KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

八尾トーヨー住器株式会社
金子 真也

古き文化から新しい働き方へ

商社として住宅設備販売をしている賢者。何のために仕事をするのか、誰のために仕事をするのか明確ではなかった。 社内の課題を認識した賢者は、解決するために社内改革を起こす。 会社とは、仕事とは、賢者が出す改革の答えと未来とは。

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賢者プロフィール

氏名 金子 真也
会社名 八尾トーヨー住器株式会社
出身地 大阪府
出生年 1973年
こだわり 見え方を変える
趣味 自動車のドライブや整備
特技 人とは違った発想
休日の過ごし方 家事、食事の用意や後片付け、子供の習い事の送迎など
座右の銘 人生や仕事の結果は、考え方 × 熱意 × 能力
好きな食べ物 妻のつくるごはん
尊敬できる人 稲盛和夫さん(京セラ株式会社名誉会長)

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    幼少期は祖父母と過ごす時間が多かった事もあり、同級生とは少し違った感覚を持っていました。少し大人びていたのかもしれません。小学5年生の時、児童会役員に落選をしたことがきっかけで、人に選んでもらうことの難しさを体感しました。どうすれば選んでもらえるのかを考え、人と接する時の立ち居振舞いを改めた結果、6年生で見事当選する事ができました。中学生から高校生の内3年間でクラスメイトから爪弾きに合い周囲に迎合するか否か、自分の存在意義について深く考える機会になりました。その頃ある芸能人のファン活動に没頭しており、なんと主演映画の撮影現場に招いて頂きました。強く想い工夫し行動することで願いは叶うことを実感する事ができました。大学生の時は、喫茶店ホールスタッフのアルバイトに打ち込み、チェーン店2社で真面目に就業し社員のみなさんから信頼してもらえる存在だったと思います。アルバイトと社員の違い、プロとは、お客様とは、仕事とは、といったことを考えるきっかけになりました。この時の経験は社会人になる上でとても大切だったと感じます。

  • 社会人時代

    大学を卒業後1997年に、住宅資材メーカーに就職しました。入社当初は「八尾トーヨー住器の跡継ぎ」という色眼鏡で見られる事が多く、先輩が新入社員である自分に対して挨拶してくることに違和感を抱きました。また、新人研修の社内講師から「オマエからは八尾トーヨー住器の影が見え隠れしてくる」と言われて、この経験から「八尾トーヨー住器の跡継ぎ」や「社長の息子」という見られ方からは逃れられないと確信し、その色眼鏡を上回る立ち居振舞いが必要だと強く心に決めた事を鮮明に覚えています。2〜3年目には、自分は営業に向いていないのではないかと感じる日々でした。お客様の意向に反した売込みや伝票操作などをしてまで数字を作り上げる営業活動に疑問を感じるも、お客様との関係性を大切にする営業活動では会社が求める期間での成果は上がらないことにジレンマを感じ、将来を考え、どうあるべきかを悩み、模索する日々でした。3年間住宅資材メーカーで勤務したのち、2000年に八尾トーヨー住器に入社しました。

  • 就任のきっかけとその当時

    2010年に父親が心筋梗塞を発症し2011年トステムからLIXILになりました。2011年に就任後、まず意識していたのは「守破離」です。急に大きく変えるのではなく、まずは今までの教え、「型」「技」を忠実に守ることでした。2013年の消費増税駆け込み需要で長時間労働に拍車がかかり、社内の不平不満がピークになりました。その時に注目したのが創業間もない頃に掲げられた「経営目標・社業の意義・基本精神」で、読むほどに大切さを感じるが、掲げられているだけで生かされていなかったのです。企業としてどうあるべきかを考える中で、入社以来抱えていた違和感の原因は、真面目で一生懸命に仕事をしているのに方向が一人一人違っていることだと気付きました。創業のこころを軸に「真面目で一生懸命」の方向をそろえることを決意しました。

  • 現在の事業

    企業理念を軸にチームプレイでお客様と向き合い、喜ばれ選ばれる企業を目指し社内変革を実施しました。お客様に向き合うための最大の資源は「人」であり「人間力」です。人間力を向上させるのもまた「人」であるため、地域活動やSDGs活動などに積極的に取り組み、人同士がつながる機会を増やしています。人間力を高めたメンバーがお客様に向き合えば、価格ではない「付加価値」を生み出す事ができます。メンバーに向き合えば良い関係が築け、家族に向き合えば明るい家庭が築けます。全てのステークホルダーに良い価値を提供できる企業は、働くメンバーが「誇り」を持つ事ができ、誇りが「自信」に、そして自信はまた良い価値提供につながります。誇りある集団は魅力的であり、共に働きたいと希望するメンバーが集まるのです。

  • 今後の展望

    今後の目標は、人間力を高め2024年までに一定の理念浸透を完成させることです。もちろん理念浸透に完成はないので地域から、またお客様から愛される企業を目指す中で、お客様からも求職者からも選ばれる企業を目指します。社内的にも末永く仕事ができる環境を整え、生涯安心して働ける企業を実現していきます。住生活が人にとって重要であることは日本だけに限らないので想いを共有したメンバーと共に、これから豊かな住生活が必要となる地域のお手伝いをしたいと考えております。住宅や住宅資材といった枠組みに限定することなく、住生活という枠組みで事業を捉えることで、地方創生や少子高齢化社会に向き合う事も重要です。また、すべてのメンバーに必ず訪れる引退の時、後世にしっかりとバトンをつなぎ笑って引退できる企業でありたいと強く思います。

  • 若者へのメッセージ

    若い時の苦労は買ってでもせよ、何も社畜になれということではなく、理不尽なことを我慢しろということでもありません。ハードルが高そうな仕事であっても、誰かがする必要のある雑用であっても、できるチャンスが回ってくれば逃げずに、選り好みせずに率先して引き受ける、まずはできるようにやってみることです。その一つ一つが実績になり自信につながりこの経験の積み重ねが40歳以降の成長の糧になるのです。歳を重ねれば体力や身体的に衰えが生じます。これは仕方がないことでその時期が来ても成長し周りから必要とされるには、若い時の経験=苦労の蓄えが活きます。歳を重ねてからの苦労は、若い時の数倍苦労します。

会社概要

企業名 八尾トーヨー住器株式会社
所在地 大阪府八尾市恩智南町2-6
業種 建設
卸売・小売
不動産 - 不動産取引
設立 1974年
資本金 1,320万円(2021年4月1日現在)
従業員 146名(2021年4月1日現在)
事業内容 建築資材販売業・建築工事業・不動産取引業・ハウスクリーニング業
URL https://yaotfc.com/
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