カネモク工業株式会社
金子 克弥

昨日までの経験を
糧に品質を磨き続け

東京と新潟を拠点に、店舗やオフィス向けの特注木工什器製作を手がけるカネモク工業。「切る・削る・組む」という木工の基本を大切に、変わらないぬくもりを届けている。公認会計士として大手監査法人で活躍した異色の経歴を持つ3代目の賢者。前職の視点から前例を疑って「見える化」を推し進め、昨日までの経験を糧に企業の限りなき発展を目指す。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 金子 克弥
会社名 カネモク工業株式会社
出身地 東京都
出生年 1992年
こだわり 早起きすること
趣味 ゴルフ
特技 ゴルフ
休日の過ごし方 家族と遊ぶこと、ゴルフ
座右の銘 高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな
好きな食べ物 カレー、焼肉
尊敬できる人 両親、家族

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    小学校から高校卒業まで野球に打ち込みました。高校3年の夏の大会では、最後まで努力を続けたにもかかわらず背番号をもらうことができず、大きな挫折を経験しました。結果がすべてではないと頭では理解していても、悔しさは強く残りました。その経験があったからこそ、大学3年時に無謀とも思える公認会計士試験への挑戦を決意しました。勉強の基礎もない状態から、およそ10時間を超える勉強を2年間継続しました。才能ではなく、積み重ねこそが道を開くと実感した原体験です。

  • 社会人時代

    当初は家業を継ぐつもりはなく、手に職をつけたいという思いから公認会計士を目指しました。監査法人で最初に担当したのがメーカー企業の監査でした。そこで出会った上司の影響もあり、日本を支えてきた“ものづくり”という事業の重みや、原価計算を通じて事業の本質に触れる面白さを知りました。会計監査人は出来上がった数字を確認する立場ですが、次第に「数字をつくる側」に立ちたいという想いが芽生え、家業を継ぐ決意を固めました。

  • 就任のきっかけとその当時

    監査法人で約5年間の実務を経験した後、カネモク工業へ入社しました。そこには、中小製造業特有の構造的課題がありました。目の前の仕事をこなすことで精一杯で、将来像を描ける状態ではありませんでした。長時間労働や経験依存の指導体制、十分とは言えない給与水準。このままではベテランの引退とともに事業が立ち行かなくなるという危機感を抱きました。そこで、社内規程の整備、評価・給与制度の見直し、原価管理の仕組み化、労務管理の見直しなどに着手し、高い技術を持続可能な構造へと進化させる取り組みを始めました。

  • 現在の事業

    今最も注力しているのは「100年続く組織づくり」です。技術だけでなく、文化・制度・ブランドを含めて会社を再構築しています。社員一人ひとりが誇りを持ち、「この会社で働けて良かった」と思える環境づくりを大切にしています。利益は目的ではなく、理念を実現するための手段だと考えています。

  • 今後の展望

    モノづくりが心から好きな人材が日々改善と工夫を重ね、「昨日よりも良い仕上がりになった」「昨日よりも効率よくできた」と、職人としての誇りを胸に生き生きと働ける技術集団を目指しています。さらに、当社が60年以上培ってきた高度な技術を属人的な技に留めることなく、公認会計士の知見を活かした「仕組み」と融合させます。これにより、次世代へと確実に継承できる持続可能な組織へと進化させていきます。伝統的な職人技の価値を世の中に正しく届け、正当に評価されるブランドを築き上げる。そして社員一人ひとりが「この会社で働けて良かった」と実感できる“100年企業”の実現に向け、挑戦を続けていきます。

  • 若者へのメッセージ

    私も、まだ若者のつもりでいるので、同志としてのメッセージになるのですが、私が今必要だと考えていることは、「目の前のこと(リアル)に向き合う」という事です。近年AIや活性化されている情報化社会の中で、「知った気になる」という事象が非常に危険だと感じております。勿論、仮説や推論を行う上で必要なツールになる事は間違いないと思いますが、それとリアルに乖離が生じることは不可避なのかなと考えております。なので、より多くのリアルに触れ、自分の感性や感覚を研ぎ澄ましていくことが重要かと思います。

COMPANY

会社概要

企業名 カネモク工業株式会社
所在地 東京都大田区東糀谷4-7-33
業種 製造
設立 1965年
資本金 2,500万円
従業員 60名(2025年12月 現在)
事業内容 特注家具、特注什器製造業・各種設置工事業
URL https://www.kanemoku.com/
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