氏名 | 関根 敏也 |
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会社名 | 株式会社T・S・G |
出身地 | 群馬県 |
出生年 | 1966年 |
こだわり | いい格好しい |
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趣味 | ロードバイク、ゴルフ |
特技 | 柔道 初段 |
休日の過ごし方 | ロードバイクで50kmを走る、妻と買い物 |
座右の銘 | 有言実行 |
好きな食べ物 | 鶏肉、カレー、蕎麦 |
尊敬できる人 | 松下幸之助 |
父がクリーニング屋に勤めていた東京で生まれ、その後母の実家が在る群馬県に移住し、父が職を転々とするのと合わせて18歳までに5回引越しをしました。小学校3年生の時には転校を経験し、今で言ういじめ的なこともあり、人間関係の難しさをその時に学びました。両親が共働きの家庭で、小学生の時から鍵っ子でしたが、ありがたいことに友達にも恵まれ、非行に走る事もなく高校まで群馬で過ごしました。スポーツが好きで小学時代は少年野球、中学時代と高校時代は柔道に打ち込み、精神的・肉体的にも鍛えられ、それが今の私の礎になっています。
勉強があまり好きでは無かった事と、経済的なことを考慮して、大学への進学は自分の選択肢に無く、高校卒で国家公務員になりました。長男でありながらも東京へ出向き、大蔵省(現財務省)印刷局に入局し保全・設計の業務に従事しました。その後更なるやりがいを求めて5年ほどで退職し、人材派遣会社に移りサブコンの設計部へ出向して、そこで設備設計の面白さに魅了されました。当時はバブル期の真っ只中で、やりがいや、「24時間働けますか?」が当たり前の時代でしたので、私も休日出勤や徹夜を当たり前のように行っていました。その当時の仕事でお付き合いのあった会社から声が掛かり、3年ほどで設計事務所に転職しました。その時に声を掛けていただいた方が、当社の現会長です。その後、バブルが弾けて数年後に会社が突然倒産し、現会長が創業者となり現在の会社を立ち上げて今に至ります。
今から4年ほど前になりますが、現会長(当時は社長)から「私が70歳になったら社長を引き継いでほしい」と突然言われました。当時の会長の年齢は68歳でしたので、承継まで2年の猶予しかありませんでした。実を言うと会長の息子(30代半ば)、長男に当たる者が当社に在籍しており、私では無くその者では?と聞いたのですが、「若いしまだ早い、でも何れは社長にしたい」との言葉を伺ったので、その時は前向きに少し考えさせてくださいと伝えたと記憶しております。私は当時副社長で、設計部の責任者を担っており、自分では担当物件を持っていませんでした。ただ技術者として部下と一緒に飛び回っていたので、本当の経営なるものを全然理解しておらず、正直どうしたら良いか不安があったのです。ですので、経営を一から勉強するために経営塾に半年間通い、そこで社長になるための準備が出来たので、社長を引き継ぐ決断をしました。そして2年前の2016年9月に社長に就任しました。
私たちの仕事は建築設備の設計で、建物の空調設備、給排水衛生設備、電気設備を設計・監理をしています。人間の体に例えると、頭脳、神経、内臓、血管に当たります。新しい製品や工法などが日進月歩で変化している現在、絶えず最新の情報をメーカーや代理店等からキャッチし、文献やセミナー等で吸収します。そして各建物に合った最適な提案を行い、設計することを心掛けています。でもこれはどこの設計事務所でも行うことなので、強みにはなりません。そこで当社では他の会社にここだけは負けないと云う『強みを生かして差別化を図る』計画を実行中です。我が社が目指す強みは2つ。経営理念にも明記されている項目となりますが、一つは 高品質の提供、もう一つは 工程遵守です。出来て当たり前のことなのですが、これがなかなか難しく、クレームの原因にもなるので、当社としてはこの当たり前のことをちゃんとやるということが差別化になると考え、社員一丸となり真摯に取り組んでいます。
当社は毎年、新入社員を数名採用しております。ここ数年は売り手市場という事もあり、合同企業説明会では多数の学生が興味を持って話しを聞きにきます。お陰様で、これから会社の中心になるような有望な人材確保ができていることは、非常に喜ばしいことです。昨年末には幹部で合宿会議を行い、現状の問題点やセクション毎のこれからの取り組み及び会社全体の中長期計画を立てました。現在40名程度いる社員を4年後には50名に、そして日本の設備設計事務所でTOP10に入る。9年後には社員が70名になっていて、日本の設備設計事務所でTOP5に入ることをコミットしました。20年後の目標はAIの進歩により動向が難しく、ここでは控えたいと思います。しかし3次元CADを積極的に活用して、設備設計事務所業界をリードできるようになりたいと考えています。
人は何のために働くのか?それは生きるために働くのです、そして幸福であるために働くのです。人生の半分は働いているのですから、働いていて辛い、苦しいよりは、働いていて楽しい、と思える方が良いですよね。人生の中で辛い時や苦しい時あるいは悲しい時はもちろんあるかと思いますが、そのような時でも仕事をすれば気が晴れる、回復する、そして楽しくなる。そんな風になれたら幸せです。皆さんも、『なぜ自分は働くのか?』働くことの意義を再認識し、自分なりに働き方を創意工夫し、幸福な人生を歩んでください、応援します!
企業名 | 株式会社T・S・G |
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所在地 | 東京都豊島区南大塚3-37-5 大塚台パークサイドビル |
業種 | 建設 |
設立 | 2006年 |
資本金 | 1,000万円 |
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従業員 | 43名 |
事業内容 | 建築設備(空調・換気設備、給排水衛生設備、電気設備)の設計及び監理 |
URL | http://www.kk-tsg.co.jp/ |