株式会社日本M&Aセンター
分林 保弘

絶対に失敗しないM&A

後継者不足に悩む企業が増え続ける今、注目をあびるM&A。賢者はその先陣をきってきた。中堅・中小企業の未来を支える賢者の仕事。その根底にある哲学に迫る。

SHARE

賢者プロフィール

氏名 分林 保弘
会社名 株式会社日本M&Aセンター
出身地 京都府
出生年 1943年
趣味 能楽・海外旅行
休日の過ごし方 スポーツクラブ・友人との食事会
座右の銘 自利利他(自利とは利他をいう)
好きな食べ物 スキヤキ
尊敬できる人 世阿弥・ドラッカー

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    父は観世流能楽師、母は裏千家茶道教授、自身は3歳で能の初舞台を踏む芸術一家でした。父からは「自分の好きなことをしろ、ただし、責任をとれ」と自立心を叩き込まれ、三人姉妹三人兄弟の5番目としてシビアに育てられました。高校は京都府立朱雀高校に進学し、山岳部に所属。2年からリーダーを務め、高校生を集めたツアーを企画・実行するなど、当時から人を巻き込み、楽しませることが得意であったと思います。大学では能楽部に所属し、在学中の1965年、『全米能楽公演ツアー』を企画・実行しました。貨物船に乗って渡米して全米35州を巡り、20以上の大学で4ヶ月にわたり能楽公演を行いました。その当時のアメリカ社会・経済に強く影響を受けて帰国しました。

  • 社会人時代

    1996年、外資系コンピューターメーカーの日本オリベッティに入社しました。いずれ起業したいという想いもあり、経営の勉強ができると考えたためです。最初の配属先はシステム部。全国の中小企業の経営を分析し、問題点を洗い出して、解決のための経営システムの提案営業を行いました。上司にも恵まれ、2年目まで200%の実績をあげることができました。しかし、上司が異動した3年目には成績が低迷し、「実力ではなかったのではないか」という不安が湧いてくるも、その思いを拭うために毎日0時を回るまで仕事に打ち込み、半年後には再び200%の実績に返り咲くことが出来ました。このときの体験は今でも大きな糧になったと感じています。入社後はよく図書館へと通い、勉強を続けるうちに、このままセールスマンでは終わりたくないとの思いが強くなっていきました。入社5年後の29歳には、会計事務所課の課長に任命されました。オリベッティ時代の提案営業を通じて「発想」の大切さと組織営業の大切さを痛感しました。

  • 起業のきっかけとその当時

    起業に向けて動き出したのは37歳の時で、中小企業の経営システム改革を提案して起業の経営に資するようなコンサルティングの仕事をしたいと思うようになりました。42歳でオリベッティを退社し、経営計画システムの開発・販売会社を立ち上げました。システムを開発・販売する一方で、後継者不足に悩む中小企業の問題について、多くの税理士から相談を受けるようになり、「日本事業承継コンサルタント協会」を顧客税理士らと設立。社会的ニーズを感じたため、本格的に取り組みだし、1991年に日本M&Aセンターを設立しました。当初メンバーは6人で協会のネットワークを活かし、100人超の公認会計士や税理士のほか、オリックスや大手損害保険会社から、総額1億5千万円の資本金を集めることが出来ました。出資者の税理士らは各地に「地域M&Aセンター」を設立し、株式を持ち合い、全国50社にまで広がりました。91年9月から事業を本格化させ、2期目から黒字経営を継続、毎年10%の配当も実施しています。

  • 現在の事業

    私は企業経営には絶対必要な4つの指標があると考えています。「収益性」・「安定性」・「成長性」・「社会性」です。まず収益性はそもそも自社の存続のために必須ですし、収益性がなくては顧客に満足を与えることができなければ、社員や関係者に報いることもできません。次に安定性ですが、私は常にリスクを念頭におき、あらゆる可能性を追求しシミュレーションした上で、いかに安定性を保つかを考えて経営しています。また、企業を作ったからには、ただ存続できればいいという考えではいけないと思います。成長性があって初めて、自社の提供するサービスを通じて満足を得られる顧客の数も増やしていける。社会に対して還元していくことができると思います。また、その一連の事業活動を通じて、社会的に貢献をすることが最も重要だと思います。私は何か決断する際には「社会に対して正しいことをしているか?」という問いを常に自分に投げかけています。

  • 今後の目標

    M&Aというのは日本でまだ起ったばかりですから、数を増やしていくこと、もう一つは質を高めていくことを目指し、”絶対に失敗しないM&A"ということを掲げ、リーディングカンパニーとして正しいM&Aを広めていきます。そのためにも”正しい社員教育”というのは必要不可欠ですから、その頻度を高くしていく事も重要であると考えています。また、個人的には、教育への応援として奨学金の拠出や教育機関への寄付、文化的事業(特に能楽・音楽等)への支援事業の推進なども目標です。

  • 日本を背負う若者へのメッセージ

    完全にグローバルな時代ですから若い方は海外に目を向けて欲しいと思います。私は若い頃から海外を回りました。今の若い人たちには、もっと海外で活躍してほしいなと思っています。宇宙からみた私たちは一瞬しか生きていない存在です。私はやりたいことはすべてやりたい、悔いのない人生を送りたいと思って生きてきました。若い人たちにも好きなことをやって悔いのない人生を送ってほしい。恐れずに是非チャレンジして欲しいと思います。ぜひ自分の夢を実現してください。

会社概要

企業名 株式会社日本M&Aセンター
所在地 東京都千代田区丸の内1-8-2
鉄鋼ビルディング24階
業種 サービス - 専門サービス
サービス - コンサルタント
設立 1991年
資本金 13億円(2018年6月末現在)
従業員 381名(2018年6月末現在)
事業内容 中堅中小企業のM&A支援
URL https://www.nihon-ma.co.jp

関連動画

ティン・ハウス ティン・ワイレイン キャサリン

ティン・ハウス

ティン・ワイレイン キャサリン

ビナロット フィエスタ フード ロメル ティ フアン

ビナロット フィエスタ フード

ロメル ティ フアン

ブラザー工業株式会社 小池 利和

ブラザー工業株式会社

小池 利和

Ctimes コウ シュンギ

Ctimes

コウ シュンギ

ミンフン・プラスティック ディンマン フン

ミンフン・プラスティック

ディンマン フン