氏名 | 渡部 智司 |
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会社名 | 株式会社いちい |
出身地 | 島根県 |
出生年 | 1976年 |
趣味 | ゴルフ |
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休日の過ごし方 | ゴルフ |
座右の銘 | 良いものは良いダメなものはダメ |
好きな食べ物 | グラタン、肉 |
尊敬できる人 | 日常的に良く出会う人 |
生まれてから小学校2年生までとても豊かな暮らしをしていたのですが、小学校2年生の時に両親の事業がうまくいかず、今までとは一転した生活をしていました。中学生の時は学校に全く行かないような生活を繰り返していて、高校には最初は行くつもりがなかったのですが、父親の友人が学校で働いていたので、その縁もあり推薦で入学しました。高校入学後は、小学生の時から続けてきたサッカーでプロになろうと日々練習に取り組み、学校にも通うようになったので、今までとは少し違う学校生活を送りました。サッカーを一生懸命に練習した結果、プロのスカウトが学校に見に来てくれましたが、高校3年生の時に怪我をしてしまい、プロへの道を諦めることを決意しました。
高校卒業後、サッカーのプロ選手になりたい夢はあきらめることができずにいて、留学をしようと思い留学費用を稼ごうと土方の仕事に就きました。就職後は僅か3カ月で今まで手にしたことのないお金で遊ぶことに夢中になり、結局留学の夢を諦めることにしたのです。1年半務めた土方の会社を、その時に始めたサーフィンを理由に退職することになります。そして、友人と一緒に共同経営でダイニングバーをOPENさせ、昼はサーフィンとアルバイト、夜は自分の店で働き、寝る間もないくらい遊び、たくさん仕事をしていました。大変でしたが、それ以上に充実した毎日だったと思います。3年経ったある時、ダイニングバーはもう一人の経営者に譲り、後輩の親が経営をしている工務店に入社をして、そこでは瓦工事をしていました。その時に、今の仕事に就くきっかけとなる「親方」と出会います。その親方が自分の仕事ぶりを見て「大工にならないか」と声をかけてくださって今仕事の原点につながっています。
創業したきっかけは、常にどの仕事においても「この会社の社長になったら」と常に考えて仕事をこなしてきたため、独立することも私の中では当たり前でした。仕事を頂いている方がどうしたら喜ぶだろうと考え、我を張らずお客様に寄り添うように常に考えていました。親方との出会いや、大工として経験した事がきっかけで、お客様に寄り添った仕事がしたいという想いがあり、今の会社を設立しました。
事業規模の拡大に伴い、私自身が現場に行く機会が減ったこともあり、職人によって仕事の仕上がり具合が異なることに気付きました。親方に教わった「良い事に対して素直に受け入れる姿勢」がとても大切だと改めて実感しています。仕事をする上で、お客様の為に仕事をしていることを意識しつつ、100%の力を出して取り組んで欲しいと社員に伝えています。そのため、会社が大きくなればなるほど謙虚にならないといけないことを一番大切にしています。また、常に先も見ますが、土台が最も大事だと考えています。
デザイン=「いちい」。このシェアをより大きくしていくことです。とにかく「いちいらしさ」というこだわりを持って家づくりをしていきたいと考えています。お客様だけでなく、関わる業者様、協力して頂いている不動産会社の方々など「いちいと関わると良いことがある」と思ってもらえるような会社にしていきたいです。そして最終的には大工の育成学校をいつか創りたいと思っています。
夢や希望は一つではないと思います。いつかこれが私の夢だと分かる時が来ると思いますので、その時に、自分の夢に対して恥ずかしがらずに声に出して、そしてがむしゃらに成功するまで追いかけ続けて欲しいです。
企業名 | 株式会社いちい |
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所在地 | 島根県松江市玉湯町湯町147−1 |
業種 | 不動産 - 不動産賃貸・管理 |
設立 | 2014年 |
従業員 | 19名 |
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事業内容 | 注文住宅づくりを主とし、商業施設、住宅のリノベーション、リフォームを行っている。その一方で大工の職人の育成を行っている。 |
URL | https://ichii-archi.com/ |