株式会社nijito
鮫島 貴子

おせっかいをもっと

訪問販売を経て、広告代理店ではマネージメントを経験。困難もあったが、順調にキャリアアップを重ねていった。 その後、出産を期に、会社を起業。それは、働く女性を支援するための「おせっかい」から始まった。

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賢者プロフィール

氏名 鮫島 貴子
会社名 株式会社nijito
出身地 福岡県
出生年 1975年
こだわり 率先垂範
趣味 読書、料理
特技 速読、からだの柔らかさ
休日の過ごし方 家事、こどもと過ごす、キャンプなどのアウトドア、読書
座右の銘 明るく元気よく現地を回る、どんなことがあっても生き残る
好きな食べ物 博多ラーメン、TKG、生うに、いかなどの海鮮、焼き鳥
尊敬できる人 日本レーザー近藤宣之さん、USJを回復させた森岡毅さん

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    実家がクリーニング屋をしており、幼少期から店番をしています。母がおらず父子家庭で不便がありながらお客さんが近所の顔なじみです。お菓子をくれたりそんなに寂しくなかったです。人に良いことをする、ことがどれだけ人の孤独をなくすのかを体験したと思います。あとは父が根っからのお人よしで、奢ったり、困った人がいるとお金を貸したりと、父の収入は次から次に人に使っていました。結果決して豊かな暮らしとは言ず、みんなが当時持っていた自転車などは買ってもらえず、習い事もできず、辛かった幼少期でした。小学生になると自分で稼ぎたいと思い、父親のつてで博多駅の明太子屋で長期休暇はアルバイトをし、働くことの楽しさを経験しました。その後、社会人までとにかくアルバイトを掛け持ちするなど働き続けました。父のお人よしは自身にも受け継がれているような気がします。見返りをもとめず、目の前で困った人に何かをしてあげたいというのは自分の大切な行動指針になっています。

  • 社会人時代

    初めての会社では、当時30万円くらいの子供用英語教材の訪問販売をしていました。田舎を1件1件周り、対象の子供がいる家庭に販売していました。小学生から仕事をしていて自分では、人よりも優れていると思っていたため、簡単にできると思っていましたが、全く成績があがりませんでした。なぜなら、販売する教材(商品)に対する想いがなかったからです。この教材を通してどんな人がどう幸せになれるのかを考えておらず、自分の営業成績やその先にある報酬のことばかりを優先していました。だからお客さんに自分の営業トークが響かなったのだと思います。試行錯誤の中でようやくそこに気づき、その教材を使って知り合いの子供と遊ぶなどをして、その教材のよさを自分に刷り込み、自分なりの売り方をつくりました。それからは教材を売るためのアポイントがみるみるとれて営業で賞をとったり、リーダーに抜擢されたりしました。商品を通じて顧客に何を与えてあげるのかの大切さを学びました。

  • 社長就任のきっかけ

    まず子供を産んで色々な事が分かりました。企業において「歓迎されない妊娠、出産」が多いという事です。ひと昔前は終身雇用・年金・労働組合の制度が今よりも機能し、歓迎されない出産などなかったです。しかし、今仕事との両立を選択する女性が増え、女性を起用・活用する企業は増えていき、働き方の多様化も進んでいます。その一方、肝心のワーキングマザーはさほど増えていないという事を実感しました。働き方の選択やモチベーションの維持、家庭とのバランスのとり方、上司や同僚・後輩との人間関係、ママ友や学校の先生との関係、そして親子や夫婦関係、それに自分自身の健康管理や心の準備などです。そういう法律では解決できない事に悩む女性が多い事を自分自身が直面してみて強く感じました。もっと男性女性関係なく、仕事や家庭、育児にもよくばりになってっもらいたい、自分の存在価値を感じてもらいたい、そんな想いからまずは自分に当時できた「製品づくり」をはじめました。

  • 現在の事業

    会社は社会のために存在します。それは承知の上ですが、私自身は何より社員が輝く環境づくり(経営)を目指しています。社員が自分の居場所を見つける、社員が自分の社会への存在意義を感じる、それができてこそその先のお客様におせっかいを、幸せを生むことができると考えています。社員には、自分が今、何かをすることで相手の役に立ち、相手に喜んでもらえる。それをやり続けることで自分の価値を高めていってもらいたいそのためにおせっかいが生まれる組織/日々の社員どおしのコミュニケーション、つながりを意識しています。今後は自由と責任のバランスを踏まえた働き方改革=効率改善<集中してアイデアを生む好きなこと、興味のあることを考え続けたりすることが人の能力を伸ばしていくと思っているのでnijitoで働くことを「好き」になればおのずと質のいいアイデアがうまれ生産性もあがるということを前提で①アイデアを生むオフィスへの投資②権力の消失=管理や徹底ではなく「支援」「後押し」厳しさと楽しさの共存③報酬・人事システムの改善④採用基準、方法の見直し(おせっかいが基準)⑤優秀な人財の定着⑥おせっかい文化の醸成 =専門部署の配置等に注力していく方針。*おせっかいとは出しゃばって世話を焼くことや不必要に人のことに立ち入ることではなく、人を想う気持ちを世の中に広めること。

  • 今後の展望

    おせっかいで日本は良くなってきたと思っていますし〝ちょっとしたおせっかい″が未来を創っていくのだと、本気で思っています。人と人とのコミュニケーションも年々希薄になってきており、みんな気づいていないだけで、心は孤独なのかもしれない。それはきっと、良いおせっかいがなくなっているからです。だからこそ、nijitoは、〝おせっかい″で社会を変えていきたい。人を幸せにしたいという想いをどんな組織よりも強く想い行動する。それが我々〝虹人(社員)の力で広めていきたいと考えています。3年後にはニッチブランドへこれまでは大手が入っていないところで勝負していましたが、そんなニッチなことをやっていてもおせっかいで社会は変えられません。ブランド戦略のシフトをもって社会に踏み込みます。ただ、単に拡大するのではなく、お客様に寄り添い、手間暇をかけることを前提とした質を重視した拡大を目指します。

  • 若者へのメッセージ

    仕事はゆとりのある生活を守るために、というのもありますが、やはり自分の社会への意義を見つけるためだと思います。社会人になりたてだと、自分が何がやりたいのか、将来がみえなかったりするけれどそれは当たり前の話であって、やはり経験を積んでいき、やれる事が増えてこそ、やりたい事も見つかるのではないでしょうか。それが自身の好きなことや興味のあることであると、おのずといいアイデアが出たり生産性も上がると思います。早く「自分の好き」を見つけてほしいです。そのためには、やはり言われた事だけをやるのではなく、任されたそれ以上の仕事をする!というのにつきると思います。どんな組織に属していても当事者意識をもつことです。それが成長の1番の早道なのではないでしょうか。努力して意味のないことなんてありません。ちょっとしんどいな、と思う事を後回しにせずにやってみる。それを積み重ねることで人生が切り開けるはずです。

会社概要

企業名 株式会社nijito
所在地 東京都港区芝公園1-8-12
ヒューリック芝公園大門通ビル4F
業種 製造
卸売・小売
設立 2010年
資本金 2500万円
従業員 69名
事業内容 ターゲットの特に第二領域の潜在ニーズを深堀し商品やサービスを通じてターゲットソリューションを行う。主に、ワーキングマザー向けのヘアケアを主としたライフスタイルブランドの運営、他、メンズブランド等
URL http://www.nijito.jp/

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