KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

株式会社霧多布水産
小川 靖博

人、そして未来へ繋ぐ

ウニの加工・販売を手掛ける霧多布水産。徹底した品質管理を行い全国にウニを届けている賢者だが、何にも縛られない生き方を目指した。しかし、そこには思わぬ落とし穴が。それでも忘れないのが「義理人情」。ウニを全国へ届けている賢者だからこそ、人を大切にして未来へ繋げていける。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 小川 靖博
会社名 株式会社霧多布水産
出身地 北海道
出生年 1972年
こだわり 人との繋がりを大切にする
趣味 読書
特技 麻雀
好きな食べ物 ラーメン
尊敬できる人 近藤真彦さん、長州力さん

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    少年時代はいわゆる不良で、何にも縛られない自由な生き方に憧れていました。高校を退学し、就職先として入ったのが、親戚が始めたウニの加工をしている会社でした。当時は学生だったので遊びたい時期でもあり、朝の4時に起きて、一日仕事をするのはとても嫌でした。ただ、やらなくてはいけないことでしたから、一生懸命やりました。

  • 社会人時代

    初めての仕事で覚えるのは大変でしたし、最初は怒られることもたくさんありました。ウニの加工をするにあたっては、人の口に入るものだからこそ、「綺麗で清潔に」というのをとにかくやらなくてはと意識し、自分の身なりも綺麗にしようと心がけました。

  • 起業のきっかけ

    親戚の会社で11年勤め、経験を積みました。ただ、その会社は、跡取りがすでに決まっていました。自分らしさを追い求めるのは、少年時代からの私のモットーでもあったので、独立することを決意しました。起業の一番のきっかけは、近藤真彦さんの存在です。初めてコンサートを観に行った時に会わせてもらい、そこから仲良くさせてもらっていますが、雇われている身だとコンサートにも自由には行くことができません。自分で独立したら、ツアーにも同行できますし、起業することで自由が利くようになるというのはとても大きかったです。

  • 現在の事業

    お世話になった親戚の会社に迷惑をかけないように、別の販路を探すなど最初はたくさんの苦労がありました。同じ豊洲市場の中でも新しい買い手を一から探して、信頼関係を築きました。ウニ屋といっても色々あります。商品には自信がありますが、それだけでは選ばれません。大変なこともたくさんありましたが、とにかくウニにこだわり、弊社ならではのスタイルを貫いています。

  • 今後の展望

    今後は、直販による販路の拡大をしていきたいと考えています。品質を保つための輸送手段など、消費者に美味しいウニを届けるためには多くの課題があります。ただ、「買いたい」という問い合わせや声があるからこそ、その想いに応えたいです。友人の会社から買えるような仕組みを作って、その声に応えられるように日々取り組んでいます。ウニが一人でも多くの人の手元に届くことが一番の目標です。

  • 若者へのメッセージ

    得たいものや目標があるのであれば、すぐに携帯とかで調べるのではなく、本や辞書で一から自分で調べて分かったものが自分の経験や糧になると思います。そうやって、一生懸命に努力して得たものは、自分のものになり長く続いていきます。

COMPANY

会社概要

企業名 株式会社霧多布水産
所在地 北海道厚岸郡浜中町暮帰別東2-48
業種 農林水産
設立 2000年
資本金 1,000万円
事業内容 ウニ加工及び販売
URL http://www.kts-uni.com/company.html
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