KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

株式会社日本ハウスホールディングス
成田 和幸

企業は人を育て
人は企業を育てる

日本有数のハウスメーカーで舵取り役を担う賢者。顧客を愛し、社員を愛して会社を成長させてきた。しかし、歩んできた道は決して平らでは無い。逆境の中で突き進んだ、賢者の信念とは

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 成田 和幸
会社名 株式会社日本ハウスホールディングス
出身地 北海道
出生年 1953年
こだわり プラス思考
趣味 ゴルフ・時計
特技 料理
休日の過ごし方 ゴルフ・読書・テレビ視聴
座右の銘 苦楽一如
好きな食べ物 寿司
尊敬できる人 両親・創業者(中村 功)

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    小学生の頃、父が漁師から土建屋になって、長男だった為、砂利や石積みの手伝いをしていておりました。漁師の仕事もあり、昆布とりやイカ干しなど家業を沢山手伝いました。家は長男が継ぐものなので仕事を覚えなさいと両親から教わりました。そのおかげで、働く事に苦労はいとわないようになり、だからこそ、社長を受けて会社が大変な時でも苦労とも思わずやれたのだと思います。

  • 社会人時代

    学校の先輩であった小野さんの営業成績は正直あまりすごくはありませんでしたが、お客様から可愛がられ紹介をもらえる仕事への姿勢を学びました。そして、当時営業の神様と言われた日野杉氏を目指して仕事に取り組みました。その結果、25歳の入社2年半で全国一位を取る事が出来ました。その時は1位を取ったという虚脱感に襲われましたが、同じ1位を目指すライバル鈴木直一(支店長になったのも同じ時期)と互いに切磋琢磨し競争したことが実績をつくっていきました。その他、社長になって創業者から教えられたことは「社長の一番の仕事は、社員教育、人を育てる事」ということです。

  • 就任のきっかけとその当時

    会社が債務超過寸前の2002年2月に3代目として社長就任しました。当時は会社全体の内容も教えてもらえず、就任後、銀行から来た専務や銀行から状況をわかっているか問われる状況でした。多角経営の失敗により、負債額が680億円、当時の売上高は917億円。75%の負債と言えばそれまでですが、財務的に現金が無く、いつ倒産してもおかしくない状況。そこで採算の悪い事業の整理をし、1802名の社員と意識改革「箱根塾」を3年かけて実施しました。社員と膝を交えて「会社の思想の確認」「人生どう生きるべきか」を社員に考えてもらいました。就任3年後には、かなり状況は厳しく、断腸の思いで社員に減給の協力をお願いし、「必ず減給分は返すから」と再建に踏み切りその後約束通り、減給分を社員に返しました。だからこそ社員からも信用されていると思います。

  • 現在の事業

    グループ全体では、再度売上1000億を目指し、そこに向けてホテル事業の「第2の創業」です。住宅・不動産事業は「飛躍 第3の創業」です。現在住宅・不動産事業とホテル事業を展開していますが、住宅会社の社員とホテルの社員では給与が違います。そこを改善していきたい。我社の企業理念をグループ全体で実現させていく事です。

  • 今後の目標

    ホテル事業に注力し、グループ第2の柱として収益をだし、住宅事業の社員並みの給料が出せる体制としたい。さらにM&Aも計画し、グループとして売上1000億を達成させ、我社とご縁の有ったお客様には感謝の心で末永く対応していきたいと考えています。もし会社が厳しい状況になった時、お客様から応援してもらえるような企業となる事です。

  • 若者へのメッセージ

    住宅産業は人間産業、人間性が大切。感謝の心で行動できる人になることで、社会に貢献していくことが出来ます。そのためには、自分の目標・夢を持ち3年後、5年後の計画を立て、目標・夢を実現していくことで人間性は高められます。能力の差は5倍、努力の差は100倍。努力を続ける事で成果につながります。

COMPANY

会社概要

企業名 株式会社日本ハウスホールディングス
所在地 東京都千代田区飯田橋4丁目3-8日本ハウスHD飯田橋ビル
業種 建設
不動産 - 不動産取引
不動産 - 不動産賃貸・管理
設立 1969年
資本金 38億7337万円(2019年10月末現在)
従業員 1155名(2019年10月現在)
事業内容 住宅・不動産事業
URL https://www.nihonhouse-hd.co.jp/
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