PROFILE
賢者プロフィール
氏名 | 笠原 喜雄 |
---|---|
会社名 | アースシグナル株式会社 |
出身地 | 埼玉県 |
出生年 | 1982年 |
こだわり | 納得がいくまで調べてしまう |
---|---|
趣味 | 読書、映画鑑賞、おいしいご飯屋探し |
特技 | 人を大事にできる |
休日の過ごし方 | 大学院の講義と勉強、子供の野球観戦 |
座右の銘 | 他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる |
好きな食べ物 | うな重 |
尊敬できる人 | 吉田松陰、松下幸之助 |
HISTORY
賢者ヒストリー
幼少期、両親が離婚するまでは、かなりの貧乏だったと今では思いますが、当時はそれを感じることはありませんでした。よく母親が作ってくれた味噌おにぎりを食べていた記憶があり、それが日常だったからでしょう。小学4年生の頃、布団で寝る前に「人はいつか死ぬんだ」とふと思い、不安にかられました。それ以降、どこか冷めた子供になったように感じます。中学から高校にかけては、負けず嫌いの性格が災いし、しょっちゅう周りと衝突していました。そして高校2年生で中退しましたが、この経験が私の反骨精神と自己成長の原動力となりました。
私は創業時に決まったものを決まった通りに施工する仕事に従事していました。その中で「もっと世の中に貢献できるのではないか?」と自問自答を繰り返していた時期に、太陽光を電気に変える技術が既に存在していることを知り、さらに国が補助金を通じて普及を推進しようとしていることを知った瞬間、非常にワクワクしました。しかし、一介の職人である私がすぐに事業を展開できるわけもなく、元請けの社長から「まずは資格を取得すべきだ」とのアドバイスをいただき、そのサポートのおかげで今があります。やりたいこととできることのギャップに悩んでいた中、2011年の東北大震災が発生し、防災の重要性と自分の無力さを痛感しました。この経験が、私の事業の方向性に大きな影響を与えました。
創業のきっかけは、職人の給料だけでは家族を養っていくことが難しく、家族の生活を楽にしたいとの思いから創業を決意しました。その当時、一番大事にしていたことなどなく、ただ頂いた仕事を一生懸命にするだけしかありませんでした。一枚あたりおよそ20㎏の外壁材を一枚一枚計180枚、合計3.6tを貼る仕事でしたので、他のことを考える余裕すらありませんでしたね。
現在最も注力しているのは、一般家庭や企業、公共施設などに太陽光発電と蓄電池を導入し、災害時に備える防災力の強化と地域の脱炭素化を推進することです。地球温暖化が深刻化する中で、持続可能なエネルギーの利用と地域の自給自足型エネルギーモデルの実現に力を入れています。これにより、環境負荷を減らしつつ、地域社会のレジリエンスを高めることが目標です。また、技術革新とともに、次世代のために安全で安心なエネルギー基盤を提供することを大切にしています。
私たちも決して大きな敷地ではないですが、米作りを始めて4年目になります。自分たちで農業に取り組んでいるからこそ、その大変さや苦労が身に染みて分かります。この経験を活かし、今後は再生可能エネルギーと現代の技術を融合させて、農業の効率化や高収益化を目指したいと考えています。例えば、再生可能エネルギーを活用しつつ、地域で生産された農産物をサブスクリプション型で届けるサービスを展開したいと思います。エネルギーと農産物が地域で生産され、地域で消費されるモデルを実現し、持続可能な社会に貢献することが目標です。
私自身、まだまだ若者のつもりでいるので、若者へのメッセージを語るのは少しおこがましい気もします。しかし、強いて言うならば、まずは我々世代が本気で社会を良くするために取り組む姿勢を見せることが何より重要だと感じています。言葉だけではなく、行動で示すことが大切です。挑戦を恐れず、変化を受け入れ、新しいことに果敢に取り組む姿勢を持つことで、未来は開かれます。皆さんには、その行動力と柔軟さで新しい日本を築いてほしいです。我々も、しっかりとバトンを渡せるように努めますので、一緒に未来を切り拓いていきましょう。
COMPANY
会社概要
企業名 | アースシグナル株式会社 |
---|---|
所在地 | 埼玉県川越市氷川町30-1 |
業種 | 建設 |
不動産 - 不動産取引 | |
農林水産 | |
設立 | 2009年 |
資本金 | 2,000万円(2024年4月 現在) |
---|---|
従業員 | 50名 |
事業内容 | 再生可能エネルギーに関する事業全般、一般住宅の新築・リノベーションに関する設計・施工・保守全般、健康、美容に関する事業全般、農産物に関する企画、耕作、販売 |
URL | https://earth-signal.co.jp/ |