PROFILE
賢者プロフィール
氏名 | 髙田 明 |
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会社名 | 株式会社ジャパネットたかた |
出身地 | 長崎県 |
出生年 | 1948年 |
休日の過ごし方 | 映画鑑賞、ペットと遊ぶこと |
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座右の銘 | 夢持ち続け、日々精進 |
心に残る本 | 『脅威のプレゼン』スティーブ・ジョブズ |
現在の仕事の魅力と苦労 | 多くの人達に自分が感動したもの(商品)とその先にある生活について伝えられるのが魅力です。社員達と議論しながらいいメッセージを送ることができたとき、そして伝わったとわかったときは本当に感動します。自分が好きなことをしていますので、あまり苦労を感じません。 |
日本を背負う若者へのメッセージ | 将来のことを考えすぎても、日々自分も社会も変化していきます。今ある課題に一生懸命取組み、好きなことに打ち込んでください。夢を持ち続けて今を大事にしていれば、きっと自分の道が見えてくるはずです。是非、皆さん頑張ってください。 |
HISTORY
賢者ヒストリー
大学時代の4年間はESSに所属し、一生懸命英語の勉強をしていました。当時は英語を使ってあらゆる国の人々と交流したいと思っていました。ちょうど、大学時代に大阪万博EXPO‘70が開催されました。大学から近かったので、外国の方へ積極的に話しかけに会場に何度も足を運びました。英語でコミュニケーションを取れたときの喜びは今でも忘れられません。
学生時代に英語に興味があったこともあり、最初は貿易部がある機械メーカーに就職しました。23歳のとき、営業の通訳として、ヨーロッパ駐在をすることになりました。約8ヶ月間ヨーロッパ中を飛び回り、様々な国の人々や文化に触れられたのは、今でもとても貴重な経験です。ヨーロッパから戻ってきた25歳には会社を辞め、長崎・平戸の実家に帰り父の仕事を手伝うこととなりました。父がカメラ店を営んでおり、兄弟も私以外は父の店を手伝っていたため自然な流れでした。そこで写真の世界にのめりこんで行きました。その後写真現像やカメラ販売はもちろん観光写真などカメラに関する仕事なら何でも取り組んでいきました。
父の仕事の手伝いを長崎の平戸でやっていたのですが、平戸より少し大きな街の佐世保に営業所を出すことになりました。佐世保に移ってからも、近くの嬉野温泉へ観光写真の撮影に行ったり、店頭、時には訪問でカメラなどの販売を行ったりしていました。その後、1986年に父のカメラ店より分離独立しました。新装開店の際などに、ラジオを使って店の宣伝をしていたのですが、ある時そこでコンパクトカメラを紹介したところ大きな反響があり、大変驚きました。これが全国でできれば面白い!と考えたのが今のジャパネットたかたの原点です。その後長崎から徐々にネットワークを広げていきました。そうするうちにテレビでも商品を紹介したいと思うようになり、94年にテレビショッピング開始、99年にはカタログ、01年にはインターネットショッピング開始し、現在のメディアミックスの形になっていきました。
カメラ店のときから大手の差別化を図るために、様々なことを考えていました。例えば写真の現像を大手が1日かかるところを、その日のうちにできるようなサービスをしていました。朝、出勤時にフィルムを出して帰宅時には現像が出来上がっているということは、出す人にとって必ず喜ばれることだと思ったからです。このように、お客様にとって快適なサービスとは何かを考え、取り組む、という積み重ねで、現在のスタイルが出来上がりました。 テレビショッピングを始めた当初は、東京や福岡などのスタジオに出向き収録を行っていましたが、放送までに1ヶ月程かかっていました。これではお客様にいいモノを早く提供できないと思い、自社にテレビスタジオを持ち、すべて社員で行うようにしていきました。お客様に「いいものを買った!」と誇っていただけるよう、商品の選定はもちろん、分かりやすい商品紹介、そしてアフターフォローにも力を入れています。
COMPANY
会社概要
企業名 | 株式会社ジャパネットたかた |
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所在地 | 長崎県佐世保市日宇町2781 |
業種 | 卸売・小売 |
設立 | 1986年 |
資本金 | 1000万円 |
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従業員 | 1382名(グループ全体、2012年2月現在) |
事業内容 | 家電製品、健康食品、スポーツ用品、寝具、生活雑貨などを取り扱う通信販売業 |
URL | http://www.japanet.co.jp/shopping/jh/index.html |