株式会社島本食品
波多江 正剛

商品を超えた強い思い

伝統の製法と、国産の厳選素材にこだわり続ける島本食品(しまもとしょくひん)。 しかし、ブランディング改革で思わぬ危機に直面する。世界のマーケットを見据える賢者が、次世代へ向け、業界の未来を切り開く

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賢者プロフィール

氏名 波多江 正剛
会社名 株式会社島本食品
出身地 福岡県
出生年 1972年
趣味 登山、サーフィン、ゴルフ
休日の過ごし方 山に登ったり、海に行ったり、ひとりになって遊んでいます
座右の銘 大切なものは目で見えない、心でなければ真実は見えない
好きな食べ物 立ち食いそば
尊敬できる人 徳川家康

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    幼少期、業績が厳しい父の会社や祖母の市場の店を、幼少のころから手伝っていました。幼少期の自分は、お手伝いするのが本当は好きではなかったが、祖母や実家の状況を考えると手伝わないと言い出せず、手伝っていました。夏休みはお中元の手伝い、11月から学校から帰ってきたら手伝い、冬休みは、お歳暮の手伝い。クリスマスから、おばあちゃんのお店に立っていました。一浪の末、やっと憧れの東京の大学に入学。しかし、田舎コンプレックスで東京生活になじめませんでした。その中で、海外に放浪の旅を始めます。結果、学生時代に、中国、エジプト、トルコ、ギリシャ、アメリカ、メキシコ、オーストラリア、インドネシア、タイ、など、バックパックで歩き回りました。その傍ら、大学2年から3年の間に、オーストラリアに、ワーキングホリデーにでかけました。

  • 社会人時代

    稼業の継承を見据え、他の企業で研鑚を積んでおりましたが、1年後父が他界してしまいました。社長となった母の要請で、当時あったグループ会社のギフトの企画運営の会社の責任者に就任しました。しかし、自分の頭の中のことと実際やれていることにギャップがあり、社員様ともお取引先様とも上手くいかず、清算することになってしまいました。商売の厳しさ、自分の実力を実感しました。企業は、経営者のものではなくく、社員のものである、と学びました。

  • 就任のきっかけとその当時

    ブランドイメージの刷新に着手しました。明太子業界はお中元・お歳暮というマーケットにすごく依存しておりましたが、現在その文化薄れてきており、このままではダメだ、と未来を変えるということでブランディングに力を入れました。ロゴのイメージも明太子と三つのハートという意味合いがあります。三つのハートとは、明太子の送り手・明太子を送られる人・そして私たち社員。その三つのハートが折り重なって一つの価値を作っていくという意味合いがあります。

  • 現在の事業

    グループでの経営による強みの磨きこみです。明太子を世界に広めたくさんの人に食べてもらえるようになることを目指しています。ワインのように、たくさんの国を歩いて、たくさんのものを食べ、食で人間はつながていると思います。その中で、食を通じで、日本の食文化を世界に輸出したいと思っています。明太子が広まっていくことで、明太子の本場である福岡に多くの人が訪れ、好きになってくれたら嬉しいです。

  • 今後の展望

    業界内で明太子組合を結成しその理事をつとめております。明太子の本質的な価値は何だろう、と考えたときに物質としては”スケソウダラの卵巣”ではありますが、そうではありません。お客様同士の心・繋がり・絆などを明太子を通じて実現していると思っていますし、そういう明太子を提供することが我々のプライドだと思っております。

  • 若者へのメッセージ

    失敗することの中から、分かることもあります。失敗があるからこそ正解が作られます。失敗から新しい何かを作っていきたいですし、子供たちが喜んでいけるような未来を作っていきたいと思っていますので、 是非、日本を素晴らしい国にするために皆でいろんなことを失敗しながら新しい価値を作っていきましょう。

会社概要

企業名 株式会社島本食品
所在地 福岡県福岡県糟屋郡新宮町夜臼2-9-1
業種 卸売・小売
設立 1976年
資本金 5,000万円
従業員 正社員14名/パート・アルバイト60名(2020年現在)
事業内容 辛子明太子の製造・販売
URL https://www.simamoto.co.jp/

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