PROFILE
賢者プロフィール
氏名 | 大久保 悟 |
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会社名 | 株式会社プラスシグナル |
出身地 | 山口県 |
出生年 | 1972年 |
こだわり | 虎穴に入らずんば虎子を得ず |
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趣味 | プロレス観戦 |
特技 | 就活アドバイス |
休日の過ごし方 | プロレス観戦 |
座右の銘 | 虎穴に入らずんば虎子を得ず |
好きな食べ物 | あぺたいとの焼きそば |
尊敬できる人 | タイガー・ジェット・シンさん |
HISTORY
賢者ヒストリー
子供の頃の遊び相手は、もっぱらレゴブロック。その頃から何かを作るのが好きだったのだと思います。幼少の頃からエレクトーンを嫌々習わされていたのですが、中学3年生の時にその教室で触ったシンセサイザーにハマってしまいまして、高校時代からバンド活動を始めるようになります。バンドブームもあってプロのバンドマンにあこがれる事もありましたが、一方で親が脱サラをして失敗した事もあって将来は絶対サラリーマンになってやると決意していました。同時に大学生の頃はバンド活動を続けながら、ゲームセンターでアルバイトをしておりまして、そこで様々なビデオゲームに出会い自身でも遊んでいました。ゲームサウンドクリエイターなら音とゲーム、自分が好きな事両方を仕事にできる上にサラリーマンにもなれると思い、ゲーム会社に応募。合格。これは実力があったというより運と巡り合わせが良かったのだと思います。就職氷河期の真っただ中、本当に運が良かった。
憧れだったゲームサウンドクリエイターになれたのですが、現実はそんなに甘くありませんでした。倍率が非常に高かっただけあって現場の人達は非常に優秀な方々でした。自分の無能さに何度も失望をし、情けない思いをしました。時代が時代なら心が折れて転職をしていたと思いますが、他に行く当てもなく、また他にやりたい事もないので辛抱をして頑張り続けました。上手く仕事ができるようになったのは3年目くらいからだと思います。今でこそゲームサウンドと言っても高度に専門化・分業化がされていますが、当時はそこまで職種の壁がなく、楽曲制作、効果音制作、実装、プログラミング、プロジェクト管理、外注管理など様々な仕事を経験できたのは幸運でした。
サウンド業界の開発ツールが共通になり、どこの会社でも同じツールを使える時代になりました。これは業界としては、世界がひっくり返るような出来事で、門外不出だったナレッジやノウハウが世界共通のテクニックになったこともあり、当時チャンスだと目をつけ、起業を決意しました。私の考え方として当時から、仕事は1日の大部分の時間を費やすことなので、自分の好きなことを仕事にするというのを根底に当時も働いていました。ただ振り返ると、社会はそんなにも甘くはなく、1,2年目はきつく、好きなことにも関わらず楽しめていませんでした。このような苦悩、経験を乗り越えた先は仕事が嫌になったことはありません。仕事は誰かの役に立つことであり、自分の好きなことをして、誰かの為に、社会の為になることほど、幸せなことはないと今では痛感します。
創業当時は1人でやっていたのが、2022年4月から人を雇いはじめ、組織で運営するように転換しました。最初は2名だった社員も今では8名になりました。組織力は大事です。どんなに天才であっても1人でやれる仕事量はたかが知れています。天才クリエイターは多く見てきましたが、天才を基準にして職場を作ると色々問題を抱えて組織が崩壊してしまいます。幸い自分は天才ではなく凡才ですから、凡才なりの組織を作ろうとしているのが上手くいっているコツなのかもしれません。社内でノウハウをお互いに教え、高めあう組織として行動できるように展開をしていっています。人材不足は非常に悩ましい所で、業界をあげて若手を育成していかないといけないと考えており、弊社主催で勉強会を企画する事もあります。
近年ゲームエンジンは医療、教育、映像制作、アトラクション、広告、アートなど様々な事業で活用されています。ゲームサウンドのノウハウは同様に様々な事業で活用できるのではないかと考えています。弊社でも教育用のVRシステムやセンサーやボティソニックを利用したアトラクション、トレーニングマシン用のサウンドなど様々な分野の音響制作を手がけています。ゲームサウンドの技術をより様々なジャンルに応用、展開して世の中に役立てていく事が今後の目標です。
仕事をお金を稼ぐ手段として割り切る事も否定はしませんが、長く続く人生の中で多くの時間を割くことになりますので、折角ならやりたい事を仕事にしてみませんか?やりたい事が見つかったら、次はそのやりたい事が誰かのためになる方法を考えてみましょう。誰かのためになるならきっとそれは仕事に繋がります。そこからやりがいが生まれ毎日を生きる活力になります。あともう一つ、社会に出ると学校のテストのような「明確な正解」が用意されていない課題が次々と押し寄せて来ます。インターネットを検索してもAIに聞いてみても正解が分からないことが沢山あります。まずは世の中は複雑で正解も常に変化をしている事を認識し、周囲の人達と協力して課題解決をするよう心掛けてみて下さい。それだけで人生はきっと楽しくて気持ちも楽になると思います。
COMPANY
会社概要
企業名 | 株式会社プラスシグナル |
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所在地 | 兵庫県神戸市長田区若松町8-1-30 巨人ビル北館5F |
業種 | 情報通信 - ソフトウェア |
情報通信 - インターネット付随サービス | |
情報通信 - 映像・音声・文字情報制作 | |
設立 | 2016年 |
資本金 | 100万円 |
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従業員 | 正社員8名、(2023年4月現在) |
事業内容 | 音響の企画・制作・販売・ライセンス許諾、音響効果に関するコンサルティング及び講義・講演、動画の企画・制作・編集・販売・ライセンス許諾、グラフィックデザインの企画・制作・販売、ウェブデザインの企画・制作・ディレクション・販売、電子書籍及びソフトウェアの企画・制作・販売、前各号に付帯する一切の業務 |
URL | https://www.plus-signal.com/ |