KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

株式会社神東社
酒井 優城

十人十色の感動葬儀

葬儀が天職と見出すまでは、長く苦しい道のりがあった。貧困と孤独、挫折と迷い…。地元・神戸をおそった大震災が、賢者の人生を、変えた。

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賢者プロフィール

氏名 酒井 優城
会社名 株式会社神東社
出身地 兵庫県
出生年 1970年
こだわり 常に人間として正しい判断をすること
趣味 海釣り
特技 海釣り
休日の過ごし方 海釣り
座右の銘 謙虚にして驕らず、さらに努力を
好きな食べ物 焼き鳥
尊敬できる人 稲盛和夫、徳川家康

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    生後1年で母親と生き別れ、祖母に預けられました。父親とは1日も生活をしたことがなく、父母の愛情を知らない幼少期を過ごしました。生活は大変貧しく、借金取りが自宅に押し寄せてくることを見て見ぬふりをすることが育ての親のためだと考えていました。そんな中、生きることとは何なのかを幼いながらに真剣に考え、どうしたら死ねるのかと思い悩んだこともありました。成長するにつれ、「男は強くなくては生きていけない」と考えるようになり、小学校からはガキ大将となりました。中学校では野球部で県大会に出場し、高校では全国大会に出場の可能性のあるサッカー部に入部しましたが、怪我のためレギュラーポジションを断念。その後は勉強もせず荒れた学生生活を過ごしましたが、育ての親の「お前だけはまっとうに生きてほしい」との思いは心に強く潜在していて、大きく道を外れることはありませんでした。

  • 社会人時代

    阪神淡路大震災での友人との突然の別れがきっかけで、3度懇願し神東社に入社。入社直後の配属先は、突然亡くなられる方の専属の仕事を約1年間経験しました。多くの突然の旅立ちを目の当たりにし、「命の尊さ」「死の尊厳」を深く考えるようになりました。そのような経験や思いをベースに、葬儀担当者となった1年目からトップセールスマンとなり、より多くの葬儀に携わる中で、老若男女、どんな方のお葬儀も同じような様式の葬儀式に疑問を感じ、生き方と同様、最後のセレモニーである告別式も十人十色であるべきだと強く思うようになりました。一つひとつのお葬儀を故人を回想しながらご遺族と共に手作りし、「世界で一つしかないお別れ会」のご提案をし続けました。特に幼少期に経験した貧困が潜在意識にあり、経済的にご苦労をされているご遺族のお葬儀に注力してきました。マネジメントを任されるようになり、人材育成では「人の痛みや悲しみ苦しみが理解できる心優しい人格形成」を目指し、人間力向上を主体とした社内研修に取り組んでいます。

  • 就任のきっかけとその当時

    社長就任の10年程度前より次期社長に任命されることが決まっており、その通りの事業承継となりました。就任時から注力したことは、第一に社内のベクトル一致です。「神東社は何のために社会に存在するべきか」という経営理念を全従業員に理解していただくこと。そしてなぜそうあらねばならないのかを説き続けました。経営理念に近づくために、人間力向上の社内研修を実施しながら社内コミュニケーションの充実を推し進め、部署を超えた仲間との信頼関係の醸成を目指しました。一方で、財務体質の改善、すなわち「売上最大・経費最小」を実践、業務の内製化による生産性の向上、高付加価値提供による粗利益率の向上、人件費以外の徹底した経費削減を行いながら目標営業利益を確保し、毎期積みあがる地道な純利益の積み上げで、外部環境に左右されない盤石な財務基盤の構築に注力しました。まさに「論語と算盤経営」であります。

  • 現在の事業

    どんなに外部環境が変化しようとも盤石な経営体質を維持、発展させることで全従業員とその家族の物心両面の幸福の追求をし、一度しかない人生において「神東社で働いてよかった」と思っていただき、従業員の子供達にもお父さん、お母さんの会社で働きたいと思ってもらえるような企業にすること。また、人生最後の一度しかないセレモニーのお手伝いをさせていただくことを通じて、参列されている未来を背負う子供たちに、「命の尊さ」「死の尊厳」を伝えることで地域社会に貢献し、同時にこの国の素晴らしい伝統文化を伝え、「日本人に生まれてきてよかった」と胸を張って言える人づくりの一助となりたいです。

  • 今後の展望

    本業を通じてより地域社会の活性化に尽力したいです。SDGsやCSVの考え方に基づき、地域社会のお困りごとの解決やお役立ちにより神東社の存在意義を認識していただき、様々な角度から地域社会に貢献することで経営理念の実現に近づきたいです。具体的には「寺子屋」を実施したいと思っています。自社開館を活用し、近隣の子供たちに集まっていただき、月に一度の「無料道徳勉強会」を行います。教科書を無料提供し、子ども食堂などのボランティア団体などの協力を得て、地域コミュニケーションのみならず各家庭でのコミュニケーションを活性化させながらその絆を深め、未来ある子供たちに古き良き日本の伝統文化を学び、人格形成の基礎を構築してほしいです。このような活動が葬儀社を通じて神戸市だけではなく全国に広がり、あらゆる地域が「あたたかいまち」になれば幸甚であります。

  • 若者へのメッセージ

    日本の未来はあなたたちに委ねられています。生まれてこさせていただいたことをご両親やご先祖様に感謝し、生まれてきた意味を深く考え、一度しかない人生を楽しく有意義なものとしてください。お一人お一人には必ず生まれてきた意味、お役目があります。私は「世のため人のために尽くすことが最も尊い行い」と師匠から教えていただきました。決して大きなことではなくほんのわずかなことでもいいと思います。応援しています。どうかこの国をよろしくお願いいたします。

会社概要

企業名 株式会社神東社
所在地 兵庫県神戸市中央区神若通2丁目2-6
業種 サービス - 専門サービス
設立 1931年
資本金 6,000万円
従業員 34名
事業内容 葬儀サービス業、仏壇/仏具・納骨堂/永代供養墓販売
URL http://www.shintosya.co.jp
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