氏名 | 山下 哲生 |
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会社名 | 株式会社やまだい |
出身地 | 福岡県 |
出生年 | 1952年 |
こだわり | 「よく学び、よく遊ぶ」 |
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趣味 | ゴルフ、読書 |
特技 | 少林寺拳法2段、書道7段 |
休日の過ごし方 | 温泉、旅行、情報収集 |
座右の銘 | 為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり |
好きな食べ物 | 和食 |
尊敬できる人 | 徳川家康 |
自然溢れる田舎町で生まれ育ちました。父は久留米絣の機織りをしており、家には藍瓶(藍染めの作業をするための瓶)が10個ほどありました。子供ながらに、それに興味を持っていたことも思い出します。中学生頃になると、父は時代に合わせ、衣料品の製造卸問屋へと業種を変えました。その頃より商売人として、父からの影響を受けていたように思います。大学では少林寺拳法部に入り、厳しい礼儀作法や教えを学びました。またその一方、長期休暇中は父とともに働いていました。運転手兼雑用係としてではありますが、商売を肌で感じて学んでいました。大学4年生の10月には、父とともに有限会社山栄産業を設立。代表取締役に就任しました。
卒業後は修行のため、数ヶ月のみ大阪にて就職。帰郷後は本格的に仕事に励むようになります。当初は「ミシン15台程度あるのみ」といった環境でのスタートでした。製造卸問屋として仕事を始めましたが、ある時から中国製品が非常に安く輸入されるようになり、価格面で対抗しにくい環境となってしまいます。そのため数年で、婦人服の卸売へと転換しました。25歳の頃でした。裁断や営業などで動くことが少なくなったためか、それから1年ほどで父が病に伏し、26歳の頃からは本格的に1人で、経営者として戦っていくようになります。
有限会社山栄産業の代表として卸売の仕事をするにつれ、直接お客様と関わることに強く関心を持ちはじめます。そうして小売業に惹かれるようになり、徹底的に研究も始めました。昭和60年ごろには、第一号店として吉井店を出店。小売業に本格的に参入します。その中で特に感じたのが、「お店はお客様のためにある!」ということでした。これは今でも大事にしているキーワードです。あくまでお客様の目線で、「地域になくてはならないお店」を目指そう、という思いになり、今のような「暮らしの衣料」・「暮らしのファッション」へと向かっていきました。「暮らしをより楽しく、充実させる衣料品店」というテーマです。お客様が生活に必要な衣料品は必ず品揃えすること、価値ある安さで提供し、喜んでいただくこと、そして衣料専門店のプライドとして、おしゃれな商品の品揃えについても、絶対負けないこと、などの思いが段々と強くなり、今に至っています。
コロナ禍をはじめ、人材不足や相次ぐ増税など、近年は時代の変化を強く感じます。ゆえに、一人ひとりが自分にできることを徹底的に考え、やり続けるということが、より大事になってきているように感じます。当社でも、より世の中に貢献できるよう、このようなマインドを大切にしています。
近年は、跡取り息子が入社して人材も揃い、会社のさらなる充実と拡大を目指すことができる立ち位置になりました。大学生の新卒採用も本格的に行い、採用や教育に力を入れています。また、店舗数や店舗内容もさらに充実させ、「地域のお客様に心から愛されるお店」を目指してさらに磨きをかけていきたいと思っています。
仕事でこれをやろう!と決めたら最後まで貫き通して欲しいです。やればやるだけ結果も出てくるし、楽しさも増してくると思います。やはり人生の中で、仕事を好きになることが最高の幸せだと思います。もっともっと頑張ってください。そうすると楽しい人生が待っています。とにかく前向きでいましょう。
企業名 | 株式会社やまだい |
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所在地 | 福岡県筑紫野市二日市南3−7−8 |
業種 | 卸売・小売 |
設立 | 1974年 |
資本金 | 1億円(2021年6月現在) |
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従業員 | 100名(2021年6月現在) |
事業内容 | 「ファミリーファッションやまだい」における、衣料品、及びそれに類する品の販売 |
URL | https://www.f-yamadai.jp/ |