KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

文京住販株式会社
一村 岳史

エリアを絞った展開

「営業は個人プレーじゃない」と賢者は言う。組織の緻密な戦略や決め事を元に、行動をすることが近道なのだ、と。何かと戦略的な賢者の原点は少し意外なところにある。回り道をした分、賢者は近道を知る。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 一村 岳史
会社名 文京住販株式会社
出身地 大阪府
出生年 1979年
こだわり 誠実に仕事をすること
趣味 ゴルフ
特技 安全運転
休日の過ごし方 ゴルフ
座右の銘 思索の人として行動し、行動の人として思索せよ
好きな食べ物 寿司
尊敬できる人 新しいことにチャレンジし続けている人

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期〜学生時代

    大阪府吹田市生まれ、高校までは大阪の公立校、大学のみ京都。新聞記者の父、公務員の母、妹のごく一般的な4人家族でした。小学1年生で野球と水泳を始め、中学生から高校卒業までは水泳(競泳)に注力しました。大学時代の趣味はバンド活動で担当パートはドラムでした。作詞作曲も担当していました。学校の勉強に興味が持てず、1年留年しました。大学留年というハンデを就職活動においてどうのようにリカバーして見せるかという不純な動機をきっかけに、社会人となった後の自分の姿をすごくイメージするようになりました。いつしか就職活動における見られ方はすっかり忘れ、社会人としての3年後、5年後、10年後というイメージを自分の中で繰り返すようになり、一定程度のイメージトレーニングができた状態で社会生活のスタートを迎えられたことが今思い返せば非常に大きいと思います。

  • 社会人時代

    新卒入社した会社は、建売分譲事業をメインとする300~400人規模の会社でした。そこで販売管理業務を行う部署に配属されました。消費者に対するセールスは仲介会社に依頼していいたため、仲介会社に対する物件のプロモーションや、販売物件の管理、契約、決済という出口部門の業務で、多い時で年間100件を超える案件に関わりました。数多くの取引に関わることで、幅広い不動産知識の習得や様々なシチュエーションを体験することができ、後に会社が民事再生手続きを申請、再生手続きにもそれなりに関与しました。間違いなく不動産業界で生きていくためのベースとなった5年間でした。私はこれまでに独立を具体的にイメージしたこともなければ社長になりたいと思ったことも一度もありません。ただ、会社員時代、自分が正しいと信じ、提供したいと思える顧客へのサービスを会社事情や考え方の相違等により実現できないことが度々あり、そのことから、「自分が正しいと思えるサービスを提供できる労働環境を手に入れる」ことは目指すようになりました。そのためには、自分が力をつけなければならないと思い、それがモチベーションにつながったのです。

  • 社長就任のきっかけとその当時

    私の入社前は文京区及び周辺地域における売買仲介の会社でした。そこへ私が入社し、自社による戸建分譲という新たな柱を追加し、売買仲介と自社分譲の2本柱で事業を展開しました。当初3~4年は自社分譲部門を一人で担当しました。手数料商売である仲介業との売上の性質の違い(自社分譲は取引価格が売上)もあり、売上及び利益が飛躍。2015年に前代表が退任することとなり、その時点で取引金融機関等に対しては既に私が会社の顔になっていたためそのまま代表に就任しました。

  • 現在の事業において

    「不動産というのは二つとして同じものがない」とよく言われます。全くその通りで、特に土地についてはよりそれが顕著に表れます。ただ、不動産業界においてはこの言葉がセールスの現場においてよく使われます。購入の決断を迫る言葉として使われることも少なくありません。しかしながら本来この言葉は、この業界で働く我々にとってみればセールス現場で使う言葉ではなく、サービス提供や商品説明のために肝に銘じないといけない言葉だと思います。「二つとして同じものがない」からこそ、それを作るもしくは販売する立場として、どれだけのサービスが提供できるかが重要なのです。そのサービスを提供する上で当社が一番重視していることが、地域に対する成熟度です。地域に対する成熟なしに不動産のセールスや分譲住宅の供給は行えないと言っても良いぐらいのファクターだと考えています。

  • 今後の目標

    社会貢献というほど大層なことが言えるほどの会社ではないですが、地域企業としては少なくとも地域に対しては貢献して行きたいと考えています。戸建住宅や宅地の分譲は街づくりの一端を担う仕事でもあるので、地域貢献につながる仕事だと思っています。社内的な部分については、全社員が活躍できることを目指しています。それは社員全員に幸せになってもらいたいということももちろんですが、顧客へのサービス水準の維持にも影響があると考えています。営業会社というと社員間の競争によって、社内において優劣が大きく出ることが珍しくありません。それは個人への依存度を高め、顧客へのサービス提供を妨げることにもなりかねないと考えています。将来的には23区内において商圏エリアの拡大も視野に入れています。しかしながら商圏エリアの拡大をするために提供サービスの水準を下げることはできないので、優先順位は変わりません。

  • 若者へのメッセージ

    目指すべき未来(3年後、5年後、10年後等)の自分の姿をイメージする習慣をつけて欲しいと思います。最初はぼんやりとでも良いのです。段々はっきりと具体的になってきます。具体的なイメージができるということは、それが叶えられるものになっているということだと思います。常に目指すべき未来までの距離感というか、今の自分はどの位置にいるかみたいなことを意識することが大切だと思います。

COMPANY

会社概要

企業名 文京住販株式会社
所在地 東京都文京区白山1-6-6
BJ白山ビル
業種 不動産 - 不動産取引
設立 2006年
資本金 4000万円(2017年12月現在)
従業員 24名(2017年12月現在)
事業内容 戸建住宅開発分譲、不動産売買仲介、不動産賃貸仲介、不動産賃貸管理
URL http://bunkyoj.com/
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