菱自梱包株式会社
亀岡 義男

やればできる

安定した経営を50年続けてきた菱自梱包は、変化を求めていなかった。 しかし社長に就任した賢者は、未来を見据えてある改革に着手する。 それは、自分で考える社員の育成だった。

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賢者プロフィール

氏名 亀岡 義男
会社名 菱自梱包株式会社
出身地 岡山県
出生年 1967年
こだわり 先入観を持たず、見て、聞いて、感じて、行動する。
趣味 始めたばかりのゴルフ
休日の過ごし方 ドライブ、ゴルフ練習
座右の銘 先ずは、ヤレっ!
好きな食べ物 イタリアン
尊敬できる人 匠と称される職人の方々

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    何事にもあまり興味を持てない子供だったと思います。一緒に遊ぶ友人は大勢いたのですが、心底笑って遊んだ…と言う感じではなかったと思います。楽しくないわけでもなかったと思いますが、いつも遠くを見つめ何かを探していた。そんな幼少時、学生時代だったようです。きっと、何かが違うと思っていたのでしょうね。高校3年生の時、部活動の全国大会で惜しくも3回戦で敗退してしまいました。当然、チームメイトは悔し涙を流していました。でも、私は泣けなかった。涙が出るほど一生懸命やってなかったのでしょう。チームの一員として頑張っていれば、当然仲間と同じ気持ちで悔しがっていたに違いありません。でも、そうではなかった。もう少し自分が熱心に練習に励み努力していれば、シュートも外さず勝っていたかもしれない。そういう状況は何回もありました。本当に申し訳なくて悔いが残る想い出です。チームの一員として歩んで行こうとするのであれば、その仲間に迷惑を掛けぬよう最大限の努力をしなければならない。悔し涙が流れるほど頑張らなければならない。それが出来なければ身を引くべきです。猛省の高校3年生でした。

  • 社会人時代

    ろくに就職活動もせず、地元の造船所に就職しました。特に船が好きだったわけでもなく、たまたま届いたDMを見て、実家から通えると言う理由で選びました。その時も何をしたいか全く分からず、やりたいことを探していたんだと思います。入社後、現業部の電気技師として配属されたのですが、大学の専門知識を求められることはなかったので、勉強をしていなかったことがバレずに済んだのは幸いでした。しかし、勉強することが山ほどあり、社会人になり初めて懸命に勉強をしました。「やらされている」という感覚が、自分で「やっている」と言う感覚に変化していったことがきっかけで、高校時代の猛省もあるので、社会人になってからは誰よりも頑張ったつもりです。周りに迷惑を掛けることの無いよう必死で学び、技術を吸収しました。その熱意のあまり先輩や上司と衝突することも多々ありましたが、結果は出していたと思うので、社内でも変に目立つ嫌な若造だったと思います。新事業立ち上げのため白羽の矢が立ち、入社3年目に大阪へ転勤。目立ち過ぎて「飛ばされた」感は否めないのですが、新事業にのスタッフに選出された高揚感で、十分にプライドも満たされました。配属された新事業では緊急性の高い特殊船の修理要請が多く、「業務」よりは「任務」的な緊張感のある仕事で「最短で確実に必ず直して出航させる」これが私のテーマでした。同じようなトラブルでも、発生した状況が違えば原因も違い、トラブルシューティングも幾通りも存在する。先入観を以って現場に挑み、検討が合えば超ラッキー。違えば迷宮を彷徨い何倍もの時間が掛かってしまい、お客様に迷惑をお掛けしてしまいます。「先入観」を持たず、よく見て、よく聞いて、良く感じて、よく考えて、そして最適な道を進む。結局、これが一番の近道のような気がします。そして、それが私のワーキングスタイルとなっています。

  • 社長就任のきっかけ

    前職の転勤先から地元へ戻されることなく、大阪が定住先となりました。実家へ帰省する度に両親の老いを感じ「いったい誰がこの先親の面倒を看るのだろう」と気になり始め、心配事の一つとなっていました。兄妹たちは全く地元に戻る気はなかったので、意を決して地元へ戻り、父の経営する会社へ入る事としました。父の会社で7年間現場経験を積み、2014年に社長に就任したのですが、オーナー会長である父が実権を持ち続け、改革を推し進めようとしても思うように進んで行かないことが多々ありました。「今が順調なのに、なんで変える必要があるんだ。このままで良いだろう」保守的でワンマンな経営が古い体質を根強く蔓延らせ、新たなことを生み出す力はこの会社には無いように思いました。このままでは、ますます激化する競争社会に取り残される。それどころか淘汰されるのも時間の問題だ。変わらなかった、変えてこなかった古い体質。よどんだ社風を早く変えていかなければならない。そういう焦りと不安の毎日でした。

  • 現在の事業

    いつ何時でも競争に勝てるような企業力を高めなければならないと思っています。それには、社員一人一人の力が結集して成り立つもので、厳しいビジネス環境にあっても個々の前向きな姿勢、やってやるんだ!という強い気持ちは不可欠です。そのための社員教育は勿論ですが、職場のコミュニケーションの結果として、「正確な伝言ゲーム」をテーマに活動を進めています。理想は社長の考え、指針がすべからく新入社員まで届いていること。それが出来ていないと経営の舵取は難しくなるのは当然です。会社役員、管理監督者、担当スタッフ、現場の職長、班長、そして一般社員。会社によって職制は違いますが、どこまで社長の意思が伝わっているか確認すると興味深い結果が出てくると思います。いつも同じ場所で伝達が途絶えてしまい、一般社員まで意志が伝わっていない。まさかと思われるかも知れませんが、実際に起こり得ることです。功名な講師のセミナー、講習会でスキルアップを図るのも良い策だと思いますが、弊社は未だそんなレベルではありません。基本を確実に身につけさせ、経営ビジョンに示す「お客様に選んで頂ける企業」に向け改革を進めていきます。人材づくり、そして従業員が心地よく集う会社づくり。軽んじることなく推し進めたいですね。

  • 今後の目標

    この50年、弊社は国内大手自動車メーカーの協力会社として仕事をして参りました。50年間継続して一事業を展開してきたことは大変すばらしいことだと思いますが、時代の変化が激しい昨今、既存事業一つに頼り続けるのは非常にリスクの高い会社経営だと思います。自社の強みを活かせられる既存事業に関連した事業を国内外問わず展開し、次世代の柱となるような新事業を立ち上げることを目標とします。そして100年企業を目指します。

  • 日本を背負う若者へのメッセージ

    お恥ずかしい話しですが、私の夢は未だ見つかっていません。今は唯々、目標に向かって懸命に頑張っている最中です。夢が見つかったころには、きっと何でも乗り越えられる強靭な精神力と柔軟な思考力が備わっていると信じます。そして、私は誰よりも早く夢をつかむことができるでしょう。今、皆さんはその準備期間だと思ってください。いろんな思考で、いろんなことに挑戦し、挫折も繰り返し、耐えて耐えて頑張って目の前の壁を乗り越えてください。若いのだから何でもできます。くじけず諦めず粘り強く生きてください。

会社概要

企業名 菱自梱包株式会社
所在地 岡山県倉敷市水島明神町7-20
業種 運輸
卸売・小売
設立 1955年
資本金 5,000万円(2018年6月現在)
従業員 100名(2018年6月現在)
事業内容 各種車輛の部品・付属部品の梱包・荷役作業、積載型運搬用機械の販売
URL https://www.ryojikonpou.co.jp/

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