関西仮設株式会社

吉末達弘

この映像・情報は 2018年9月当時のものです

「ありません」は
言わない

高知県土佐市に本社を置く関西仮設は、工事現場などで活躍する足場などを取り扱っている。賢者の父が創業した同社は、ワンマンで築き上げたものだった。それ故、二代目としての改革は指示待ちをなくすこと。全社一体となり、お客様、そして社員のために進めた新たな事業とは？

氏名	吉末達弘
会社名	関西仮設株式会社
出身地	高知県
出生年	1970年

こだわり	事前準備と先を読む力
趣味	マリンスポーツ・ゴルフ
特技	マリンジェットでのトーイング
休日の過ごし方	基本休日があると思っていない。何も無い時は子供の野球練習に付き合っています。
座右の銘	あきらめない精神力
好きな食べ物	カレー・漬物
尊敬できる人	田中角栄

HISTORY
賢者ヒストリー

幼少期～学生時代

好奇心旺盛で独自の世界を持つ少し変わった少年だったと思います。好きなことや興味のあることだけに没頭しつつ勉強以外は何をやってもそこそこ出来たので全てが中途半端でした。母親に「人様に迷惑を掛けず自分ひとりで生きていける人間になりなさい」と常日頃から言われながらも警察にお世話になったこともありました。
社会人時代

高校卒業後、稼ぎたいという思いだけで様々な仕事をダブルワーク、トリプルワークしながら転々としていました。そこで出会った先輩や仲間から様々なことを教えて頂きました。時には死を感じたこともありましたが、挨拶や礼儀、思いやり等多く学べて良かったですね。その経験があるから何にでも動じない度胸が形成されたのだと思います。
社長就任のきっかけとその当時

自身の交通事故後遺症と長期入院の体力不足と父親の病気が重なったので高知へ戻り関西仮設に営業として入社。誰にも何にも教わることがなく、建設現場に訪問しお客様から仕事を教えて頂きました。ワンマン創業者の父を反面教師として人の輪や組織としての活性化を勉強したいと考え青年会議所に入会。様々な先輩に多くの教えを頂きながら仕事に生かし会社の組織力強化に奮闘しました。
現在の事業

弊社開発の「簡易屋根トラス」を全国に発信しながら今の時代に合った社内組織の活性化をおこなっています。零細企業の中途採用社員や新卒採用社員に即戦力となる高いスキルを望むのではなく、みんなで成長しながらボトムアップを目指し、各々に勉強の機会を与え、個人のレベルアップを図る取り組みを行っています。
今後の目標

これからも建設現場の作業環境向上と建造物の品質向上に寄与し、安全と生産性の向上を全国に普及したいと考えています。建設現場には屋根が無いのが当たり前でしたが、これからは屋根があるのが当たり前の時代になるよう発信し実績を積んでいきたいと思います。また、更に独自な商品を開発し建設現場の安全と快適性を追求していきます。
日本を背負う若者へのメッセージ

やらなければならない事とできる事は違います。やらなければならない事とわかっていてもできないのはまだその域に到着していない証拠。できる事を始めながらひとつひとつやらなければならない事に近づける。その繰り返しの暁にはやらなければならない事が習慣となり本当に自分がやりたい事が見つかるようになる。どんなに小さなことでもナンバーワンを目指しましょう。人生の中で我慢は続きませんが、辛抱は自分の成長のためです。なにごとも諦めずに挑戦して下さい。

COMPANY
会社概要

企業名	関西仮設株式会社
所在地	高知県土佐市用石655-7
業種	建設
	サービス - 専門サービス
設立	1973年

資本金	4,300万円
従業員	76名
事業内容	建設工事にかかわる仮設資材や仮設機械のレンタルリース販売
URL	http://www.kansai-kasetsu.com/