KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

株式会社クリーク・アンド・リバー社
井川 幸広

モノづくりの感動をクリエイトするチカラ。

諦めかけた夢の道に突然光が差した。しかし、その先には大きな壁が待っていた。川で溺れている人がいる。もし、自分がカメラマンだったなら、写真を撮りますか?それとも、すぐに飛び込みますか?

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 井川 幸広
会社名 株式会社クリーク・アンド・リバー社
出身地 佐賀県
出生年 1960年
年 表
1960年 0歳 佐賀県に生まれる
1975年 15歳 佐賀県立佐賀東高等学校 入学
1978年 18歳 同校を卒業後 東京で予備校に通う
1982年 22歳 株式会社毎日映画社撮影部に契約社員として勤務
1983年 23歳 フリーランスのディレクターになる
1985年 25歳 企業マーケティングのコンサルタントを開始
1990年 30歳 株式会社クリーク・アンド・リバー社 設立
1992年 32歳 映像クリエイター・エージェンシー事業を開始
1996年 36歳 マルチメディアクリエイター・エージェンシー事業を開始 ゲームクリエイター・エージェンシー事業を開始
1997年 37歳 広告・出版クリエイター・エージェンシー事業を開始 株式会社メディカル・プリンシプル社設立
2000年 40歳 ナスダック・ジャパンに上場(現・大証ヘラクレス) 株式会社リーディング・エッジ社設立
2001年 41歳 CREEK & RIVER KOREA Co.,Ltd 株式会社ティー・オー・ピー設立
2004年 44歳 株式会社C&R 総研設立
2005年 45歳 株式会社リーディング・エッジ社関連会社化 有限会社BSプロジェクト、有限会社ASプロジェクト設立
2007年 47歳 株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社設立
2009年 49歳 ジャスネットコミュニケーションズ子会社化

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少時代~学生時代

    中学校時代からサッカーを始め、高校では県大会4位の成績を収めました。複数の大学からサッカーでの推薦の話もあったのですが、私自身は「ジャーナリズム」にとても興味がありました。だkら多くのジャーナリストを輩出している早稲田大学に行きたいと思い、一浪して予備校に通っていました。映画の撮影所でアルバイトをしていた友人の代わりに現場に行ったことがきっかけで、映画の世界に惹き込まれていきました。映画撮影所の現場は非常に厳しかったのですが、アットホームな部分もあり、そういった部分に魅力を感じました。こういう世界で何かやれたらなという思いで入り込んでいきました。

  • 社会人時代

    基本的に会社勤めというものはほとんどなく、会社勤めをしたのは毎日映画社で契約社員として働いた1年間だけです。毎日映画社は「皇室アルバム」等様々な記録映画、ニュース映画を年間300本ほど制作していました。優秀なジャーナリストもディレクターも、みんな最後はフリーランスとして活躍していることは知っていましたから、ここで貪欲に仕事を吸収してできるだけ早く独立しようと思っておりました。しかし、仕事は「見て覚えろ!」の世界。そこで毎朝誰よりも早く出社して、掃除と机拭きを続けたんです。そうやってまずは緒先輩方に好かれ、認めてもらうことが大切だと考えました。そうこうしているうちに、「井川は頑張ってるな」と評判になり、どんどんいいロケに連れて行ってもらえるようになりました。可愛がってもらっていた先輩たちからは「この世界は、若いうちからフリーになったほうがいいぞ」というアドバイスもいただいて、結局私は1年後にフリーランスとして独立する決意をしました。

  • 起業のきっかけ

    フリーランスとして仕事をこなす中、転機が訪れました。1988年の「ゆく年くる年」の企画仕事を引き受けた時のことです。構成が、あのジェームス三木さんだったのですが、彼の構成原稿を読んだ瞬間に、「神の領域って本当にあるんだ」と感動しました。たった1200文字の中に、その年のテーマである「時」が、とても美しい躍動感を持って表現されていました。いくら頑張っても自分はここまで到達できない世界があると自分の力の限界を感じ、前から向いていると感じていた事業計画やコンサルティングの仕事にシフトしていきました。日本におけるフリーランスの立場の弱さ、不安定でなかなか報われない状況は、自分自身が実感として問題だと考えていましたし、その環境改善をビジネスと結びつけることはできないだろうかと。素晴らしい作品をつくる優秀なクリエイターの先輩を何人も知っているのですが、彼らがクライアントと作品の出来以外の理由でケンカしてしまい、干されていたりする。そんな人たちに作品づくりの場を提供したいと思ったことも起業へと背中を押した理由のひとつです。当然ですが、プロダクションがいいものをつくるためには、優秀な人材を必要とします。ならば、私は「いいものをつくる人たちを豊かにするための事業を立ち上げよう」と1990年、クリーク・アンド・リバー社(C&R社)を設立しました。

  • 起業当初

    事業としては絶対成長すると思っていました。ただ経営というものは、事業の売上成長と共にキャッシュフローが重要になってきます。売上が上がれば上がるほどお金が無くなる状況で、現在なら増資等色々なアイデアがあるのですが、当時はそんなアイデアも人脈も無く、なんとかギリギリの経営しか出来ませんでした。銀行も出来たばかりの会社には簡単にはお金を貸してくれなかったので、本当に苦労しながら伸ばしていきました。毎月の売上を黒字にしていかなければ会社が回らないという状況がありました。

  • 今後の目標

    本当に志を高く持ちながら入って来たにも関わらず、色々な社会の制度や仕組みのために自分の力が発揮出来ないまま弾かれていく人達がいます。それはその人達が悪いのではなく、仕組みそのものが悪いのです。日本人はものすごく感受性が豊かですし、センスが良い。ファッションデザイナーや陶芸家として世界にちゃんと表現されています。だから世界に通用する映像クリエイターが出て来てもおかしくないと思います。そういった才能をお持ちの方を我々が見出して、その方達が組織を越えて世界中で活躍出来るような環境を作れれば「自分がこれをやりたい」「これで世の中に貢献したいんだ」という人達がどんどん生まれてくるのではないかと思っています。そういった仕組みをワールドワイドに我々が作る事によって、「クリーク・アンド・リバー社と共に仕事をすればチャンスがくるかもしれない」と思って頂きたいと思います。

COMPANY

会社概要

企業名 株式会社クリーク・アンド・リバー社
所在地 東京都千代田区麹町2-10-9
C&Rグループビル
業種 サービス - コンサルタント
設立 1990年
資本金 10億3,559万円
事業内容 エージェンシー事業 エージェント業務、プロデュース業務、アウトソーシング業務、コンサルティング業務 教育・コミュニケーション事業 ライツ事業 著作権及びコンテンツの管理・流通業務、パブリッシング業務
URL http://www.cri.co.jp
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