KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

リサール酵産株式会社
飯川 隼斗

未来の土壌を
支える存在

農業において化成肥料や農薬による土壌悪化が問題視されている昨今。賢者は、微生物を活かした独自の資材で土壌を健康に保ち、作物の品質と収量を向上させてきた。健やかな土づくりにかける賢者の信念に迫る。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 飯川 隼斗
会社名 リサール酵産株式会社
出身地 埼玉県
出生年 1993年
こだわり 捨てればゴミ、活かせば資源
趣味 仕事、子育て、旅行
特技 土づくりのことなら365日いつでも即レス対応
休日の過ごし方 仕事、子育て
座右の銘 土から離れては生きられない
好きな食べ物 ラーメン、ステーキ
尊敬できる人 西出隆一氏(農家)

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    幼稚園の頃はサッカーや水泳に親しみ、小学校1年生からは硬式テニスを始めました。幼少期の夢はプロテニスプレイヤーになることでしたが、小学校高学年の頃に思うような結果が出せず、挫折を経験しました。そこで、中学校入学を機にソフトテニスへと切り替える決断をいたしました。ソフトテニスに転向してからは、中学時代に県ベスト8に入ることができ、高校時代には県優勝、さらには関東大会で5位という成績を収めることができました。大学時代もソフトテニスを続け、サークル活動に加えて社会人サークルにも参加し、社会人大会では県ベスト4を2度経験し、全国大会にも出場する経験を得ることができました。

  • 社会人時代

    大学卒業後は、東証一部上場の金融機関に入社し、お客様の不動産を担保とした融資業務に携わってまいりました。入社式では新入社員代表として挨拶を務めさせていただき、現場では不動産業者様や保険会社様へのテレアポや飛び込み営業を経験する一方で、担保不動産の調査や稟議書の作成など幅広い業務に取り組んでまいりました。そうした実務を通じて営業力や調査・事務能力を磨き、社会人としての基礎を培ったのち、2年間の勤務を経てリサール酵産へ入社し、現在に至っております。

  • 社長就任のきっかけとその当時

    リサール酵産は祖父の代(創業者)で一部株式を外部に手放し、以降、父は代表取締役社長でありながらオーナーではない状態が30年以上続いていました。私は入社前からその状況を把握しており、「他人が大株主であること」を最大の課題と捉え、どう交渉するかを常に考えてきました。2023年8月に大株主から株式買収に成功し、私がオーナーになることができました。その後も少数株主からも買取を進め、2025年5月にはすべての株式を父と私の2人で保有する体制が整いました。株式を集約できたことで、ようやく土台が整い安心して次の挑戦に踏み出せる体制ができました。

  • 現在の事業

    カルスNC-Rの効果をお伝えするだけでなく、リサール酵産という会社や私自身のブランディングにも力を入れています。SNSでは顔出しで動画を発信し、いただいたコメントには必ず返信するよう心掛けています。信頼される人として覚えていただくことで、商品の背景にある想いや会社の姿勢まで届けられると考えています。特に家庭菜園やガーデニングユーザーの方は週末に作業されることが多く、問い合わせも金曜夜や土日に集中します。そのため「即レス」を徹底し、不安を残さない対応を大切にしています。この取り組みを始めたきっかけはコロナでした。展示会や対面営業が難しい中、SNSを本格的に開始したことで、農家の方々だけでなく家庭菜園や芝生愛好家の方にも広がり、それぞれの悩みに合ったご提案をしてきました。その結果、想像以上の反響をいただき、「伝える力」に本気で挑む決意を固めました。

  • 今後の展望

    私たちリサール酵産のミッションは「土づくりは未来づくり」です。次世代に残すべきなのは、化成肥料や農薬に依存した痩せた土ではなく、土壌微生物が豊富で健全な土壌だと考えています。農業はもちろん、家庭菜園・ガーデニング・芝生まで、あらゆる土の悩みに寄り添い、微生物の力で地球にやさしい農業のあり方を広げていくことが使命です。これからは日本国内にとどまらず、海外にも展開し、世界の土壌改良に貢献していくのが目標です。そのために、新工場の稼働による安定供給体制の確立、次世代商品の開発、SNSやメディアを通じた発信をさらに強化していきます。50周年を新たなスタートとして、「土づくりは未来づくり」を合言葉に、農業・園芸の可能性を広げ、持続可能な循環型社会の実現へ挑戦を続けてまいります。

  • 若者へのメッセージ

    これから社会に出ていく若い世代には、「まずやってみる」ことを大切にしてほしいと思っています。やってみなければわからないことは、世の中にたくさんあります。私自身、経営の知識も農業の経験もないまま家業に飛び込み、日々試行錯誤の連続でした。入社後は地道な営業から始まり、やがてコロナ禍で従来のやり方が通用しなくなったときには、SNSやYouTubeなどの新しい手法に挑戦しました。そうした取り組みの積み重ねが実を結び、会社の売上は1億円から4億円へと成長しました。ただ、行動すれば必ず成果が出るわけではありません。うまくいかないことも、たくさんあります。だからこそ、行動したあとに振り返り、改善し続ける「PDCA」の習慣が欠かせません。一度で成功しなくてもいいのです。大切なのは、考え、工夫し、挑戦し続けることです。

COMPANY

会社概要

企業名 リサール酵産株式会社
所在地 埼玉県さいたま市北区宮原町2-110-12
リラ第3ビル3F
業種 製造
設立 1986年
資本金 3,000万円
従業員 15名
事業内容 農業用資材製造業
URL https://www.resahl.co.jp/
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