株式会社日本ヒューマンサポート
久野 義博

安心できる高齢化社会の実現へ向けて

自らの信念を貫き通すため 親近も信用ない賢者が事業計画書と情熱を持って 介護の重要さを行政に解いた。 熱い男の物語

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賢者プロフィール

氏名 久野 義博
会社名 株式会社日本ヒューマンサポート
出身地 埼玉県
出生年 1963年
こだわり あきらめないこと
趣味 写真、旅行、映画
特技 物事を統計的データーや理論的裏付けにより理解し、それをわかりやすく興味を持てるよう人に伝える事
休日の過ごし方 家族と過ごす
座右の銘 疑うな 信じるな 確認しろ
尊敬できる人 渋沢 栄一、福沢 諭吉

賢者ヒストリー

  • 社会人時代

    外資系の会社に就職し、海外を飛び回り、世界に触れて見分を広めることができました。また、国会議員の秘書をさせていただく機会に恵まれ、貴重な経験を致しました。ちょうどそのころ、父の経営していた事業が破綻し、家業を助けるために家に入りましたが、なかなかうまくいかず、マイナスからのスタートとなりました。その後、大手コンサルタント会社に勤めた際には、相続対策、及び資産活用に関する業務を担当しました。相続対策の提案とは聞こえがいいものの、かなり地味な仕事でした。例えばクレーム対応です。クレーム対応においては、多角的に物事を考え、お客様の痛いところに手が届く方法を模索し続けることが重要です。その結果、信頼関係を構築するということを学びました。これは、現在の経営での根幹にも通じています。人は生を受けて、いつかお迎え(相続)がやってきます。うかつに見ず知らずの他人に「家の内情から子孫にどれだけ財産を渡すか」などの相談はしません。良き話し相手、様々な御用聞きをお願いしてくださる関係になって初めて「この人なら色々と相談しても大丈夫そうだな」と、思っていただけます。それがいかに大変であるかを身にしみて感じました。

  • 起業のきっかけ

    相続対策に関するスキームを考えていた時、これからの成長産業となるものは何なのかを考えていました。当時は今ほど介護事業に対して世間の注目度は低かったのですが、統計データが示すように少子高齢化が進行しており、近い将来には超高齢化社会が到来すると予見していました。そこで相続対策としてご利用者様の生活の安心と安全を最優先事項として考え、さらには現場視点での経営手法を取り入れた介護付有料老人ホーム等を積極的に提案し、結果、施設運営が順調に軌道にのりました。その経験から「資金調達能力、行政との折衝能力はある。そこに自らのビジネスモデルを確立すれば介護事業に参入できる」と考え、施設運営に興味を持つようになりました。しかし、当時は施設経営の実績や地盤もお金も無く、保証人さえもありませんでした。あったのは必ずこの事業を成功させてみせる、という強い意志でした。多数の金融機関やノンバンク、投資会社などに融資を断られました。もっとも、何もないのにいきなり10億円近い資金調達を考えていたのでは無謀といえば大変無謀な話でした。諦めたらそこで終わりだと思い、何か良い方法がないかと様々な制度を調べ、見つけたのが埼玉県の住宅供給公社の連帯債務保証制度。これを利用して資金調達に目処を付けました。しかし、次なる試練が待ち構えていました。介護保険の許認可、正確には都道府県知事の指定を受けることが必要であり、こちらも一筋縄では行かずに難航しました。一旦は断られたものの、人づてを頼りに当時の幸手市長にお会いするチャンスをいただき、最終的には介護保険の認可が出て、晴れて幸手市に1号店である施設を開設することが出来ました。

  • 現在の事業

    現在では培ったビジネスモデルを基に、北海道・東北・関東等で事業展開し、M&Aを行いながら全国規模の会社へと拡大しています。また、新たな動きとして、持続可能な介護保険制度の確立、「介護の産業化」と「生産性の向上」を2大テーマに掲げた団体「一般社団法人全国介護事業者連盟」を仲間等と設立し、その後、「全国介護事業者政治連盟」を立ち上げていきました。これら団体の設立に先立ち、内閣官房長官時代の菅義偉先生に団体立ち上げの相談をさせていただき、「この国の介護の礎を築いていただけるなら、協力していきたい」とおっしゃってくださいました。今では内閣総理大臣という立場で私たちの運動を見守ってくださっています。総理大臣就任直後の令和2年10月12日に菅総理を表敬訪問させていただき、介護現場の実情と課題について意見交換をさせていただきました。

  • 今後の展望

    全国で高齢者の施設入居待機者数は何十万人といます。近い将来廃止される可能性のある医療療養型病床と、介護療養型病床の入院患者、途方もない数の介護難民予備分がいます。損得を抜きにしても、そういった高齢者の生活支援活動を、より一層進めていきたいと考えています。今後は政府と協力し、介護を必要としているすべての方々、および従業者の安心安全を守り介護業界をけん引してまいります。また、介護の先進国である我が国で介護の産業化ができたころには、海外にも目を向けていくことも見据えています。

  • 若者へのメッセージ

    「百聞は一見にしかず、百見は一考にしかず、百考は一行にしかず」こういう言葉があります。色々な事や情報が周りには沢山あります。自分の目と耳で確認して、これは間違いないということを行っていけば失敗することが少ないです。絶対に諦めない!自分で明確な目標を掲げたら、その目標に向かって頑張っていけばいいのです。最後まで諦めずに頑張りましょう!

会社概要

企業名 株式会社日本ヒューマンサポート
所在地 埼玉県春日部市備後西5-1-44
業種 医療・福祉 - 福祉・介護
設立 1984年
資本金 3億円(2018年5月現在)
従業員 連結:1576名 単独: 721名 (非常勤職員を含む)(2018年6月 現在)
事業内容 介護関連事業全般
URL https://www.n-h-s.jp

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