株式会社新和
宇野 辰雄
生き残れる
人材を育てる
仲間の後押しで経営者になった賢者。しかし新たに参入した飲食業界には課題が山積していた。会社を守るため、仲間を守るため賢者が目指した経営とは？
PROFILE
賢者プロフィール
| 氏名 | 宇野 辰雄 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社新和 |
| 出身地 | 東京都 |
| 出生年 | 1964年 |
| こだわり | 有言実行。発言に責任を持ち最大限に努力する |
|---|---|
| 趣味 | 料理、ゴルフ、大型バイク、車、旅行 |
| 特技 | 歌唱、ゴルフ（ドライバー飛距離）、料理 |
| 休日の過ごし方 | ゴルフ、料理、旅行（大型バイクツーリング）、読書 |
| 座右の銘 | 実るほど頭を垂れる稲穂かな |
| 好きな食べ物 | 黒毛和牛、熟成肉、桃 |
| 尊敬できる人 | 弊社社員 |
HISTORY
賢者ヒストリー
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幼少期～学生時代
私は二代目です。小学校の頃から会社を継ごうと思っており、社長とは何かをよくわからなくとも、将来何になりたいかと言われると社長と答えていました。住いが自宅兼工場だったので、朝早くから夜遅くまで働く両親を生まれてからずっと見て育ち、小学校の頃から工場の仕事を手伝ったり、母親の代わりに家事、炊事などサポートするように。その当時は何でもやってくれる友人の家庭を羨ましく思ったこともありますが、今思えばその時の経験があったから今の私がいるのだと思います。
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社会人時代
社内のトラブルで人員不足になり、大学を辞め、20歳で会社に入社しました。急な事で他社で修行をする時間もない未経験者が、工場長兼専務と言う立場になってしまいました。前工場長から2週間だけ現場の仕事を教わりましたが、技術的にも当然簡単な仕事ではなく最初の1年間は苦労の連続、1ヶ月で5Kgも痩せる程でした。自分の下で働いている人は全員が年上で、人の上に立った事もない20歳の若造では到底無理な事が沢山ありましたが、死にもの狂いで働き、努力しました。今までも大変な事は多々ありますが、その時の苦労に比べると大したことはないと思います。正に、自分を限界まで追い込んだ20代でした。
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就任のきっかけとその当時
34歳の時に社長に就任しましたが先代は賛成ではありませんでした。30代になり、会社の現状や将来を考え先を見据えた行動をと考えていました。ですが、現状を知るにつれ、雇用環境や人材の採用など先代の造る組織にかなりの危機感を覚え始め、少しでも早く社長を代わらなくてはいけないと決意。改善要求を先代と交渉、交代せざる負えない状態に周りの協力を仰ぎました。そこまでして交代に向け行動できた一番の原動力は社員全員が社長就任を希望してくれて後押ししてくれた事です。
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現在の事業
現在も、社長就任前から考えていた事を社員と共に実行に移し行動できることが喜びです。入社してから全ての管理を一人で行った経験から一人の力で出来ることの限界を感じ、組織の大切さを痛感しました。労働環境、就業規則の整備を進め、給料体系も年功序列ではなく、完全な実力報酬型への転換をはかることで、実力ある人材に恵まれる結果となっていると思います。飲食業も、製造業も、他の業界も考え方は同じでなければなりません。飲食業の労働環境改善は、働く側、会社側、双方が考え方を改善していかなければならない問題ととらえ、日々改善チャレンジを続けています。
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今後の展望
当然会社の成長は大事なことです。私は売上げや規模に拘っていませんが、利益に関しては拘りたいと思っています。利益を出して報酬や働き甲斐を出来る限り社員に提供したい、しかし日本と言う国が成長しなければ会社の将来も不安です。特に資源がない日本の現状を考えると人間力の向上が不可欠ではないかと考えます。これからは会社の成長と同時に日本と言う国の為を考え、人材を育てる。その新たなフィールドとして、新規事業にサービス業、飲食業を選びました。業種の壁を創らずグローバルに活躍できる人材を育てることが今後の目標です。
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若者へのメッセージ
多様性を認める良い時代になりました。働き方も様々。そんな中でも変わらないことがあると思っています。その一つが、若い時の苦労は買ってでもしろ、ということです。私も若い時はその真意が分かりませんでしたが今になり、実感しています。若い時はがむしゃらに目の前にある仕事を日々行って下さい。努力していれば成長した自分に出会えます、将来が見えてきます。20代は限界まで働く、それが30代でつぼみとなり、40代で開花し、実感につながるでしょう。
COMPANY
会社概要
| 企業名 | 株式会社新和 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都東京都北区中里1丁目 11－4 |
| 業種 | 製造 |
| 卸売・小売 | |
| 飲食店・宿泊 - 一般飲食店 | |
| 設立 | 1966年 |
| 資本金 | 1000万円 |
|---|---|
| 従業員 | 113名 |
| 事業内容 | 包装資材の製造販売 飲食事業 |
| URL | http://www.shinwa3.co.jp |
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