KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

ブラザー工業株式会社
小池 利和

挑戦なくして成功なし

「失敗してもいいからやってみようと思った」これは、入社3年目にして、一大プロジェクトの旗振り役に立候補した時の賢者の言葉だ。その決断から二〇数年が経ち、社長として攻めの経営を見せる賢者だが、その口から「失敗を恐れずにやってみる事が大事」という言葉が聞けた。首尾一貫したマインドこそ賢者の武器であり、未知の領域に果敢に挑戦し続けて発展してきた、ブラザー工業の風土なのである。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 小池 利和
会社名 ブラザー工業株式会社
出身地 愛知県
出生年 1955年
座右の銘 鶏口となるも牛後となるなかれ
日本を背負う若者へのメッセージ 最初から小さくまとまるのではなく、 大きな夢を描きながら明るく楽しくやることが大切です。 今の時代、突然何が起こるか分かりません。ただ良いときも悪いときも、常に目標や夢と自分に向き合いって物事に望んで欲しいと思っています。
趣味 ハイキング、ワイン、スポーツ観戦、音楽鑑賞など

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 社会人時代について

    大学卒業後入社したブラザー工業は、その当時、国内での訪問販売を主流だったスタイルを、海外進出を強化する方針へ転換を決めた時期でした。 自社ブランドのプリンターをアメリカ市場で展開する事になり、まさにその旗振り役に私は手を挙げました。 入社3年目だったのですが、失敗しても人生の肥やしだ!と思い切って一歩前に出た事を今でも覚えています。結果、そんな若者に、ドットプリンターの米国市場開拓における責任者を任せてくれた会社の社風に今でも感謝しています。

  • アメリカ出向時代ついて

    順調に業績を伸ばす事ができ、ブラザーインターナショナルコーポレーション (U.S.A) に出向してから10年。本当に紆余曲折ありました。特に競合他社の出現なども強烈でグローバル企業の強さを最前線で目の当たりにしました。「このままだと会社は倒れてしまう」と日本本社に報告することもしばしば・・・ ただ、そんな時でも自分を奮い立たせるのは、自分でした。「おれがやらなきゃどうする!」と乗り越える事ができました。自社開発、自社製でのレーザープリンターの成功を収め、2000年に現地法人の社長に就任。そして帰国後、2007年にブラザー工業社長就任に至りました。

  • 今後の目標

    新しい事業の芽をどれだけ摘まずに育てている事ができるか、というチャレンジ精神はいまも健在です。私はどちらかというと後ろを振り返らずに、前を向いて突き進む!という性格なので、今後もグローバルに色々な事に視野を広く持ちながら展開していきたいと思っています。

COMPANY

会社概要

企業名 ブラザー工業株式会社
所在地 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号
業種 製造
設立 1934年
資本金 19,209百万円(2020年3月31日現在)
従業員 連結 37,697名 / 単独 3,800名(2020年3月31日現在)
事業内容 [プリンティング・アンド・ソリューションズ事業]
プリンター、複合機、ファクス、電子文具、タイプライター
[パーソナル・アンド・ホーム事業]
家庭用ミシン、カッティングマシンなど
[マシナリー・アンド・ソリューション事業]
工業用ミシン、工作機械、ガーメントプリンター
[ネットワーク・アンド・コンテンツ事業]
業務用通信カラオケシステム、コンテンツサービス、コンテンツ配信システムなど
[工業用部品事業]
減速機、歯車など
URL https://global.brother/ja
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