設立 1958年
資本金 2000万円
従業員 140名
事業内容 産業用(湿式)不織布の製造、加工、販売
URL http://www.hirose-paper-mfg.co.jp/

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