PROFILE
賢者プロフィール
氏名 | 藤井 健太郎 |
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会社名 | バイオゾーンメディカル株式会社 |
出身地 | 東京都 |
出生年 | 1971年 |
こだわり | 健康管理 |
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趣味 | スポーツ観戦 |
特技 | 継続 |
休日の過ごし方 | 映画鑑賞 |
座右の銘 | 健康第一 |
好きな食べ物 | サーモン |
尊敬できる人 | トーマス・エジソン |
HISTORY
賢者ヒストリー
幼い頃、何か間違いをしたとき、ただ叱られるのではなく、「なぜそうしたのか」を必ず言葉で説明させられる家庭で育ちました。自分の言動に責任を持ち、論理的に伝える力は、あの頃の習慣の中で自然と培われていったのだと思います。父は非常に厳格で、家の中には常に緊張感がありました。一方で、母はそんな私をそっと見守ってくれる、心の拠り所のような存在でした。兄弟はいなかったこともあり、どこか尖った性格だったと思います。絵を描くことが大好きな一面も持ち合わせており、自由な発想で形をつくっていくその感覚が、今、経営を「デザイン」と捉える感覚にもつながっていると感じます。
大手証券会社へと就職を決めました。その4年後には海外留学を決意し、語学や異文化に触れる中で、日本語の良さや日本製品の品質、そして日本食のクオリティに改めて感動いたしました。留学中に友人宅を訪れると、日本製品ばかりが並んでおり、壊れにくく長く使えることから非常に信頼されているのだと再認識しました。帰国後は、培った語学力を活かして、日本と海外をつなぐ教育事業や人材派遣事業、デザイン事業をスタートしました。デザイナー向けの留学プログラムの企画、資格取得支援など、多岐にわたる活動をする中で、経営の基礎を少しずつ学び始めました。
証券会社時代には様々な企業の経営コンサルティングに関わっていましたが、自ら経営することは初めてでした。デザイン業を始めたとき、私は経営そのものも「デザイン」だと定義するようになりました。将来像に向けて企業の決算というデッサンを描き、それに合わせて事業を成長させて新しい価値を創造するという考え方です。そんな中、現在所属している会社の社長から「株主対策で困っている」という相談を受け、コンサルティングを兼ねて関わることになりました。証券会社時代の知見が生かせるのではないかと思ったことが、後に代表取締役として経営のバトンを引き継ぐ大きなきっかけとなりました。
2004年、代表取締役に就任してから、職場改善、伝統事業の再構築、新分野への挑戦と、改革を進めてまいりました。現在は医療機関や医療技術者の皆様からのアドバイスを活かし、医療機器の開発、製造に取り組んでいます。とりわけ、殺菌、消毒においては、あらゆる手法に対応できる自社技術を持ち、消毒後も安心して施設を使用していただけるよう、ガス分解装置なども開発しております。また、医療用コーティング技術も新たに取り入れ、社内で製造を行っています。誰もがやったことのない分野に挑戦するという点において、もの作りへの情熱が今の原動力となっております。
日本から世界へと、衛生管理の技術や製品を届けるため、2022年には社名を「バイオゾーンメディカル」に改め、再スタートを切りました。現在は、患者様の血管内に入る高度管理医療機器の製造技術の開発に取り組んでおり、量産に向けて製造の効率を高める努力を続けております。新規事業は困難も多いですが、新しいことにどんどん挑戦していきたいと考えております。日本の製造クオリティの素晴らしさや、品質管理技術の価値を世界に伝えていくことが今後の大きな目標です。
新しいことへの挑戦は決して楽なものではありませんが、日々コツコツと努力を続けることが最も大切だと実感しています。自分自身も実践しながら、地道に取り組んでおります。もの作りの現場には、まだまだ世界に広めるべき日本の価値がたくさんあります。私たちの事業に共感し、意義を感じてくださる方々に、ぜひ一緒に取り組んでいただきたいと思っています。そして、自らの手で新しい価値を形にしていくという気持ちを大切に、未来を切り拓いていってほしいと願っています。
COMPANY
会社概要
企業名 | バイオゾーンメディカル株式会社 |
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所在地 | 富山県富山市南央町3-37 |
業種 | 製造 |
医療・福祉 - 医療 | |
サービス - 専門サービス | |
設立 | 1895年 |
資本金 | 5,000万円(2025年6月 現在) |
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従業員 | 110名(2025年6月 現在) |
事業内容 | 医療機器の製造・滅菌、クリーン機器の販売・滅菌・メンテナンス業務、その他消毒・殺菌・滅菌、防虫コンサルティング・メンテナンス業務 |
URL | https://www.biozone.co.jp/ |