PROFILE
賢者プロフィール
氏名 | 光行 康明 |
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会社名 | Abalance株式会社 |
出身地 | 東京都 |
出生年 | 1951年 |
こだわり | スーツは原則ブルー系 |
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趣味 | 水泳、ゴルフ、旅行 |
休日の過ごし方 | フィットネス、水泳、外食、ガーデニング、新聞 |
座右の銘 | 品格ある生活 |
好きな食べ物 | 鉄板焼き、イタリアン |
尊敬できる人 | 父親 |
HISTORY
賢者ヒストリー
大学生時代に母親を亡くし、それまで接点がなかった父親といろいろな話をするようになり、世の中の仕組みを勉強するようになりました。父親は、銀行員であり、母親が亡くなった時は、政府系の金融機関で役員をしていました。昭和の高度成長華々しい頃、昼夜を問わず働いて、帰宅も私が寝てからがほとんどでした。父親は、銀行では「怒髪天」(怒髪天をつく)とのあだ名がつくほど、怒ると怖かったと聞いております。母親を亡くした父の悲しみは深く休日はお墓参りによく行っていました。家庭のことは一切合切母親任せでしたので、いやおうなしにお小遣いから、学校のことも父親と話さざるを得ませんでした。しかし、予想に反し、良く話を聞いてくれて、父が誇りを持って仕事に情熱を注いでいることも知りました。これが、私が銀行に勤めるきっかけとなりました。
銀行に入行し、札幌支店配属から社会人生活をスタートしました。そこで初めて融資を経験し、数社の取引先を担当しましたが、その中で洞爺湖の融資先のホテルが、隣に大型のホテルを建設することになり、数行が融資を決定し、貸出が始まったのですが、その数か月後に近隣の有珠山が爆発し洞爺湖湖畔のホテルは、数十センチの灰に埋もれました。この時融資していた各行は、計画を白紙にして、貸出も回収する旨を会社に伝えました。しかし、私の銀行では、必ず噴火は終了し、街は早急に復興すると判断し、貸出しは回収せずに回復を待ちました。まさに雨のときに傘を貸し続けた銀行の審査部の判断は、後々私の判断の礎になったように思います。この会社とは、昨年、新たなホテル建設時に、当社グループの光触媒を全館内外に塗布(抗汚、抗菌、抗臭効果)して戴いたように、長い信頼関係を築くことが出来ました。
銀行時代、そしてその後、数社の役員を経験した知識、知見を活かして社長業へ挑戦するとの気持ちから社長就任を受領しました。入社後は、第一に組織の体制作りに注力しました。当時は、マザーズ市場に属しており、ベンチャー企業の様相を呈しておりました。また、人材も不足していたことから、組織力を高めていく為にも優秀な人材の採用に奔走したことを覚えております。
当社グループは、グリーンエネルギー事業、太陽光パネル製造事業を営んでいますが、世界的なカーボンニュートラルの潮流の中、急速に業況を拡大しています。また、太陽光発電ビジネスでの従来のFIT案件から自家消費への過渡期に入ります。このダイナニズムを捉え、更に一段上に当社グループを押し上げていきたいと思います。我々グループは、気候変動やSDGsの観点からも、更に社会貢献をすることは使命であると思っています。このためには、更に経営の高度化、ガバナンスの強化を図ることによって社会からの信用力をより一層獲得するためにも、プライム市場への上場を目指したいと存じます。
世界的な脱炭素化のうねりが活発化しており、気候変動対策から持続可能な開発目標(SDGs)との両輪でRE100を目指す等の温室効果ガスを排出しないエネルギー導入に前向きな企業が増えています。このような環境下、当社グループは、企業価値向上の絶好のチャンスであると捉え、更なる施策を打って参ります。これを踏まえた具体的な更なる展望は、次の通りです。①VSUNの持続的成長及びベトナム株式市場での準備の進展②自家消費案件、ソーラーシェアリングの対応③再エネ分野でのM&A、多様な資金調達④財務の健全性⑤ESGに係る情報開示⑥戦略的パートナーシップや提携の推進⑦プライム市場への指定替え。こちらの7つの項目を今後の展望として積極的に取り組んで参ります。
自分が求めていることについて、それを実現するためのプラットホーム(例えば会社等)を上手く活用し、自分もどう適応させていくかを勉強することが必要だと考えています。自分の反省も含めてですが、若い時代は、しっかりと仕事に励んで、経験や知識を蓄積した人が、立派な管理職、経営層につけるチャンスが大きいことは間違いないと思います。今日より明日の方が良くなるということを私は信じております。
COMPANY
会社概要
企業名 | Abalance株式会社 |
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所在地 | 東京都品川区東品川2-2-4 天王洲ファーストタワー5F |
業種 | エネルギー業 |
設立 | 2000年 |
資本金 | 1,243百万円、株主資本:5,557百万円(2022/6期) |
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従業員 | 連結1,008名、単体23名(2022/6期) |
事業内容 | グリーンエネルギー事業(太陽光発電所の販売、保有)及び太陽光パネル製造事業(べトナム)を主に、その他 光触媒事業、IT事業 |
URL | https://www.abalance.jp/ |