氏名 | 天野 貴三 |
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会社名 | 株式会社天野産業 |
出身地 | 東京都 |
出生年 | 1982年 |
こだわり | 自分の知覚、感覚で物事を判断 |
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趣味 | ゴルフ、海水魚飼育 |
特技 | 柔道 |
休日の過ごし方 | 家族で外出、読書 |
座右の銘 | その道において一流 |
心に残る本 | 『こころ』夏目漱石 |
尊敬できる人 | 父親、野口英世 |
現在の仕事の魅力と苦労 | 自由に営業活動ができることが最大の魅力です、苦労は品物の仕入量が流動的なことと、原料の銅相場の変動のリスクがあることです。 |
日本を背負う若者へのメッセージ | 自分の枠のなかで考えるよりも、まず行動です。将来なりたい職種があったら、インターネットの中の情報や人から聞いた話だけではなく、自分の足で歩いて、見て、物事に触れ体感することです。「百聞は一見にしかず」、現地で感じることは聞くよりも、自分の中にしっかり溶け込んできます。また、計算高く理論立てしても、人の動きや感じ方が全く同じ人間はいません。ですから頭でっかちに自分の意見を押し付けるのではなく、色々な年代の人の経験談に耳を傾けるのも良いかも知れません。向上心を持ち現状に満足せず共に道を開き歩んでいきましょう。 |
東京都調布市生まれ。幼少期の頃には、親の仕事の関係で、関東各地を転在しました。7歳の頃は千葉県山武市に移住し、活発な学生時代を過ごした覚えがあります。「その道において一流」という校訓に衝撃を受け、後の人生の中でも大きな影響を与えました。その後、定時制の高校に入学し、部活は柔道部に入部しました。そこで全国高等学校定時制・通信制体育大会にも出場を果たすことができました。
周りと比べ社会に出たのが早かった為、様々な職種を経験しました。精密機械部品の検査員や、土木業、内装の職人、接客業全般など自分なりに常に工夫して仕事に励んでいました。作業重視の仕事はどうしたら能率があがるか。接客業のときは、いかに気分よく過ごしてもらえるかなど、物を売る仕事のときは、まずは覚えてもらうことに集中し、覚えてもらったら、話を聞いて頂き、日を改めてお伺いする。答えは急がず自然の流れで人間関係を構築することばかり考えてました。どんな仕事でも報酬に関係なく、一生懸命励んでいました。
先代の時代から比べると、業界の変化が激しく動き、同時に会社の規模も大きくなっていきました。専務取締役として営業主体だった私に先代が「営業は申し分ない。勢いもある。しかし会社内のことに関してはわからないことが多いんじゃないか。経営は外だけじゃダメなんだ。代表取締役は任せるやってみなさい。」とご教授頂いたのが就任のきっかけでした。
まず考えたのが、経営組織の見直しと協働体制の組織化でした。決定権が一点集中型のワンマン経営が時として組織が機能しなくなる危険性がある為、権限の分散を行い、改善点の議事録を必ず残すことにしました。社長も協働が自分の主旨なので、社員と接する機会も会社外でも増やしていきました。会社のいい組織文化はそのまま継続、悪いものは、排除する。メリハリをつけた、中小企業の暖かさは残し、天野産業の改善を行いました。
マーケテイングすることは、自己満足や一方的な自社宣伝ではなくて、顧客満足が自社の宣伝につながり自社の存続につながると考えます。言葉で表現するのは難しいのですが、「○○さんがいる天野産業さんではなく、天野産業の○○さん」という顧客の評価を会社の一貫性にすることを常に考えています。そのためには、社員が安心して長く勤められる会社をつくり、企業の基盤を安定させ、次の世代にも繫げていく道を創らなければなりません。人は石垣、人は城、正にその通りだと思います。人を生かし会社も生かすために、新たな土地での事業展開は常に前向きに正々堂々、道を開いていきたいと思います。
企業名 | 株式会社天野産業 |
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所在地 | 千葉県千葉県山武市板中新田192-8 |
業種 | サービス - その他 |
その他 | |
設立 | 2002年 |
資本金 | 1億円(2016年4月現在) |
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従業員 | 130名 |
事業内容 | 銅線・非鉄金属・木製空ドラム・電気機器類の回収・買取・再生加工・販売等の非鉄金属卸売業 |
URL | http://www.amano-recycle.com/ |