KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

東栄コンクリート工業株式会社
新田 裕之

枠を越えたKENJAの
モノづくりへの挑戦

日本の生活基盤を支えるコンクリート。土木、建築技術の発展とともに、コンクリートの製造技術も変化が求められる中、KENJAは枠にはまらない挑戦を続け、安心安全なモノづくりの結晶を全国へと送り続ける。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 新田 裕之
会社名 東栄コンクリート工業株式会社
出身地 山形県
出生年 1958年
こだわり 難しい仕事を諦めないで最後までやりきる
趣味 温泉巡り、海外旅行、車
特技 数字のミスに気付く、困難な仕事ほどアイデアが湧く
休日の過ごし方 家族でわんちゃんとお出かけ
座右の銘 謙虚にして驕らず
好きな食べ物 くだもの、お寿司
尊敬できる人 稲盛和夫氏

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    中学時代はバレーボール部がなかったので、野球部に所属しレギュラーで活躍しましたが、TV番組の「ミュンヘンへの道」に刺激を受け、高校ではバレーボール部に所属し、センターポジションとして春高バレー、インターハイに出場しました。厳しい時代だったので年間休日は正月2日、お盆1日、全国大会、東北大会翌日の計7日なかったです。練習中は水も飲んでいけない時代でした。大学1年生の時、「風立ちぬ」の主人公であったゼロ戦、YS-11を設計した堀越二郎先生から「図学及び演習」を教えてもらい「優」の成績を頂きました。

  • 社会人時代

    東根市にある山形空港の駐機場から滑走路に行く誘導路直下に日本で初めてプレキャストコンクリート製ボックスカルバートの採用が決まり設計から製造まで担当しました。設計荷重は緊急時に着陸する可能性があるため、ジャンボジェット機でした。大学研究室の先生およびスーパーゼネコン設計課勤務の先輩にアドバイスとお力を頂き、無事納入し現在も誘導路で縁の下の力持ちとして活躍してくれています。また、建築案件では羽田クロノゲートフォーラム棟を担当し、世界初のアップリフト構法によりコンクリート壁部材が倒れる力を利用し地上で組んだ鉄骨の屋根部材を持ち上げるという超難関案件にチャレンジさせて頂き無事完成させることが出来ました。

  • 起業のきっかけ

    大学では「構造研究室」だったので担当教授の勧めで関西の中堅ゼネコン設計部に入社する予定でしたが、夏休み実家に帰った時、創業者の一人である父から構造設計が必要な製品を始めたので戻って来いと半ば強制的に入社させられましたが、もともと設計が好きだったので入社と同時にパソコンを買っていただき設計プログラムや自動作図ソフトを数多く作り実務に活かしました。

  • 現在の事業

    企業の経営資源は「人」「もの」「金」「情報」と言われますが、一丁目一番地は「人」なので社員教育には内外講師含め定期的に人育てを行っています。また、日本の良さ、日本人のすばらしさを認識してもらいたいため、毎年国内の社員旅行は行っていますが、5年に一回は海外に連れていきます。

  • 今後の展望

    現在、全国34都道府県に納入させて頂きましたが、近い将来47都道府県の全国制覇してみたいです。また、CO2削減や自己治癒コンクリートの開発および人手不足に対応するため最先端技術の研究や先端企業とのアライアンスも積極的にやっていきたいです。近くに東北芸術工科大学があるのでコンクリートに芸術性を持たせた新たなマーケットを構築していきたいです。

  • 若者へのメッセージ

    人間は誰でも失敗します。めげないでチャレンジするバイタリティーを持ってほしいと思います。「人生にリセットボタンは無いけれどスタートボタンは何回押してもいい」新しいことにどんどんチャレンジし新技術や新製品を開発して欲しいです。世界には196か国あると言われていて、日本にいるだけではなく世界に出て日本を見つめなおす視点を身に着けてほしいです。日本ほど良い国はないし日本人ほどまじめな国民はいないと思います。若者の力で日本をさらに良い国にしてほしいです。

COMPANY

会社概要

企業名 東栄コンクリート工業株式会社
所在地 山形県山形市富神台19
業種 建設
製造
設立 1961年
資本金 7,000万円(2023年4月 現在)
従業員 130名(2023年4月 現在)
事業内容 プレキャストコンクリート製品の設計製造、販売および据付工事
URL https://www.toeicon.co.jp/
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