IMC株式会社
並木 俊一郎

共存・共栄の道

どんなに優秀な企業であっても、単独で事業を行う事は難しい。当然、様々な形で他の企業と関わり、支え合って存続している。そんな存在に感謝ができる企業こそが、これから永続的に続いていく企業なのだろう。

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賢者プロフィール

氏名 並木 俊一郎
会社名 IMC株式会社
出身地 茨城県
出生年 1965年
こだわり 進むこと。進んで見えた景色を楽しむこと。
趣味 スポーツ観戦、アルペンスキー、サーフィン、サッカー
特技 書道5段、柔道初段
休日の過ごし方 いまは卒論を書いています。
座右の銘 自利利他
好きな食べ物 カレーライス、うどんそば、らーめん、和食
尊敬できる人 俯瞰した視点で人やものごとに接したり対応したり感謝できる人

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    幼少期(0~6才)人とはなんなのか漠然と考えていました。哲学者みたいですね。思考内容は今とあまり変わりません。母親の実家が那須塩原の関係で、3才からスキーをはじめました。小学期(6~12才)習字(書道)や図画工作が好きでした。さまざまな展覧会で入賞をいただきました。父が素行不良の部分があったので(笑)、強くなって家族を守らないといけないと考えて柔道を習い始めました。そろばんは5級を3回落ちて母にお願いして辞めました。(6級止まり)中学期(12~15才)柔道部に入りましたが、中二時に結核を患い一年間はマネージャーとして活動、三年生で復活しレギュラーとなり県大会3位になりました。おかけ様で、父との勝負に少し自信がつきました。中学期は沢山の本を読み、家を継ぐため不得手な理系科目の勉強もしっかりやり、人生で最も優秀な時代でした。(偏差値80弱) 高校期(15~18才)スキー部のある東京の私立高校を受験したのですが、中学範囲外の問題に対応できず敢え無く不合格、地元の県立高校に進学しました。当然1番で合格するつもりが15番の合格となり、自信喪失。部活は陸上部に入るも疲労骨折が悪化して1年で引退。2年生のとき慢性副鼻腔炎の手術をするため2か月半入院。この影響で理科系科目が全く分からなくなり完全に落ちこぼれました。浪人時代(18~21才)なんと3年も浪人しました。工学系大学を目指していたのですが、行きたい大学は理科2科目(物理と化学)受験で、化学はアレルギーがでるくらい嫌いだったのが多浪の原因だと思います。とにかくどこの大学にも受からない。そこそこ成績が伸びても受からなかった辛い時代でした。学生時代(21~25才)はじめて行きたいと思った大学を受験してはじめて合格。(1期生)嬉しかったですね。学生時代はバブル期だったので、とにかく楽しい思い出が多いです。学業、バイト、運動、恋愛、やるべきことはきちんとやりました。充実した4年間でした。

  • 社会人時代

    株式会社アマダ、1990年4月に入社しました。金属加工機械の総合直販メーカーです。スキーの板を作りたいと思って入りたいと考えていたヤマハ株式会社(3年次インターン経験)からもお誘いがあったのですが、アマダは父の会社にたくさんの機械を納入していた関係で、後を継ぐには良いと考え入れてもらいました。アマダ時代(25~30才)半年間の研修後、制御技術部に所属。担当機械は、16軸も制御軸があるアマダで最も複雑な曲げの機械で、新人がやるような機械ではないと思います。特殊機なので、汎用機のように分業が完全に整っておらず、一人の技術者がさまざまな業務をやります。設計から製造、据え付け、サービスまで。機械自体がまだ成熟に至っていなかったため不具合が多く、その対応で何度もお客様に叱られました。当然、私は新人なので機械を一から設計したのではないのですが、お客様にとっては関係ない話。とても鍛えられた時代でした。入社3年目、少し自信を付けたところで、社内のパイロット事業に抜擢されました。この事業では、お客様の工場をコンピューター上で再現し、効率的な機械レイアウトや生産性向上のためのコンサルティングを行っていました。アマダの機械の全体を把握して提案を行う業務で、以前担当していた業務とは違った面白みがありました。入社5年目にまた配置転換があり、今度はプラズマ切断機という新しい分野の加工機の主任制御担当になりました。この部署では、仕様設定や設計といった専門技術的な仕事よりも、各部署間の調整がいかに大変かを経験させていただきました。部署にはさまざまな思惑が錯綜しており、敵味方があるということを経験した時代でした。アマダで5年間、就業させていただいたあとに、父の会社に就職しました。有限会社並木工業所(30~39才)1995年4月に入社しました。父は事務所中心の業務を担当させようと思っていたみたいですが、志願して工場勤務から叩き上げたい旨を話し、現場からスタートしました。現場で何が起こっているのかを知り、それから俯瞰して対策を考えたかったからです。入社3年目には、昔からの職人さんにも指導できるくらい上達し、徐々に事務所仕事に入っていきました。具体的には、2000年2月にISO9001の認証取得、2002年1月に総合人事処遇システム運用の開始を行い、内部品質体制の確立と人事考課・人材開発のしくみをつくりました。

  • 社長就任のきっかけとその当時

    1998年2月に弊社の約半分の受注をいただいていた 第一取引先様が倒産しました。負債総額は弊社の当時の年商の約半分程の大きな額でしたので、連鎖倒産の危機があったのです。このとき以来、社長であった父に代わって私が経営の陣頭指揮を執るようになりました。空いた売上を埋めるためお客様の新規開拓を精力的に行い、1年で約30社ほどの新しいお客様とのご縁をいただきました。この成果で2000年頃に父から社長になるように要請されましたが、時期尚早と断りました。まだまだ力が足りないと感じていたからです。会社の有力な社員は私より年上でしたし、その社員の方々は組織的な会社運営を推進しようとする私に心から同意はしていなかったからです。職人的風土から脱却を目指す私を快く思っていませんでした。時代はすでに個人(職人)だけで対応できるものではなく、組織と個人が統合して成果を出す時代に移行していました。しかし、なかなかその主旨を社員に理解してもらえるだけの力量と人格が備わっていなかったのだろうと思います。人心を掴めずにいる中、時代の要請に応える姿勢を内外に鮮明にするために、2005年に社長に就任しました。就任時にIMC株式会社と会社名を変更し、社内の異動を行いました。異動に不満をもった中堅社員が離職してしまいましたが、若い社員たちがその穴を埋めてくれて助かりました。彼らは我々には何が必要が分かってくれていたのでしょう。代替わりの難しさを肌で経験しました。その一方で、経営や技術的には外部の評価が高まり、2006年にはロンドン大学ロイヤルホロウエイ校経営学研究所のリサーチ対象になり協力させていただいたり、独立行政法人産業技術総合研究所知能システム研究部門とのスピニング加工について共同研究を開始したりさせていただきました。

  • 現在の事業において

    1998年の危機の経験から、お客様のみならず、材料などの生産財や、会計や労務などのサービスを提供してくれる多くのお取引先様が、いかに大切な存在なのかに気づかされました。当たり前のことですが、材料や外注品などが購買できなければ、弊社のサービスは成り立ちません。弊社への信用を変えることなく支えていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。ですから、それ以来、お客様はもちろんのこと、購買先さん、外注加工業者さん、税理士・会計士さん、広告代理店さん、商工会、金融機関、各行政機関、地域住民の方々など、私たちの事業に関わり合いのあるすべての方々との関係性をより良いものになるように注意して事業を進めるよう気をつけています。私たちの存在が社会のお役に立つように、何を提供できるのか、何が力足らずなのか、気を引き締めて、社員一同、問い続けています。

  • 今後の目標

    昨年、おかげさまで創業50周年を迎えることができました。これも偏に弊社に関わるすべての方々に由るものであると確信しております。さて、今年2018年から新たな半世紀の初年度です。この半世紀内にはシンギュラリティを迎え、生き方の新たな哲学が問われる時代であると思います。そんな予想のつかない未来であっても、私たちは必要とされる存在であり続けたいと考えています。先ずは初心に還って、第一歩を踏み出すがごとく新たな気持ちで、技術とサービスに更なる磨きをかけていこうと思っています。そして「理想をカタチに」、いつまでも変わらないこの理念の実現を追い続けて、これからも皆さまと共に歩んでいけたらと望んでいます。

  • 若者へのメッセージ

    私のこれまでの人生は、失敗や逆境だらけでした。病気、受験の失敗、会社員時代の挫折、家を継いでからの取引先様の度重なる倒産、幹部社員の離職、リーマンショックによる売上半減、東日本大震災の被災など、毎日が戦いの連続でした。こうした想定外の問題は、おそらく今後も発生すると覚悟しています。しかし、断続しながらも、探し続ければ必ず解決の道は見つかります。この道もあの道も行き止まり、そんなとき投げ出したくなりますが、半ばあきらめながらでも探し実行する。すると奇跡のように解決していくことがあります。いちばん大事なことは、行きたいところを決めること。私もそうでしたが、若い時は行きたいところが分からないことが多いかもしれません。そんなときは、おおよその方向だけ決めて、行動しましょう。動けば景色が変わります。人にも係ります。なにか感じます。その感じたことに責任を持って関わってみる、するとあなたの存在が際立ってくるはずです。そして、行きたいところがおぼろげながらみえてくるんじゃないでしょうか。大丈夫、なんとかなります。不安な気持ちを海や大地でアースして、軽いこころと感謝のこころを取り戻し、自分に対して本音本気で歩んでください!自分に期待して歩んでください!

会社概要

企業名 IMC株式会社
所在地 茨城県古河市東山田2635-1
業種 製造
設立 1967年
資本金 1000万円
従業員 17名(2018年1月)
事業内容 DMC事業部
Direct Manufacturing & sales Center div.
事業内容:独自製品製造販売
販売商品:SOPODI TM & PAT(音響装置付ポディアム)、百年鳥居TM(金属製鳥居)
SMC事業部
Sheetmetal products Manufacturing service Center div.
事業内容:板金製品受託製造サービス
受託領域:板金-製缶-機械加工・鍍金・塗装・組立
得意分野:立駐・タンク・筐体・建機・箱・盤・ケース
URL http://www.n-imc.co.jp/

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