KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

株式会社ウェーブハウス
市川 周治

真の豊かさを求めて

人生の豊かさとはなんなのだろうか?その質問に対して答えを出すことはできない。それでも人それぞれが生きていくうえで何かを感じ、自分と向き合うことで答えの無い何かを掴むのかもしれない。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 市川 周治
会社名 株式会社ウェーブハウス
出身地 岡山県
出生年 1967年
こだわり グルメ、海、酒
趣味 マリンスポーツ、読書、旅行
特技 BBQ
休日の過ごし方 海に出ている
座右の銘 人間万事塞翁が馬
好きな食べ物 肉、鮨
尊敬できる人 坂本竜馬、松下幸之助、本田宗一郎、孫正義氏

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    実家が小さな金物店をやっていた関係で、商売のことに興味を持っていました。どうやったら、モノが売れるのか、お客さんが喜ぶのかということが自然と心の深層に刻みつけられていたような気がします。高校入学と同時に、アルバイトを始め、春休み、夏休み、冬休みには数件掛け持ちするなど、学業よりもアルバイトに没頭していました。よって、学業はもうひとつぱっとしませんでした。アルバイトで学んだことは、仕事をして、お金をもらうことの大変さ、アルバイトだから、いかに楽に時間を無駄に過ごすかなどとは考えませんでした。どうすればお客様に喜んでいただけるのか、とか自分が与えられた仕事を効率よくこなすことができるか、とか常に前向きに改善を考えました。そしてまじめにコツコツとやっていただけでは社会に出て成功することはできないということ、もっと知恵や知識を身につけなければ成長すできないと感じました。私は両親をはじめ、親戚一同みな個人経営の自営業だったため、社会に出たら、誰かに雇われるのではく自ら起業することに何の疑問も持ちませんでした。家業を研究したり、多くのアルバイトを経験する中で、自らどういう仕事を選択するか考えて上で出た結論が、税理士でした。なぜなら、割と社会的地位が高く、自己資金も少なく開業でき、粗利率が高い仕事だからです。税理士を目指し、経理の専門学校に進みました。

  • 社会人時代

    税理士を目指し、経理の専門学校に進んだのですが、いざ真剣に勉強をしてみると、自分に向いていないことが分かりました。そこで、再度、自分が一生をかけることができる職種は何なのか考えました。ある日、外食していた時にたまたま、久しぶりに高校時代の同級生と再会しました。その同級生は、今、宅建の専門学校で講師をしているといいました。宅建って全く聞いたことがない資格だったので聞いてみると当時、最も人気のある、国家資格で不動産の取引に欠かせない資格だとのことでした。そこで目の前がぱっと明るくなりました。不動産を扱う仕事はすごくダイナミックに感じたのです。そこで、翌日その専門学校に遊びに行き、その場で専門学校の入学申し込みを決めたのです。それが、私が不動産業界に足を踏み入れたきっかけでした。地元の不動産会社の求人を探しました。そして、その会社を訪問し、社長と面談したら、翌日からすぐにアルバイトで来て欲しいという話になりました。その時はまだ学生でしたから、卒業したら、正社員で採用してもらえるということです。その当時は、不動産バブルの前夜くらい、私が社会人になって翌年には不動産価格が暴騰を始め、土地転がしで一晩で2億円儲かる日もあるなど狂乱の時代でした。そんな時代でしたが、私は割と冷静に、こんなことは絶対に長続きしないと思っていて、数年勉強して、自分で開業するために懸命に仕事に取り組みました。

  • 起業のきっかけとその当時

    前述したとおり、学生の時から、起業を考えていました。その当時は、バブルが平成2年にはじけて景気はあまりよくなくて、右肩下がりが続いていて、日本が急激に競争力を失い始めていた時でした。ただ、その当時26歳だった私は、根拠のない自信に溢れ、成功することしか頭にありませんでした。しかし、満を持して開業したのですが、全くお客さんが来ません。それもそのはずです、事務所を開業しただけで、なんの告知もしていないのですから。当時は一番重要な集客のことを考えていなかったのです。お客さんが来なければ、売上の立てようもありません。どんどんお金がなくなっていき、とうとう、残り100万円になってしまったときに、その100万円を全額、不動産情報誌に賭けました。その当時はインターネットもなかったので不動産情報源は情報誌だったのです。それが功を奏して、雑誌の発売日から、電話が鳴り、店にはお客さんが溢れるようになったのです。マーケティングの大切さを身をもって知りました。

  • 現在の事業において

    今、人の採用と育成を最も大切にしています。我々の扱う不動産という商品は、情報があればだれでも取り扱うことができます、つまり、キーワードは人なのです。今、やっている事業は不動産仲介業、管理業、不動産賃貸業、ITサービスと多岐にわたっていますが、多様性に富んだ優秀でモチベーションの高い人が活躍できるフィールドを創れば、さまざまな人がアイデアを出し合い、会社は成長すると考えています。

  • 今後の目標

    不動産業者向けツール「土地バンク」の活用により業界を変えるということです。世の中に溢れている不動産情報はあまたありますがそれをとってくるには一軒一軒アクセスし情報をとってくることが必要になります。それを地図上で自動的にプロットする仕組みをつくりだしました。その情報を営業マンが見ることによって情報収集に時間がかからなくなり営業効率が上がります。また過去に取引された不動産情報も見ることができます。我々の仕事は人々の生活にとても大きな影響を与えるものです。高額商品を扱う仕事なので社員さんにも頑張って自己研鑽していただいて少しでもいいサービスを提供していきたいです。そして業界を透明化していくことを推進していきます。

  • 若者へのメッセージ

    これから世界は、大きく変わっていくことでしょう。特に日本は少子高齢化という大きな課題を抱えています。この大変な時代だからこそ、変化に対応し、必ず課題を解決できると前向きに考えることのできる人だけが生き残っていくことができると思います。若い人には無限の可能性があります。Iot AIなど新たな技術革新のおかげで世界は大きく変わっていくでしょう。変化に対応できる、柔軟で前向きな姿勢でたった一回の人生を充実したものにして行って欲しいです。

COMPANY

会社概要

企業名 株式会社ウェーブハウス
所在地 岡山県岡山市北区辰巳2-108
業種 情報通信 - インターネット付随サービス
不動産 - 不動産取引
不動産 - 不動産賃貸・管理
設立 1993年
資本金 1,000万円
従業員 26名
事業内容 不動産仲介と、マンションリノベーション
不動産管理業 不動産賃貸業 不動産業者向け、ITツールの開発と販売
URL http://www.wavehouse.co.jp
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