KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

株式会社ハチオウ
森 雅裕

必要不可欠な裏側の
最前線

エアコンや携帯電話など、私たちの豊かな生活に欠かせないモノの製造プロセスや研究開発には、化学物質が不可欠となっている。賢者の仕事はその物質を安全に処理することだ。光を浴びない仕事でも公衆衛生や地球環境、そして未来の社会のために走り続ける賢者の仕事とは?

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賢者プロフィール

氏名 森 雅裕
会社名 株式会社ハチオウ
出身地 東京都
出生年 1965年
こだわり 一歩ずつ、挑戦、チームワーク
趣味 トライアスロン
特技 トライアスロン最後のランの粘り
休日の過ごし方 トレーニングと休養、大河ドラマ
座右の銘 美点凝視
好きな食べ物 健康的な食事であれば何でも
尊敬できる人 祖父、父、土光敏男

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    祖父は伝統工芸品の東京銀器の職人で、純銀製の酒器、茶器、食器等を製作していました。その祖父を尊敬していた父は、中卒で祖父の会社に入り、後に自立しハチオウを創業しました。母は二人の事を心から尊敬していて、そんな母の影響も重なり、小学生のころから祖父や父のようになれると良いなと思うようになりました。創業後の父は、いろいろと苦労はあったそうですが、仕事が大好きな人で、家にいる事は稀でした。高校生になると、夏休みや冬休みの間にアルバイトで会社の手伝いをするようになりました。工場で焼却物の仕分けや荷姿作りをし、廃棄物を回収するトラックの助手などをしていました。毎月のお小遣いなど無かったので、結構良い収入源になっていました。時給が良かったので、高校の同級生たちも一緒になって働いていました。社長の息子だったので、人より頑張らなければと思うようになっていました。

  • 社会人時代

    父親の紹介で、祖父の時代からの恩人の会社に就職しました。何も解らない、何も出来ない新人なのに、早く大きな貢献をしたい一心でした。当時は、ただの世間知らずで、我儘な迷惑社員だったと思います。実力も無いのに、仕事を教えてくれる優しい先輩をもライバル視して追い越そうと必死でした。部屋の壁に志を掲げて、仕事一色の20代前半だったが、空回りしていました。20代後半、両親と話し合いハチオウに入社し、最初はトラックで廃棄物を回収する部署で、助手からのスタートでした。体力的に厳しい毎日だったが、早く自分のコースを持って、自分なりの現場改善やお客様に喜んでもらえる事をしたいと思う一心でした。そこでも、いろいろな先輩に対して迷惑な新人だったと思います。その後、新規開拓専門の営業課の課長や新規事業の立ち上げなどを経験させてもらいました。その頃は、廃棄物処理を生業とすることの難しさを知る経験をしました。高い志で入社してくれていた後輩や仲間たちが、入社しては退職するという辛い時期でもあったが、管理職としての未熟さを実感していました。

  • 就任のきっかけとその当時

    母が父から代表のバトンを引継いでいたので、母からの事業承継となりました。平成31年春、50周年の節目に鶴の一声で決まりました。決まったが、占い師の助言により1年延期となり、令和2年の就任となりました。結果、コロナ禍での事業承継となりましたが、貴重な経験だと思います。それよりも、私に大きな期待と愛情を注いでくれていた父が存命の内に事業承継しなかったことを今でも反省しています。就任が決まって直ぐに、墓参りに行きました。経営計画書をつくり、「社員1人1人が輝き、自分の花を咲かせている会社となること。夢を共有して、互いの人生を振り返った時に、一緒に笑える友が多い会社。その上で、次の世代の人たちの事も考えられる優しい心の人たちの集まりにしたい。そのために、やるべきことは3つ。1つ、少量多品種の化学系廃棄物の処理の現場力を磨き続ける。2つ、その現場力を活用して総合管理のサービスと技術を次世代のために発展する。3つ、チームワーク。家族のような和、スポーツチームのような結束が強みの会社とする。」と、皆と共有したかった事を言葉にしました。

  • 現在の事業

    社員の皆さんは、化学系廃棄物の処理という特殊な仕事をしていて、将来の世代の負担を軽減する事にも繋がる社会的にも大切な仕事をしています。とにかく今よりも処遇を良くしてゆきたいです。社長就任一年目は、年3回の賞与を全員が揃って分け合えるよう協力してきました。

  • 今後の展望

    産業の発展と豊かな社会の実現に不可欠な化学物質。医療、薬品、食品、衣料、住居、空調、電化製品、PC、スマホなど、私達の豊かさは化学技術の恩恵によるものです。持続可能な社会の実現のために、化学の役割はますます大きくなっています。生態経済学者で元世界銀行チーフエコノミストのハーマン・デイリー氏は持続可能な発展の三原則として、一つ目は、再生可能な資源の消費ペースは、その再生ペースを上回ってはならないということ、二つ目は、再生不可能な資源の消費ペースは、それに代わりうる持続可能な再生可能資源が開発されるペースを上回ってはならないということ、三つ目は汚染の排出量は、環境の吸収能力を上回ってはならない、と提唱しています。人類活動が環境容量を超えないこと、地球環境の恒常的なシステムを壊さないことが必須で、将来の世代のためにも、私たちは循環型社会形成と化学物質コントロールができるようにならなければならないです。

  • 若者へのメッセージ

    次の世代に何を残すのか、将来の世代に何を残すのか?今の私たちが何をするかに掛かっています。何の為に、誰の為に、自分の人生を賭けるのか、自分の価値観の中でじっくり考え志にするのが良いです。大きな愛情をもって、小さな事を一つずつやればよいのだと思います。そしてもう一つ、挑戦すること、変化を楽しむことです。儲かるか、成功するかは、結果の話だと思います。若者なんだから明るく元気に素直に行きましょう!What you think, you become.

会社概要

企業名 株式会社ハチオウ
所在地 東京都墨田区本所4-29-2
業種 その他
設立 1972年
資本金 8,000万円(資本準備金含む)
従業員 108名
事業内容 産業廃棄物処理業
URL https://www.8080.co.jp/
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