KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

データセクション株式会社
林 健人

Change the Frame

技術革新が進む現代で、実社会に変革をもたらし新しい暮らしをつくりあげてきたデータセクション。データ活用とは「分析だけでなく、その先の課題を解決に導きつつ顧客に寄り添うことができるかが重要」だと賢者は語る。技術と実社会の融合を目指すデータセクションの未来に触れる。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 林 健人
会社名 データセクション株式会社
出身地 東京都
出生年 1979年
こだわり 人生一度切り
趣味 サーフィン、サウナ、ジョギング、散歩
特技 幅広く人と打ち解ける
休日の過ごし方 子供と遊ぶ、BBQ、趣味
座右の銘 人間万事塞翁が馬
好きな食べ物 カレー南蛮、フルーツ全般、ワイン、モンブラン
尊敬できる人 稲盛和夫氏

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    両親ともに商人の家系で育ったこともあり「人」との繋がりをとても大事にすること、分け隔てなく誰とでも付き合うことを幼少期から意識して育てられてきた記憶があります。小学生の頃、放課後に友達と遊ぶ約束をせずに帰宅すると母親から学級名簿の電話帳を開かされ、遊ぶ友達が見つかるまでテレアポし続けるほどでした。最初は普段遊んでいない友達の輪に入ったりすることに抵抗感がありましたが、遊んでみると今まで知らない遊び方や遊び場があることを知り、自分一人の世界に閉じるのではなく人を通じて世界観を広げ、共に体験していくことの楽しさを知ることができました。

  • 社会人時代

    データセクションに参画するきっかけとなった2008年のリーマンショックです。当時、現SCSK株式会社のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)部隊に所属しており、データセクションもその際の投資ディールの一社でした。そこでリーマンショックにより投資部隊にいた私は会社都合による退職、一方でデータセクションも経営危機に瀕している中でデータセクションを私も含めた新経営陣でMBOを実施し、世の中の不況はどこ吹く風だと気にもとめず第二創業に至りました。元々資金難でしたのですぐに資金調達が必要となる火事場ではあったものの、何故か上手くいくに違いないという根拠のない自信に満ちあふれていました。

  • 就任のきっかけとその当時

    学生時代から経営者を志すにあたって、一番興味を持った学問がマーケティングでした。そのため大学は商学部のみを志望し、学部1年、2年の頃はマーケティングというものに関連する授業を貪るように受講していました。ただ、講義を受けるにつれて当時のマーケティング調査(1999年頃)ではどうしても測ることのできない消費者インサイトはクチコミデータだと分かり、学業でマーケティングを学ぶことの限界を感じていました。そこで前職の投資案件を通じてデータセクションがSNS分析をベースとしたクチコミ分析サービスを展開できる可能性を知り、世の中のマーケティングの在り方が変わると実感しました。当社に参画してからは、企業のマーケティング部隊の方々がSNSに投稿されたクチコミを通じて自社のマーケティング分析をすることが可能となるツールの開発やコンサルティングサービスに注力しました。

  • 現在の事業

    当社に参画してからずっと大事にしていることは「日本の技術力を用いてグローバルスタンダードになる」ということです。前職で投資先のスタートアップの起業家数百人と接しさせていただくなかで、アジア諸国やイスラエルに至る様々な国の起業家がおりました。そこで感じたのは日本のスタートアップは日本のマーケットに目を向ける一方、海外スタートアップは2〜3年目には近隣諸国のマーケットを目指します。技術の進歩が早い中、新興国と言われる国々でも日系企業が国内マーケットでシェアを得てから海外展開したのでは遅いのです。そうした状況を打破するためにも日本の技術力で海外マーケットに向けたビジネス展開を常に目指しています。

  • 今後の展望

    日本発のスタートアップ企業でありながらもグローバルマーケットで戦っていける企業集団で在り続けたいと思っています。現在はリテールテックの事業を世界20カ国以上で展開しており、主力事業となっています。しかし、会社名はデータセクションという名の通りリテール事業のみならず「データ分析を必要とする事業」にテクノロジーの力をもって事業開発をし続けたいと考えています。そのため、世界各国の様々な業界で事業展開する会社をグループ展開していくことを夢見ています。我々の目指す未来像は「世界中でテクノロジースタートアップ連合を創り上げる」ことです。

  • 若者へのメッセージ

    何歳になっても人生は自分の「自主」だと思っています。私は他人の人生と比較することや、逆に比較されることが最も好きではありません。自分の心と生きがいに素直でいる、そしてその思いに従って勤しむことが大事だと思っています。ただ、そう生きていながらも人生において沢山の失敗と挫折を繰り返してきました。でも自分の生きがいが見えている時はどんなに大変でも幸せですね。生きがいは変わることもあるし、見つからなくても焦る必要もありません。ただ考え続けているうちに中長期で近づいていくこともあります。皆さんが本当に「これだったら心の底から一心不乱にやり遂げたいと思う!」というものが見つかることを祈っています。

COMPANY

会社概要

企業名 データセクション株式会社
所在地 東京都品川区西五反田1-3-8
五反田PLACE8階
業種 情報通信 - ソフトウェア
情報通信 - 情報処理・提供サービス
情報通信 - インターネット付随サービス
設立 2000年
資本金 15億1,647万円(2023年3月31日現在)
従業員 正社員177名、パート28名(グループ連結合計 2023年3月現在)
事業内容 AIを活用したグローバルでの小売店販促支援事業が主力、受託開発事業とSNS分析事業も行う
URL https://www.datasection.co.jp/
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