PROFILE
賢者プロフィール
氏名 | 星野 佳路 |
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会社名 | 星野リゾート |
出身地 | 長野県 |
出生年 | 1960年 |
こだわり | 日本文化を大切にすること |
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趣味 | スキー |
特技 | オフピステ |
休日の過ごし方 | 子供と遊ぶ |
座右の銘 | 侃々愕々 |
心に残る本 | 内村鑑三「後世に残る遺物」 |
尊敬する人 | カルロス・マルチネス氏(軽井沢・聖パウロ教会神父) |
現在の仕事の魅力と苦労 | 観光産業は地方経済を支える基幹産業として注目をされているところに魅力を感じる。苦労はありません。 |
HISTORY
賢者ヒストリー
山と川に囲まれた温泉旅館に育ち、とにかく外で遊ぶことが多く、小学校の頃は遊んだ記憶しかありません。今の東京での暮らしとはかけ離れた生活でした。中学から大学までアイスホッケーをし、大学では1年生の時からレギュラーとして試合に出場しました。実績や成果は上がっているにも関わらず、チーム全体で目標にしている成果はなかなか出てこなかったのですが、3年生の時に部全体の問題点を把握でき、こうすればできるというロードマップがはっきり見えた為、1年間この部を任せてもらいたいという想いから、本来ならば監督や4年生から指名される次期主将に自ら立候補しました。 大学卒業後、実家を継ぐことを見据えてアメリカの大学院に留学し、ホテル経営を学びました。日本を出ていく時には、海外のホテルやリゾートにあこがれがあり、たぶんそれは実家の温泉旅館に対する格好悪さみたいなものと結びついていたのだと思います。日本の温泉旅館はださくて格好悪い、海外のホテルはかっこいいという意識があり、かっこいいリゾートを目指していましたが、2年間勉強した結果、自分の意識の中に大きな変化ができ、視野が広くなりました。日本の地方の温泉旅館を含めた宿泊形態は、実は世界に誇れるポテンシャルがあるというところに気が付いたのです。
アメリカから帰国後、星野温泉の副社長として入社しましたが、長年続いた同族経営のしがらみに直面し、退社。2年後に再び呼び戻され、社長として経営を任されました。
依然として同族経営のしがらみは根強く、多くの社員が離れていってしまいました。しかし、長年続けたアイスホッケー部で培った自分のスタイルから、上からの目線だけでなく社員全員が一体となって一つのチームとして力を合わせ、戦う姿勢も含めて会社全体を良くしていくという考えのもとやってきました。92年に「リゾート運営の達人」というビジョンを掲げ、95年には社名を星野リゾートに変更。バブル期はリゾートは建物を建てればなんとかなるという感じが業界全体にありましたが、実はリゾートはハード面だけでなくソフト面も大事で、運営の能力がリゾートの価値を生みます。お客様に「また来たい」と思わせるための顧客満足向上やマーケティングをいち早く意識してきました。
運営の達人として定義している数字に3つの数値目標があります。「利益率、お客様の満足度、環境適応度」この数値目標を同時達成することが目標です。現在32施設くらい運営していますが、どの施設もこの3つの数値目標を同時達成できていませんので私たちの実力はまだまだだと思っています。運営の仕組みやノウハウを進化させ、決めたビジョンを最短距離でまっすぐ目指します。
COMPANY
会社概要
企業名 | 星野リゾート |
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所在地 | 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉 2148 |
業種 | 教育・学習支援業 - その他 |
設立 | 1904年 |
資本金 | 1億3,000万円(2017年8月現在) |
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従業員 | 2,472名(2017年4月時点) |
事業内容 | 総合リゾート業、リゾート・温泉旅館経営 |
URL | http://www.hoshinoresort.com/ |