KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

株式会社ワコールホールディングス
塚本 能交

業界のリーディングカンパニーであり続ける

カリスマ社長を父に持ち、そして、その後継者となるのはどんなに重圧だろうか。同じやり方で何かを成し遂げたい。違う形で何かを成し遂げたい。正解はどちらか。それはきっとどちらでもない。突き進んだ先に答えがあるのだ。確かなのは、そこに商品への愛が、ブランドへの愛があることだけ。そして父への愛も。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 塚本 能交
会社名 株式会社ワコールホールディングス
出身地 京都府
出生年 1948年
趣味 ゴルフ、音楽鑑賞
座右の銘 一生勉強
現在の仕事の魅力と苦労 お客さまから愛される商品やサービスをお届けし、世界中の女性の「美しくなりたい」という想いに応えることです。
日本を背負う若者へのメッセージ 若い方々は無限の可能性を秘めています。チャレンジ精神を持って、がんばってください。

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少~学生時代

    小中学生時代の私は目立たない存在でしたが、バンカラ風の府立高校で揉まれてたくましさを身につけました。大学時代に海外留学したのですが、米国での生活を通して「自分が変わらないと何も変えられない」ことに気づき、積極的に異文化に溶け込むように努力しました。このときの経験は、のちになって大きな自信となりました。

  • 社会人時代

    ワコールに入社してすぐ、伊藤忠商事に出向し、織物貿易部で海外への輸出を担当しました。所属していたのは10人くらいの課でしたが、当時、その課で扱っている商売の額とワコールの大阪店の取り扱い額は同じくらいでした。商社の扱う金額の大きさは、メーカーの扱うそれとはスケールが違います。しかし、ワコールに戻ったら、その商売の単位がものすごく小さい。ショーツなら単価何百円という小さなものを1枚1枚売っていくことで、億の数字をつくります。伊藤忠商事では仕事のおもしろさを学ぶとともに自信をつけさせていただきました。そして、ワコールでは日々の積み重ねの大事さを学びました。

  • 社長就任当初についてのお話

    私が社長に就任したのは1987年ですが、その10年前に創業者より指名を受けました。聞いていない話でとても驚きましたのを覚えています。社長就任後は、失敗談も多くあります。紳士服事業、ヨーグルトの販売など手がけた新規事業はすべて失敗し、創業者からは「本業をしっかりやりなさい」と言われました。その後は、創業者をはじめ先人たちが築いたワコールという遺産とその強みを活かしながら、目標である「世界のワコール」に向けて階段を一段一段登るように着実に地道な挑戦を積み重ね、現在に至っています。

  • 今後の目標

    現在、ワコールでは海外進出を積極的に進めており、アジア、米国、中国、欧州など60ヶ国以上の国や地域で商品を販売しています。「世の女性に美しくなってもらう」という会社の目標に向けて、研究・商品開発にこれまで以上に注力し、世界のすべての女性に愛される商品をお届けしたいと思います。

COMPANY

会社概要

企業名 株式会社ワコールホールディングス
所在地 京都府京都市南区吉祥院中島町29
業種 製造
卸売・小売
設立 1946年
資本金 13,260百万(2015年3月現在)
従業員 20,196名(2015年3月現在)
事業内容 インナーウェア(主に婦人のファンデーション、ランジェリー)その他の繊維製品の製造、卸売販売
URL http://www.wacoalholdings.jp
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