KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

株式会社リンガーハット
米濵 和英

創業者の責任

企業において創業者の存在とは何か?全国チェーン展開をするまでに成長した時彼は原点に立った。自分たちの歩んできた道を振り返った時創業者としての確信とは?

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 米濵 和英
会社名 株式会社リンガーハット
出身地 鳥取県
出生年 1943年
趣味 読書、ウォーキング
座右の銘 「細心大胆」
心に残る本 『モノづくりの経営思想―日本製造業が勝ち残る道』木下幹彌<br>『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』竹田恒泰
尊敬できる人 株式会社エム・アイ・ピー 代表取締役会長兼社長 木下幹彌氏
日本を背負う若者へのメッセージ 日本の宝は、「人」だと思います。これからもその「人」たちが輝き続けるような国になってほしいと思っています。皆さん、がんばってください。

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少~学生時代

    6人兄弟の四男として生まれました。父は新しい事がしてみたいと、映画館を経営していました。ビジネスを色々と手がけていた父でしたが、そううまくはいかず、母が魚行商をして家計を支えた事もありました。小学校へ入学してからは、勉強しないと先生や親によく怒られていました。同級生や上級生とも良くケンカをしましたね。父から「絶対に負けるな」と言われていたので、立ち向かっていきました。小学3年生の時に恩師に出会い、人間性がガラリと変わりました。生きる事の本質を教えていただきました。中学・高校ではバスケット部に所属。高校は県下でもトップクラスの進学校でしたが、入学後から勉強ではなく、だんだんと部活や他の事に力が入っていきました。そんな中、生徒会長をしたのですから不思議なものです。高校3年生の時には、父が他界しました。

  • 社会人時代

    12歳年の離れた長兄は、いち早く鳥取を出て、長崎の地で株式会社浜かつを設立しました。高校を卒業した私は、兄のいる長崎へ。めでたく、とんかつ店「はま勝」が開業となりました。私は弱冠20歳にして、とんかつ店の店長となりました。当時の私のポリシーは現場主義。ネクタイを締めて店内を歩いていても、誰も信用はしてくれません。自ら現場に入り、フロントを理解することを何より心がけていました。

  • 社長就任当初

    創業者である兄が病気になったことで、社長に就任いたしました。しかし、兄が入院をした当時は、誰にもそのことを打ち明けることができず、経営においても苦労を強いられました。腹を決めて、銀行にそのことを相談したところ、「選択と集中」の経営戦略を打ち立てることができたのです。それからは、とんかつとちゃんぽんに商品を定め、リンガーハットは成長していくことができました。

  • 今後の目標

    2015年には、国内店舗数1000店。2020年に、会社の売上の半分が海外でまかなえるようなグローバル企業に成長することが目標です。また、国産の野菜の使用にもよりこだわっていきたいですね。自分たちの歩んできた道を極めることが、何より大切だと思っています。

COMPANY

会社概要

企業名 株式会社リンガーハット
所在地 東京都大田区大森北1-18-18
NJビル
業種 飲食店・宿泊 - 一般飲食店
設立 1970年
資本金 50億6600万円(2011年2月現在)
従業員 522名(2011年12月現在)
事業内容 長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」、とんかつ「浜勝」店舗展開、和華蘭での通信販売事業
URL http://www.ringerhut.co.jp/
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