アイリン株式会社
林 憲志
人間力は商品力を勝る
インナーを中心に衣類の商品開発から販売まで携わるアイリン。2代目社長である賢者は、先代から受け継いだ「企業は人なり」の理念を基に職場改善や人材教育などの組織作りに邁進してきた。魅力あるアパレル業界を作るため、更なる改革へと突き進む。
PROFILE
賢者プロフィール
| 氏名 | 林 憲志 |
|---|---|
| 会社名 | アイリン株式会社 |
| 出身地 | 愛知県 |
| 出生年 | 1967年 |
| こだわり | 整理整頓、清掃 |
|---|---|
| 趣味 | ゴルフ、釣り |
| 休日の過ごし方 | ゴルフ、釣り |
| 座右の銘 | 企業は人なり |
| 好きな食べ物 | 麺類 |
| 尊敬できる人 | 坂本龍馬 |
HISTORY
賢者ヒストリー
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幼少期～学生時代
大学4年生のころ、主務という立場でハンドボール部の経営を任されました。遠征費などの経費周りのことにも携わったことで一つの部を経営するという経験が現在の社員評価にも繋がり、当時の経験が社会に出るための一つの勉強になりました。
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社会人時代
父の会社を継ぐことを胸に、まずは総合商社に入社しアパレル業を経験しました。その後、1年間香港に赴任することとなり、そこでの経験がビジネスの視野を広げるきっかけになりました。総合商社のため繊維だけではなく、鉄、食品、建築資材等、様々な部門への理解と密な連携から学びを経て今のような横軸の発想ができるようになりました。香港から帰国してすぐにアイリンに入社し、社長室の室長として会社全体のことを把握することから始まりました。そこから2年の準備期間を経て常務取締役に就任し、東京で主に取引をさせていただいているイトーヨーカドー様、しまむら様とのコミュニケーションや社内の財務関係など、ありとあらゆる改革を行い、組織改善に取り組みました。
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社長就任のきっかけとその当時
父の病をきっかけに36歳という年齢で会社を引き継ぐことになりました。自分自身が代表取締役に就任した時、既存の社員達が同じ方向に向かって仕事ができるよう、コミュニケーションを取り、理解していただくことから取り組みました。社員達の努力とそういった小さなことから社員全員が一丸となれる組織へと成長していくことができました。その中で何よりも大切にしたことは社員が快適に働ける環境づくりです。社員の生活を守り、豊かに幸福に生活してもらえるよう会社として利益を出し、社員に還元をしていく。更に社員だけでなく、その家族の生活を見据えて還元し続けました。
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現在の事業
「企業は人なり」という理念を体現するために人財教育にも注力しています。毎週月曜日にミーティングを行い、近況の社会情勢や社内だけでなく社外の話題などを話し合う時間を設けています。社員それぞれの捉え方や発想を否定するのではなく、そういった自由な発想がより良い製品を作ると考えているので、自分で物事を考えて行動する。これを弊社では大事にしています。
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今後の展望
自分の個性や発想などの自己表現ができるのがこのアパレル業界だと考えています。「インナーは心の表現」インナーウェアという見えない部分を表現していくことが魅力だと感じています。自分の心と言葉が一致するところもあれば違うところもあり、唯一、人間表現ができる業界だと思っているので自己表現をしていきたい方にはこのアパレル業界で頑張ってほしいなと思っています。
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若者へのメッセージ
今後のアパレル業界は将来性が非常に厳しいという風に思われがちなのですが、自分自身を表現するには最も良い業界だと思いますので、自己表現が好きな方、得意な方はぜひ、このアパレル業界で頑張ってみてください。
COMPANY
会社概要
| 企業名 | アイリン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県名古屋市北区水草町1-34 |
| 業種 | 製造 |
| 卸売・小売 | |
| 設立 | 1968年 |
| 資本金 | 84,200,000円 |
|---|---|
| 従業員 | 350名 |
| 事業内容 | インナーウエア企画製造卸 |
| URL | http://www.airin.co.jp/ |
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