KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

有限会社パインランドデーリィ
松村 孟

異色の経営者が挑む
酪農の新たな未来

多角的な事業を展開し、北海道トップクラスの頭数を誇る酪農企業であるパインランドデーリィ。元銀行員である賢者は、数字を生かした経営で酪農の未来を切り拓く

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 松村 孟
会社名 有限会社パインランドデーリィ
出身地 北海道
出生年 1985年
こだわり 最後は自分の感覚を信じること
趣味 YouTubeを視て情報収集、音楽・映画鑑賞
特技 整理整頓、片付け
休日の過ごし方 ドライブ、買い物
座右の銘 蓄財は牛の歩みの一歩から
好きな食べ物 アイスクリーム、甘いもの
尊敬できる人 似鳥昭雄、長沼昭夫、長内順一

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    ⼩学⽣から⾼校⽣の頃は、あまりリーダーシップを取るタイプではなく、どちらかというと誰かの後をついていくタイプでした。そのような意味で引っ込み思案。ある時クラスで無視されてしまう期間があり、⼈⽬がすごく気になる時期がありました。しかしそのおかげで、⼈の気持ちや考え、ノンバーバルコミュニケーションのようなものが感覚的に掴めるようになったのかもしれません。また⾃分を⼤切にしてくれる⼈達は、⼼底⼤切にしたいと思えるようになりました。⼤学⽣の頃は、特に「将来〇〇になる」というものがなく、幼少の頃から取り組んでいたスキーを頑張っていました。⼤学⼀年⽣の⼤会中に靭帯を切りますが、リハビリ等を通じて努⼒ややり抜く⼤切さを覚えました。その頃にアイスクリームショップのアルバイトを始め、お客様の喜ぶ笑顔を⾒て、働くことの本質に触れました。その流れで就職活動もとても思い出深いものとなりました。

  • 社会人時代

    株式会社きのとやの⻑沼昭夫会⻑に、「うちの会社に⼊社しても5年経ったら辞めて、実家の酪農を継いだらいいですよ。酪農はロマンですよ」と⾔われ、「辞めるとわかって内定を出す」その懐の深さにインパクトを受けました。⻑沼会⻑からも感じられましたが、経営者の中には「⼈を惹きつける何か」を持っている⽅が時頼います。そのような⽅に会う中、経営に憧れを抱くようになりました。それをきっかけに就活の軸が、「経営をするためにはどんな仕事が良いのか」となり銀⾏の道へ進みました。銀⾏では良い上司や同僚達に恵まれたと思っています。特に初任店は思い出深く、素敵な⽀店に巡り合えたと思っています。当時の⽀店⻑が「俺は練習しない四番バッターより、横で素振りしている補⽋にチャンスを回す」と仰っていて、⾃⾝が努⼒することに対して信じることができ、実際にチャンスをくれました。

  • 社長就任のきっかけとその当時

    銀⾏では概ね2〜3ヶ店くらいは異動してとイメージしていましたが様々なことが重なり、今のタイミングが適切と判断し銀⾏の退職を決意しました。⼊社してまず感じたことは、データや数字が⼀切管理されておらず、統計学を活かしきれていないことと当時の社員の雰囲気の悪さです。前者についてはパソコンを現場へまず導⼊し、⼤学ノートで取られていた記録をパソコンで取るようにしました。データを蓄積することで今度はそのデータを分析し、農場の業績や強み、弱みがリアルタイムでわかるような仕組みを構築しました。⼈材については、⼈の性格をすぐに変えるのは容易ではありません。会社側がまず変わる必要があると考え、⼈事評価制度や賃⾦体系の構築を進めました。ただ⼀番⼤きなものは「雰囲気づくり」です。社員に対する接し⽅を考えつつ、同時に、採⽤した⼈材を信頼できる⼈財につけ良い雰囲気を共有し、仲間となるべく⼈財を増やしていきました。

  • 現在の事業

    社員の成長を育むことです。良いことはきちんと褒めて伝わるようにし、誤っていることも遠慮せず正しいことを伝えるようにすることで、人財育成の風土を途切れないようにしています。誤っていることを放置することは、その人にとっても会社にとってもマイナス面しかありません。また、会社として決して譲れない基準を持つことが重要で、最初は出来なかったとしても、上手く修正していける社員であれば、それはまさに「成長」です。そういう社員が残り、新たに部下を育てていくという循環。それが良い組織づくりに繋がっていると実感しています。良い人財の層がミルフィーユのように重なり、人を受け入れ育てるための器を構築することになります。そういう組織づくりが、まだ成長途中の弊社にとって、継続して追い求めていくべきことだと思っています。次のステップは「成長」に対し、「個人」単位から「チーム」単位で見れるようになることです。

  • 今後の展望

    生乳生産を主な事業としていますが、年間生まれる牛の品種は肉牛(交雑種、黒毛和種)が多いため、この仔牛を素牛(もとうし:太らせる素となる牛)まで育て市場で販売しつつ、一部の肉牛は肥育し、ステーキやハンバーグ等の自社製品にしていきたいと思っています。乳製品と肉製品でよりブランド価値を高めていきたいです。これからも今いる社員と一緒に成長し続け、会社をもっと変化させていきたいです。もっと愛されるような自社製品を作り、それを食べた人達が実際に幸せな時間を感じられ、それを私たちの喜び、嬉しさと捉え、それをエネルギーにまた原材料を生産する。そういう「陽」のようなマインドループを起こし、「嬉しさ循環企業」を目指していきたい。このような社会貢献を本気で語れるぐらいの影響を与える企業になっていきたいです。

  • 若者へのメッセージ

    今は転職ありきの世の中のように感じますが、仕事で嫌なことがあったからといって1〜2年で簡単に転職する⼈材と、⼀つの会社で数年間勤務して様々な経験をしてきた⼈財とでは、まるで⽣きる能⼒に雲泥の差が⽣まれるのが現実だと思います。仕事をする中で嫌なことがあっても、それにどう⽴ち向かって乗り越えるかといった経験や、ある程度⾝に着けたスキルをそのまま応⽤してプロジェクトを成し遂げるなど、技術、知識だけを⾝に着けただけでは経験できないことを体感するために、時には⾃分に対して厳しさも持っておいてほしいです。また失敗を恐れずにチャレンジしていく気概もあると良いです。⼈⽣を棒にふるような失敗でなければ、必ず後で良い経験になるはずですし、成功している経営者で成功しかしていない⽅はいないと思います。⾊んな経験が⽣きるための糧になるので、その⽅がずっと⾯⽩い⼈⽣を歩めると感じます。

COMPANY

会社概要

企業名 有限会社パインランドデーリィ
所在地 北海道紋別郡興部町字北興40
業種 農林水産
設立 2001年
資本金 1,990万円
従業員 48名
事業内容 生乳生産、黒毛和牛の生産、乳製品の製造加工・販売、バイオガス発電による売電、飼料センターの運営
URL https://www.pineland-farm.com/
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