KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

スポーツコミュニティ株式会社
中村 伸人

スポーツで共育目指す
KENJAの改革

日々ライフスタイルが変化する中、スポーツスクールの運営を通して時代に合わせた変革を進めるKENJA。スポーツを通じ、子どもたち、そして指導者、両方の共育を実現すべく、KENJAの改革は止まらない。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 中村 伸人
会社名 スポーツコミュニティ株式会社
出身地 神奈川県
出生年 1974年
こだわり 成功がイメージできるまで考え抜くこと
趣味 スポーツ観戦 読書
休日の過ごし方 家族と過ごす
座右の銘 山溜穿石
尊敬できる人 父親

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    スポーツが得意だったせいか体育委員会の委員長やクラブの部長など立候補はしていないのですが、なぜか推薦で全員一致で決まってポストに就くことが多かったです。運動会とかで朝礼台の上でラジオ体操などをやる役で、いかにもスポーツしかできませんのオーラが出ていたと思います。学生時代は、体操競技を小学校から大学まで選手として活動し、全国大会など主要な大会は各世代で出場しておりました。体操競技は、自分の長所を生かし短所と上手く付き合う競技ですので、自己分析や客観的な評価などを行う要素があります。そこで自分の会社で今何が足りないか、他社とは違うストロングポイントは何かを考える能力も備わったと思います。大学時代は、人生で一番楽しかったです。その時の仲間が、いるからこそ今の自分のベースがあるのだと思っております。

  • 社会人時代

    私は、学校の先生になりたかったので大学院を修了した後はスポーツ専門学校の教員になる道を選びました。ただ専門学校といっても完全な会社組織で、部長、課長などの役職があり、社会人のイロハを徹底的に教えてもらいました。その中で私の役割は、生徒募集を担当する広報業務でした。上司に恵まれたこともあり、自由に発想し自由に企画する土壌を与えてもらいました。専門学校の常識は、高校訪問にアポなしで行き進路指導の先生に会うという非常に効果の薄い営業をしておりました。私は何とか効率的にしかも効果的に成果を出せないか?と考えた結果、スポーツ進学校や体育クラスがある学校にトレーナー講習を授業で無料で行いますという新しい営業を企て、学校訪問を廃止しトレーナー講習営業に切り替えました。それ以外にも広報担当として様々なアイディアを出し、当時200人だった専門学校を3年間で1400人の日本一学生が多い専門学校へと導きました。

  • 起業のきっかけ

    大学で選手は引退し、大学院の時に個人で体操教室を開かせてもらえたことが今考えると起業の一歩だったと考えられます。教室自体は、決まった曜日と場所だけ一部お借りして始めたもので、誰からも雇われている訳ではないので、教室のルールや月謝管理、お手紙や保険など当たり前ですが全て自分でやっておりました。幸運なことに、指導力も未熟な学生の体操教室に2人の子どもが入会して練習を始めてくれました。1回も広報活動は行っておりませんでしたが、2年間で結果的には、25人の子どもが通う教室になっておりました。週1~2回の教室だったので、これを月曜日から土曜日まで個人でやれば凄い収益になるな、とは思っておりましたが、先生になる夢があったのでスパッと切り替えて専門学校に就職しました。就職後、体操教室のビジネスモデルは事業になるのではと思い、事業計画をすぐ作り始めましたが、自分で起業して行うとは考えてもいませんでした。

  • 現在の事業

    いかに文明が進み、物の価値観が変化しても、子どもたちにスポーツを教える仕事は永遠になくならないものです。スポーツを通じた人間教育は、子どもたちの成長過程や心の発達において多くの学びを提供する場です。スポーツの現場は社会の縮図であり、リーダーや異年齢、弱者への配慮を直接学ぶことができます。日本では、スポーツビジネスという概念がまだ十分に浸透していない分野が多く、スポーツはボランティアで学ぶもの(スポーツ少年団や部活動など)から、プロの指導者から学ぶものへとパラダイムシフトを図りたいと考えております。スポーツの問題点をビジネスとして解決することをミッションに掲げ、スポーツスクール事業だけでなく、まだビジネス化できていない分野にも独自の方法で取り組み、ビジネス化することが事業の魅力です。

  • 今後の展望

    台湾での海外展開、M&Aを推進する中で、以前から構想にあった中国進出が現実味を増して来ました。日本とは体操文化が違う(小学校で跳び箱がなかったり)ため、当初は苦労しましたが、台湾式を学ことにより、次の中国では台湾のやり方がカルチャーフィットすることもあり、中国への進出を進めていきたいです。また、千葉の松戸市と提携をして、自治体向けのITサービスもスタートし、各地方自治体、全国展開を進めていく予定です。

  • 若者へのメッセージ

    27歳で創業して右も左もわからない若者だった私も、事業の面白さ、ビジネスの深さを感じながら今も仕事をしております。若いからできること、夢を実現する時間が沢山ある若い方の未来は、輝かしいものです。優秀な若い人たちに刺激を受けて、私もこれからも楽しく仕事をして日本のスポーツ改革を行っていこうと思っています。そんな刺激ある若い人のアイディアや行動力を生かして自分のやりたいこと、やりたかった夢をぜひ実現してください。

COMPANY

会社概要

企業名 スポーツコミュニティ株式会社
所在地 神奈川県横浜市西区北幸2-9-30
横浜西口加藤ビル4F
業種 サービス - 専門サービス
設立 2002年
資本金 3,000万円
従業員 200名
事業内容 体操教室を主軸としたスクール事業
URL https://sports-community.co.jp/
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