日本カノマックス株式会社
加野 稔

得意を破壊する

アメリカへの留学を経て、海外展開を広げる家業に就いた。 荒波を潜り抜ける中起きた、世界的金融危機。 その時賢者がとった、会社の常識を覆す、戦略とは...!

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賢者プロフィール

氏名 加野 稔
会社名 日本カノマックス株式会社
出身地 大阪府
出生年 1968年
こだわり 常に前向きであること
趣味 楽器演奏・読書・運動
特技 楽器演奏
休日の過ごし方 子供と過ごす。難しいことを分かるように説明することが面白い。
座右の銘 不撓不屈
好きな食べ物 ステーキ

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    恥ずかしがり屋だったと記憶をしていますが、運動が非常に好きで、運動会が楽しみでしたね。また、音楽が好きで、親の熱心さもあり、4歳からクラッシックバイオリンを習っていました。本当にミュージシャンを目指そうと思った時もあるくらい真剣でしたね。音楽が好きなのは学生時代の時も変わらず、コロラド州で行われた音楽のサマーフェスティバルの参加をきっかけに留学を決意しました。一時は音楽を職にして生きていこうと本気で思っていましたね。大学になって留学をしたのですが、英語も出来ないままで行ったなと今覚えば、無鉄砲な一面もありましたね。ただ、退路を断って留学をしたことは、いい経験になりました。ニューヨークでの留学は自身の思っていた英語と全く違い、その上で人種民族問わずな多様性点と触れあうことが、自分の心の中にあった閉塞感を解消したのだと思います。

  • 社会人時代

    本当に今思えば、タイミングが良かったという一言になるのですが、就職活動の時期に、父がカノマックスの米国拠点を出すと話を聞き、自身のビザの兼ね合いとアメリカに居れるという事もあり、入社したというのがきっかけでした。米国においては、当初は法人自体もなかったことから、その立ち上げから始めなかればなりませんでした。しかも、資金がないため、法人登記を専門家に依頼することも出来ず、自らリーガルチェックしながら、進めました。また、経理処理もすべて一人でやらなければならず、手書きで総勘定元帳を付けていました。この時の経験で細部にわたる経理処理にも精通し、会社の数字に強くなったと思います。法人立ち上げ後は、まずは経営を安定させなければなりませんでしたので、日々開拓営業に勤しみ、オペレーションの基盤づくりに努めました。米国の営業でしたが、気後れすることなく、チャレンジしていきました。その時の努力が、今の営業基盤にも結び付いています。

  • 社長就任きっかけと、その当時

    今でこそ笑って話せますが、わかっていたようでわかっていない部分が多すぎて、正直、知らない事が沢山あったことに驚きでした。なので、初めの方は毎日が発見の連続でしたね。また、社長を引き継いだ矢先にリーマンショックが起き、赤字なったことがほとんどない歴史の中で二期連続で落ち込んでしまい、緊張感はありましたね。普段は楽観的なのですが、この時ばかりは、様々な要因が重なり、非常にプレッシャーを感じていたと思います。

  • 現在の事業において

    精密機器を取り扱ってからもう88年目を迎える会社です。海外進出をしたのは業界の中でも早い方だったと思います。振り返ってみると、日本初や世界初というイノベーションを起こしてきた会社です。日本の機械工学においてはパイオニアと称される部分もありますが、沢山のお客様や技術者様の支えがあってここまでこれました。近年は半導体産業や製薬業界や建築関係の事業方々とのご縁が増えてきています。

  • 今後の目標

    4領域で世界トップシェアを目指します。カノマックスグループは現在、日本と中国に生産拠点、米国にマーケティング・セールス拠点を持っています。室内環境・流体計測・粒子計測・質量分析の4つのビジネスカテゴリーにおいて世界シェアトップの製品を創造することを目指すべく、アジア地域ではシンガポール、欧州では英国などを初めとし、重要な市場が存在するロケーションへ自社拠点の整備を通じてグローバルなグループの成長基盤を確かなものとすることで、優れた製品の創造のみならず、おもてなし精神に裏打ちされた最良のサービスプロバイダーとしての顧客価値創造にも腐心して参ります。

  • 若者へのメッセージ

    もっと外の世界に飛び立ってみてください。私も自身で体験したからこそ強く感じますが、外の世界には自分の知らないことが沢山あり、そこで知ることや学ぶことで、より人生が豊かになります。是非、もっとチャレンジをしてみてください。

会社概要

企業名 日本カノマックス株式会社
所在地 大阪府吹田市清水2番1号
業種 製造
設立 1951年
資本金 97,500,000円
従業員 150名
事業内容 精密計測機器製造業
URL http://www.kanomax.co.jp/

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