有限会社新宅善廣商店

新宅隆史

この映像・情報は 2024年5月当時のものです

“木育”の
輪を広げる

コンクリートや鉄骨の普及により建物の耐久性が向上。その一方で建設頻度は低下し、木材の需要も減少し続けている。そこで材木店として建築資材を流通するだけでなく、木材を使った新たなサービス展開に挑戦してきた新宅善廣商店。健康的で持続可能な社会の構築を目指す賢者の、その情熱に迫る。

氏名	新宅隆史
会社名	有限会社新宅善廣商店
出身地	兵庫県
出生年	1969年

こだわり	出会いを大切に
趣味	ゴルフ
特技	カラオケ
休日の過ごし方	お酒
座右の銘	僕と真剣に付き合う人を全員幸せにする
好きな食べ物	鯖
尊敬できる人	新宅善廣（父）

HISTORY
賢者ヒストリー

幼少期～学生時代

母親に聞くと、子供の頃はずっと泣いているような少年だったようです。高校生から激変しました。おそらく部活動が厳しかったということが理由かと思います。それ以外は、ヤンチャというよりは、どちらかと言うと遊んでいたと思います。学生ながら、様々な人生経験をしたと思います。
社会人時代

19歳で木材問屋に就職しました。その当時、父親も同じ会社の営業部長でサラリーマンでした。父親の営業成績は社内でダントツのトップでした。社長の息子が会社に入社する事はよくある話ですが、僕と父親は同じ雇われサラリーマンなので、やりにくかったと思います。
社長就任のきっかけとその当時

7年前に父親の立ち上げた会社で、突然社長をやってほしいと言われました。小さな会社なので社長も社員も一緒だろうと思っていました。ですが経営を一度もした事がなかったので経理や税金や借入など、するべきことがたくさんありました。小さな会社ですが父親が全魂を込めて作った会社です。私が潰す訳にはいかないと思いました。
現在の事業

7年前に社長業をやらせていただいた時に誓ったことはいくつかありますが、強い会社にしたいです。7期連続黒字です。大変ありがたいことです。利益を出すことは会社として当たり前のことですが、変化を恐れない会社にしたいです。絶えず挑戦し続ける事が出来る会社にしたいです。
今後の展望

資本力や組織力に負けない会社にする為に6年前から始めた新規事業があります。日本にしか生息しえないヒノキを使った木製玩具「IKONIH」と言う子供向けの木製玩具の製造と販売です。変化を恐れない会社にする為の第一歩です。山に生えている木材の40％は人工的に植えられた植林木で、更に植林木の60％が杉、40％がヒノキなんです。杉はアジアの色々な国に生息していますが、ヒノキは日本にだけ生息しているんです。そのヒノキを使い未来ある子供達に木の温もりや肌触りなどを感じてもらい木の素晴らしさを幼い頃から実感してもらいたいと思っています。
若者へのメッセージ

僕は人に語れる程のいい人では有りませんが、IKONIHと言う物、IKONIHに関わる人と出会って人生が変わったと思ってます。IKONIHを始めた時は50歳でした。新しい商売、新しい環境、新しい人との出会いは素晴らしいですが大変です。周りからは心配や疑問の声も頂きましたが、僕は全く疑ってませんでした。本気だからです。自分の人生は自分で切り開け！でもダメな時や辛い時も有ります。でも大丈夫。本気でやってたら誰かが必ず認めてくれる。本気でやってたら誰かが必ず助けてくれます。日本の未来を託されるのは若者しかいないのです。自分の為、大切な人の為に頑張ってください。人生一回。たった一回。死にものぐるいで生きてください。そして思いっきり楽しんでください。

COMPANY
会社概要

企業名	有限会社新宅善廣商店
所在地	兵庫県神戸市西区神出町田井1320
業種	卸売・小売
設立	1991年

資本金	300万円
従業員	4名
事業内容	一般、公共建築用造作材の製造、販売、社寺、仏閣用優良材の製造、販売、内地材、外国産材、各樹種取扱い、木製玩具（IKONIH）の販売。
URL	https://shintaku-wood.com/