KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

株式会社竹延
竹延 和希

幸せを感じるものづくり

創業70年以上、建物の塗装工事を通して顧客のニーズに応え、永く残る建物造りを目指してきた株式会社竹延。4代目の代表に就任した賢者は、労務不足や人材育成などの社会問題に向き合い、新たなチャレンジに立ち向かう。

SHARE

PROFILE

賢者プロフィール

氏名 竹延 和希
会社名 株式会社竹延
出身地 奈良県
出生年 1982年
こだわり スピード
趣味 ワークアウト、乗り物全般、旅行
特技 瞬発力、力技系のスポーツ
休日の過ごし方 妻と外出、ジム
座右の銘 なんとかなるさ
好きな食べ物 麺類、肉類
尊敬できる人 先代

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    働くという事の最初のイメージは誰しも一家の大黒柱(父親、母親)ではないでしょうか。幼心にも当時、父親が働き盛りだったころ、まだ外も暗い時間4:30頃に家を出て1時間弱程かけて出社していました。私自身幼少期から朝は早い方だったので、たまに出社する父親の時間帯に薄っすら目を覚まし、「家族のためによくこんな朝早くから出社してくれているな」と感じたものです。こんなに朝が早いのも、現場へ送り出す職人さんへの送り出し教育説明をするためとは言え、今となっては時代が変わり、私が当時の父と同じ事をしているのですから、人生面白いものですね。

  • 社会人時代

    間違いなく、現在の会長、前社長の影響は大きいです。企業のトップとはどうあるべきか、というのを直接帝王学のように教えられた訳ではありませんが、私が入社して代表になるまでの間、普段の仕事を通してまさに背中で語ってもらったようなものです。記憶の中では、厳しさがほとんどのシェアを占めていますが、そういった厳しさ、時折見せる優しさ、そのすべてが今の私に繋がっていると感じます。

  • 社長就任のきっかけとその当時

    大学在籍中にアルバイトでお世話になっていた会社で2年ほど従事していたころ、私の中で、頑張った分より評価してもらえるような職に就きたい気持ちが芽生え、当時弊社の副社長だった親父に「働かせて欲しい」と頼んだ事がきっかけでした。

  • 現在の事業

    弊社は人材不足を最重要課題として考え「塗装ロボット」の確立に注力しています。「塗装ロボットを本格的に使うようになれば、職人は不要なのか」という質問をいただくことがございます。しかしそれは全くの誤解で、塗装ロボットといっても全てをまかないきれるような高度なロボットではなく、簡単に言えば、建物内部の壁を人の代わりに塗装するだけです。建物内部の壁面塗装は我々ペンキ屋にとっては、一般的な作業の一つです。その作業の一環を塗装ロボットが担い、職人にはより高度で専門性の高い作業をする事で技術向上を目指していけます。では塗装ロボットは誰が管理、操作するのか。職人?ではなく一般の方が該当します。普段全く建築関係に従事していないような方、アルバイト、パートでもOK。欲を言えば理想は機械好きな学生さんがベストですが、それぞれの分野で、今まで以上に個人が活躍できる場を提供できるので新たな雇用が生み出せるわけです。

  • 今後の展望

    ただいくら塗装ロボットの性能が良くても、その塗装ロボットが、誰が見てもカッコイイと思わず使いたくなるようなデザインにしていくことで実際に導入をしていただきやすいと考えております。塗装ロボットの利点は、誰でも簡単に高品質な塗装仕上げが可能なところと、安全に塗装する事が可能な点です。品質に関しては、基本一定のパラメーターさえセッティングしておけば良いだけですし、ノズルの向きを上に向ければ、天井塗装。下に向ければ床面の塗装が可能になります。また安全面に関しては、通常職人さんが立馬や高所作業車を使って塗装する作業を、そういった器具を使わずに済む=安全面でのリスク低減につながるところが大きな利点です。ですので、高さのある壁や天井を塗装できるようになれば、そういったより安全面での幅も広がっていくので、その辺の活動幅を広げていけます。

  • 若者へのメッセージ

    仕事とは何か?と哲学的な質問をされたとき、何が正解なのかは人ぞれぞれの経験、価値観によって違って当然です。私も同じ質問をされたら、質問された年代によって変わるかもしれません。ただ、いま一企業のトップとして回答するなら、自分を高め続けるものと返答するでしょう。会社のために、家族のために、子供のために、趣味のために、金持ちになるために、というような本音的な理由も立派な回答だと思います。でもそういった色々な理由も含め、全て自分に繋がる事になります。苦労は若い時にするもの。とよく言ったものですが、確かに当てはまると思います。その時は死ぬほど辛かった、経験したくなかった事でも、今となっては全てが自分にとって大事な出来事で、それが経験値として今も活きています。どういう理由であれ、自分を高め続ける事ができる一つのツールとして、仕事を大事にして、何より自分を好きになって欲しいと思います。

COMPANY

会社概要

企業名 株式会社竹延
所在地 大阪府大阪市都島区都島北通1-2-12
業種 建設
設立 1961年
資本金 1億円
従業員 250名
事業内容 建築塗装工事、内外装リニューアル工事全般
URL https://www.takenobe.co.jp/
{

RELATED MOVIES

関連動画