PROFILE
賢者プロフィール
氏名 | 松下 康平 |
---|---|
会社名 | 株式会社ZEエナジー |
出身地 | 富山県 |
出生年 | 1972年 |
こだわり | 様々な国に行き、その国の飲食を楽しむこと |
---|---|
趣味 | キャンプ、釣り |
特技 | 物事を立体的に俯瞰して見られること |
休日の過ごし方 | 釣りやキャンプに行ったり、焚き火をしたりすること |
座右の銘 | 諦めない限り失敗はしない |
好きな食べ物 | 鮨、各国の伝統料理と酒 |
尊敬できる人 | 稲盛和夫、矢橋英明 歴史上は曹操孟徳 |
HISTORY
賢者ヒストリー
幼少期は、いたずらばかりする子供でした。バケツを持ち廊下に立たされることは日常茶飯事。祖母に庭の木に縛られたこともありました。中学生になった頃、理科の先生のおかげで、理科の面白さに目覚めました。この先生が、教室を飛び出し外での課外事業をよくしてくれる先生で、体験により学ぶことでより理科が好きになったのを覚えています。高校時代は、環境問題について一緒に語ってくれる先生と出会い、環境問題に取り組む企業で働きたいと決心しました。大学では、一からビジネスについて教えてくれる先輩に出会いました。その先輩から学んだことで今も実践しているのは、「目標の細分化」。目標を決めてそれを細分化させ、一つ一つクリアしていくとおのずと達成できる。その先輩が仲間と会社を作り経営していたことから、私自身も在学中に起業家サークルをインカレで立ち上げました。卒業する頃には、メンバーは150人ほどまで増え、今でもやり取りする仲間もいます。
大学在学時に立ち上げた起業家サークルで代表を務め、経済や会社経営のこと、わからないことが多いと痛感しました。当時の経営者の方たちをひとりひとり訪ね、ご指導いただき、たくさんのことを学ばせていただきました。この学びを吸収し実践すべく、大学在学中に起業家サークルのメンバー6人と起業しました。故郷である富山で「炭化装置」の開発を始めました。大学で炭を科学的側面から研究しており、炭は土壌や水の浄化作用もあり、また脱臭効果もあります。地球環境問題の中でも世界のゴミ問題を解決できるのは炭であると考え、日々いろいろな有機物を炭化し、実験を繰り返しました。炭化装置の近くに家を借りメンバー6人で一緒に住みながら、寝食を忘れて研究に没頭しました。この頃の経験が、今のZEエナジーの原点だと思っています。
これまで出会った人から得た学びと地球環境への危機感、そして社会課題こそビジネスとして継続して取り組まなければならないと思ったのが起業のきっかけです。中学の頃の理科の先生との出会いがなければ、理化学の面白さに気がつかなかったですし、課外学習で学んだ現象面から原因を追究することを身につけることはできなかったです。高校の先生と環境問題について語る時間がなければ、自分が社会の中で環境問題についてやるべきミッションを見つけることはできなかった。高校の頃ですから40年ほど前ですが、脱炭素への取り組みを今すぐ始めないと地球が危ないと危機感を募らせていました。その危機感をもちビジネスという形で社会課題に継続して向き合っていくこと、この思いを共有し一緒に起業してくれた仲間がいたからできたことだと思います。
炭化装置、ガス化装置、そこから生み出される木質バイオマス発電装置の運用をして、環境問題、エネルギー問題、食糧問題について、国内外においては地方自治体や現地の政府との連携により、資源的、環境的、経済的、文化的な側面から地産地消モデルを普及させることを我々はしています。大量生産、大量消費の世の中から、高付加価値適量生産、適量消費の時代になっています。商品だけではなく、エネルギーもしかり、地域の資源を有効活用、化石燃料の代わりに廃棄物を資源へと変換、そこで小規模エネルギーを生み出し、排熱も二酸化炭素も有効活用し、林業や農業といった 一次産業に付加価値を見出しました。それらの活動が世の中から評価されレジリエンスアワードを受賞しました。過疎地域に新たな雇用の創出に貢献し、最終的には地産地消の発電で得られる災害に強い日本、地域を作っています。
その国その街に合ったビジネスを展開していきます。大企業を作る!と言う考え方では無くて、個の集合体が1つの 組織をなしていて、日本だけでなくて、いろんな国々に点 在している会社と脳細胞のようにお互いの情報を伝播した り、受けたり共有したりしながら、ビジネスを展開していく、そのようなシナプス企業体が作れたらと思っています。その一 環でいろいろな拠点を作りながら、その拠点で組めるパートナー企業を見つけながら、事業を進めていこうと考えています。やはりそれぞれの国ごとに文化も違えば考え方も違いますし、仕事の進め方も違うので、それを日本の企業が現地に支店を作って日本のルールを押し付けるというやり方は、もう古いと思っています。それよりも、現地の企業と連携を取りながら、現地なりのやり方、仕事の進め方で、我々が持ってるそのコアな技術を応用した事業展開ができればなと思っています。
諦めないことです。やりたいことがあってそれをやり続ける!諦めないでやり続けていくと、助けてくれる人も現れたり、共感する人も現れたり、仲間が増えていったりするので、やり続けていくことによって、達成ができると私は思っています。私は炭焼きを30年以上やり続けるなかで、必ずCO2削減になると信じていました。今、時代がそういう流れになってきてるので、他者が入りづらい参入障壁があるなかでも弊社では30年以上積み上げてきた実績と信頼があります。その部分では非常に有利に働いています。結果として今も継続している事業の延長で、これから先の未来も更に事業を発展できると考えています。諦めたらそれで終わりです。
COMPANY
会社概要
企業名 | 株式会社ZEエナジー |
---|---|
所在地 | 東京都中央区日本橋茅場町1-11-7 大成ビル6F |
業種 | サービス - 専門サービス |
サービス - コンサルタント | |
その他 | |
設立 | 2008年 |
資本金 | 5,000万円 |
---|---|
従業員 | 25名 |
事業内容 | バイオマス発電施設の運営管理、売電事業、バイオマス燃料の製造販売、バイオマス発電システムの製造販売、炭化装置・半炭化装置の製造・販売、環境関連装置の製造販売、環境コンサルティング、リサイクルシステム研究・調査・分析サービス、その他上記に付随する業務全般 |
URL | https://www.ze-energy.net/ |