PROFILE
賢者プロフィール
| 氏名 | 小林 俊介 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社With You |
| 出身地 | 新潟県 |
| 出生年 | 1984年 |
| こだわり | 原体験と有意味性 |
|---|---|
| 趣味 | クライミング |
| 特技 | 講演、人前で事業のことやビジョンを話すこと |
| 休日の過ごし方 | 家族と過ごす、こども達とクライミング |
| 座右の銘 | 道徳なき経済は罪悪であり経済なき道徳は寝言である |
| 好きな食べ物 | ハラミとハイボール |
| 尊敬できる人 | 小林勇一(父) |
HISTORY
賢者ヒストリー
物心ついた頃から「障害」と身近でした。いつも遊び相手になってくれていた統合失調症の叔母、自宅の敷地内にある父の会社で働く障害のある方々、少し変わったクラスメイト・・・。それが「当たり前」だと思っていました。しかし、成長し、見る社会が広がるにつれ、それは小林家にとっての「当たり前」であり、地域社会の「当たり前」ではないということを感じました。遊びに行った友人の家に幻覚や幻聴の症状を抱える家族は居らず、ある時期から少し変わった友人は保健室で個別に授業を受けるようになり、職場体験で伺った地域の会社には「普通の大人」しか働いていませんでした。この「原体験」と「違和感」が、後の私の人生に大きく影響しました。
父の会社で中間管理職として働く中で、何度も感じたことがあります。それは、小さい頃から見ていた「少し変わった人達」が、本当に頼りになる「戦力」になっているということ。そして、そこには「福祉」は存在していなかったということ。子連れで出勤しているママさんも、年金を受給しながら働く高齢の方も、知的や精神の障害のある方も、誰もが自分の仕事を全うし、互いに補い合っている関係性。今風に言えば「企業文化」みたいなものでしょうが、もっと泥臭くて混沌とした、それでいて強固で美しい「当たり前」でした。
様々な経験を積んだ中間管理職時代でしたが、その時点ではまだ自分の人生、世の中をどこか甘く見ていました。「ほどほどに働き、時期が来たら社長になれば良いや」そんな気持ちで、ただ単純に日々を過ごしていました。しかし、2010年の元日に不慮の交通事故に遭い、生死の境を彷徨う薄れゆく意識の中で考えました。薄れゆく意識の中で考えました。「やるべきことをやっていない。もし助かったら生き直したい」ありがたい事に助けてもらい、拾った命の使い方を考えた際にふと浮かんだのが、幼少期の原体験と違和感です。「もしかしたらここにやるべきことがあるのでは?」そう考えて第二の人生を歩み始め、この分野に全てを注ぎ込もうと決めて2015年に独立創業に至りました。
拾った命の使い方を模索しながら地域社会を見ていた時に、地域の「就労支援事業所」に行き着きました。そこで見たのは、申し訳ないけれど仕事とは思えないような作業と職場環境。誤解を恐れず言うなら、当時の私にはまるで『大人の預かり所』のように見えてしまっていました。さらに驚いたのは、そこで働く障害のある人たちの賃金が時給にして150円にも満たないということ。地域の企業はどこも人手不足を嘆いているのに、同じ地域内で障害のある人たちが固まって時給150円で鶴を折ったりクッキーを焼いている・・・「このギャップを埋めて、この人たちが真に活躍できる社会にしよう」それが起業のきっかけであり、今でも大切にしている思いです。
福祉事業はあくまでも「手段」であり、「目的」ではありません。今後の展望というにはあまりにも現実味がないかもしれませんが、就労支援事業という「手段」を可能な限り減らしていきたいです。単に減らすと言うより、その役割を地域社会や地域の企業にシフトしていきたいです。物心ついた頃から「障害」が身近でしたが、「福祉」は身近ではありませんでした。しかし、私の身近な人達が不幸だったとは思いません。事業としての「福祉」は無かったけど、きっと概念的な「福祉」が人々の心の中にあったのだと思います。既存の福祉や就労支援を否定するわけではないのですが、私にしか出来ない「福祉の『向こう側』 」を私は追求し続けます。
障害者のことだけでなく、社会課題が複雑化・多様化する中、20年後には想像できない事が課題になるかもしれません。そんな未知の課題に対し、私は直接的なアプローチはしないでしょう。今見えている課題に、今あるリソースで解決する事業で挑戦し続ける。次世代にその背中を見せることが、次のアントレプレナー輩出や挑戦が循環する社会に近づくと思っています。私は普段、新潟の小さなまちで事業を営んでいますが、そこではそんな『挑戦が循環する生態系』が醸成され始めています。それを実際に体感してしまっているので、もう辞められません(笑)あなたの個性が、原体験が、違和感が、将来の社会課題解決に繋がるビジネスの種かもしれません。高校すらまともに行かなかった自分が経営者でいれるのは、知識や資格ではなく『自分』を大事にし、向き合ったからです。『あなた』の挑戦を応援できる日を楽しみにしつつ、私も自分の挑戦を続けます。
COMPANY
会社概要
| 企業名 | 株式会社With You |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県柏崎市三和町9-7 |
| 業種 | 製造 |
| 卸売・小売 | |
| 医療・福祉 - 福祉・介護 | |
| 設立 | 2015年 |
| 資本金 | 700万円 |
|---|---|
| 従業員 | 56名(パート含む) |
| 事業内容 | 社会福祉事業、機械部品製造業、水産加工業、輸入業、卸売り小売り業、まちづくり |
| URL | https://withyou-ngt.com/ |