PROFILE
賢者プロフィール
氏名 | 谷田 千里 |
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会社名 | 株式会社タニタ |
出身地 | 大阪府 |
出生年 | 1972年 |
こだわり | 社用車は使わず、公共交通機関で移動する |
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趣味 | 読書、漫画、ゲーム |
座右の銘 | 一粒で二、三度おいしい |
好きな食べ物 | お菓子 |
尊敬できる人 | 父 |
HISTORY
賢者ヒストリー
小さい頃からタニタのモノづくりを身近に感じ、その面白さに関心を抱きつつも、親への反発心から家業とは別の道に歩むことを選択しました。両親に敷かれたレールではなく、料理という好きなことで手に職を付けたいと思い調理師学校への進学を決意しました。しかし椎間板ヘルニアを発症してしまい、ドクターストップがかかり調理師の夢を断念することに。栄養士と中学校の家庭科の教員免許取得を目指し、短期大学へ入学し、無事資格を取得しました。さらに大学へ編入し、理工学部を卒業しました。
船井総合研究所に入社したことが転機だったと感じます。何でもやってみようという心構えを持ち、様々なことにチャレンジしました。コンサルタントとして資料作りから始まり、少しずつ仕事を覚えていく全ての過程から現在の自身の経営の骨格を築きました。3年間の経験を積んだ頃、父からタニタ入社の要請を受けました。後ろ髪を引かれましたが、周囲の方の後押しもあり、タニタへ入社を決意。経営戦略室に配属され、これまでの経験を活かし、様々な改革を行いました。従来とは異なる、奇抜な方法を試行したことで不協和音も生じてきました。
アメリカ向け商品を開発するため、タニタアメリカへの出向が決まり、企画、マーケティング部署へ配属されました。現地での実績から翌年には出向先の取締役に抜擢され、タニタ本社の取締役も兼任していきます。そんな中でタニタの代表就任の話が舞い込んできました。反発心もありましたが、父に老いを感じた私は代表就任を承諾しました。しかし就任当時は、低迷する業績へのプレッシャーから眠れぬ夜も過ごしました。視覚障がい者向け商品の改良の他に既存商品のアップデートを行います。その努力が会社の総合力アップに繋がっていくことで、業績も順調に回復していきました。
栄養士としての知識とコンサルタントの経験を活かし、タニタ食堂をオープンさせ、メーカーとしてのみならず、健康サービスを含めた独自の方法で多方面から人々の健康に寄与しています。現在は社員のやる気を重要視し、その中で生まれたキャラクターとのコラボレーション商品の販売を通して、若い世代の人々にも健康意識を持ってもらうことにも取り組んでいます。弊社は体組成計を基盤として、健康計測機器と健康サービスを通じて社会の役に立ちたいと考えています。
若い方にも、早いうちから健康に触れていただくきっかけになればと思います。意識いただくことで何かのお役に立てると考えております。こうした社員のやりたいことと、会社のやりたいことが重なる商品を作ることがいい商品を作り出す秘訣だと私は思います。
人生に悩みは尽きないと思うので、不安になることもたくさん出てくると思います。しかし、無駄なことは一つもありません。悩むくらいであれば、今取り組んでいることに一生懸命向き合ってチャレンジしてください。貪欲に知識を吸収すれば、絶対に人生に返ってきます。勇気をもってチャレンジしてみてください。
COMPANY
会社概要
企業名 | 株式会社タニタ |
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所在地 | 東京都板橋区前野町1-14-2 |
業種 | サービス - コンサルタント |
設立 | 1943年 |
資本金 | 5,100万円 |
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従業員 | 連結1,200名 |
事業内容 | 家庭用・業務用計測・計量機器などの製造・販売 |
URL | https://www.tanita.co.jp/ |