氏名 | 藤岡 和子 |
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会社名 | 藏ウェルフェアサービス株式会社 |
出身地 | 奈良県 |
出生年 | 1965年 |
趣味 | ゴルフ、ジョギング、スキー |
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特技 | ゴルフ |
休日の過ごし方 | 家でゆっくり掃除をしたり庭の手入れをして過ごします |
座右の銘 | 「継続は力なり」 |
尊敬できる人 | 両親 |
現在の仕事の魅力と苦労 | 限られた生活環境の高齢者の方々から美味しかったと喜びの声をいただいたときの人の温もりを感じられる仕事はとても魅力です。苦労は限られた予算内でできるサービス内容の理想と現実をどのように縮めていくかが課題です。 |
日本を背負う若者へのメッセージ | 「継続は力なり」の言葉通り続けてこそ未来を開けるのであって、簡単に諦めては何事も始まらないと思います。自分に合った職業、自分探しなんてそんなに簡単なものじゃないと思います。 |
父の仕事の関係で小学校入学までを東京で過ごしました。小学校入学と同時に奈良県生駒市に移住し、小中学校は地元の市立に通い県立北大和高校をへて甲南女子大学に入学。小中学校時代は赤胴鈴の助に憧れて剣道に通い、部活のバレーボールに明け暮れていました。高校入学と同時に陸上部に入り、投てきと400m走の選手として3年間を過ごしました。大学は父との交流を願いゴルフ部で有名な甲南女子大学に入学。初心者から始めたものの楽しさから厳しい練習をこなし関西学生選手権2位、大学リーグ戦最優秀選手などの功績を残し卒業しました。勉強をした記憶はあまりありませんが、大学のゴルフ部を通じて得た友人・知人は私の人生において大切な財産となっています。
25歳で離婚後、両親や知人の援助・協力のもと、あるホテルにて宝石店を始めました。宝石どころか、働いた経験もなく右も左もわからない状態で始めた商売でしたが、逆に商売気のない正直な人柄がお客様に好かれ、顧客様を中心に売り上げを伸ばし、ある自動車メーカーとの提携による全国規模の外商販売もあり順調に業績を伸ばしていきました。その一方で知人からの頼まれごとや持ち前の好奇心で、焼き肉店の立ち上げから軌道に乗せるまでのサポートや店舗運営、ブランドのセレクトショップの商品集めなどいろいろと勉強させてもらいました。2004年に藏ウェルフェアサービスを立ち上げてからは、非常に忙しく、宝石店を人にゆずり藏ウェルフェアサービスを大切に育てることに全力を注いでいます。私の社会人時代は、人との出会いに恵まれ良いこと悪いことも含めいろいろな経験をさせてもらい現在の私があるのだと感謝しています。
知人に福祉関係の仕事をしている人も多く、祖父の入居施設を探すうちに設備や環境がよくても食事内容が悪い施設が多いことに納得がいかないことがよくありました。人生最後の生活の場であり356日何の変化もなく、唯一の楽しみは「食べること」という高齢者の方々の食事をなんとかしたいとの思いからの出発でした。福祉関係の仕事をしている知人に相談し、思いを伝えていくうち共通の思いを持った人たちが集まり会社の設立となりました。藏ウェルフェアサービスという社名は、起業にあたりお世話になった方のお名前が信藏氏と藏祐氏ということもあり、「蔵」という字には昔から一番大切なものを守る場所とのいわれから、一番大切な食への思いを福祉給食においても大切にしたいとの意味を込めて名付けました。
起業するにあたっては給食業界に長年携わっている人たちを企画・運営・商品メニュー部のトップに招き、当社の軸となる選択食の提供方法を、価格面・サービス面からお客様に納得していただけるよう構築しました。それぞれの分野が切磋琢磨しまた協力しあえたからこそ現在の藏ウェルフェアサービスがあると思います。設立5年、社員はパートも含め200人ですが、当社の社員は皆すばらしい会社の宝であり財産です。
当社設立の思いを忠実に守り、福祉給食にじっくりとそして着実に根をはりたいと思います。
企業名 | 藏ウェルフェアサービス株式会社 |
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所在地 | 大阪府大阪市中央区北久宝寺町2-5-9 |
業種 | 医療・福祉 - 福祉・介護 |
設立 | 2004年 |
資本金 | 2000万円 |
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従業員 | 200名 |
事業内容 | 高齢者福祉施設、障害者施設、病院の給食業務の受託 |
URL | http://www.kura-welfare.co.jp/ |